2024.05.09

【ウィルオブ財団】定期活動報告 北小路優子さん/フィンスイミング

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和田 ウィルオブワークCSS所属。主にウィルオブ財団の運営を担当。
  • こんにちは!ウィルオブ財団運営の和田です!この記事では、少しでも皆様に「ウィルオブ財団」について知って頂くために、今期支援者の活動の様子を定期的に紹介させて頂きます!ぜひ最後まで読んで頂き、支援者の活躍を応援して頂けると嬉しいです!

そもそもウィルオブ財団とは?

ウィルオブ財団は、派遣会社を問わず「夢や目標に挑戦する意思を持つ全ての派遣社員」を対象に、

彼らの”挑戦する意志”を支援することで、㈱ウィルオブワークのビジョンである『Chance-Making Company』の実現と、

誰もが挑戦できるポジティブな社会を実現することを目的に、2021年に設立されました。

 

毎年、派遣社員に対して支援者の一般公募を行い、支援対象者として選ばれた派遣社員には、

1年間を通して1名あたり最大100万円の活動資金の支援を行っております。

派遣社員が多様な働き方の一つとして認識いただける機会を増やすべく、

派遣社員として働きながら夢や目標の実現を目指す彼らの“挑戦する意志”を支援することで、

当社のビジョンである『Chance-Making Company』の実現と、誰もが挑戦できるポジティブな社会を実現することを目指して支援を行っております。

3月活動報告  北小路優子さん

北小路優子さん 

ーフィンスイミング世界大会出場を目指して第1期から当財団が継続的に支援。

昨年度は見事に夢であったマスターズ世界選手権大会出場を果たし、銅メダル4つ獲得の快挙を達成。

3月活動報告:マスターズジャパンオープン大会を終えて

3月に行われた「マスターズジャパンオープン大会」に出場された北小路さん。

本大会は、目標であるマスターズ世界大会への予選を含んでおり、重要な大会のひとつとなっております。

 

試合結果<3種目>

・SF100m   1′06″01 1位

・SF50m     30″85 3位(1位の方は29″82)

・AP50m    29″59 1位

※SF(サーフィス)とは:スタートとターン後を除いて、シュノーケルを含む体の一部が必ず水面から出ていなければならない競技で、呼吸有りで競う種目です。
※AP(アプニア)とは:SFとは反対に、無呼吸で水中を泳ぐ競技です。ルールとして、顔は必ず水面につけて競技しなくてはなりません。フィンスイミングの中で一番スピードの速い種目となること、シュノーケルを用いた呼吸が必要ないため、人気の種目です。

 

なんと結果は…3種目中「2種目で1位」!!

素晴らしい結果ですね。そんな大会を終えた北小路さんにインタビューをして参りましたので、ぜひご覧ください。

  • 大会お疲れ様でした!3種目中2種目で1位…、本当におめでとうございます。
    個人的にはとても素晴らしい結果だと感じておりますが、本大会を終えて北小路さん的にはいかがでしたでしょうか?
  • ありがとうございます!
    1位を取れたことはとても嬉しいのですが…、個人的には反省も多い悔しい大会となりました。

    特にSF50mにおいて、1秒の差で1位を逃したことはとても悔しいですね。実はこの会場ではスタートのジャンプ台が滑りやすくなっており、この時もスタートで滑ってしまいました。またフォームに関しても肩で泳いでしまうクセがあり、後からビデオで見返しても、自分では気づかないうちにフォームが崩れていました。
  • そうだったのですね…。こうした些細なことでも1秒を争う世界では、とても重要な要素となるわけですね。
  • 本当にその通りなんです。私にとってこの結果やフォームのクセもそうですが、いま大きな山場を迎えています。
    5月にも大きな大会を控えており、ここが正念場だと思っております。
  • 昨年も世界大会という大きな舞台を乗り越えられた北小路さんですが、
    今回のようないわゆる「山場」にあたってしまった際、どのようにして乗り越えられておられるのでしょうか?

    ぜひアスリートのご意見を参考にさせて頂きたいです。
  • とにかく私が一番意識していることは、「マイナス思考は絶対にしない」ことです。
    もちろん悔しい結果から逃げるのは成長にならないので、しっかりと向き合い、反省をします。
    しかし、ここで落ち込むことはせず、「次にやるときはどうするか」を常に考え、マイナス思考を避けています。

    経験則上、マイナス思考や不安になってしまうことが、一番良くないと感じています。
    不安な気持ちになってしまった時は、日々の練習や努力を思い出し、「これだけ練習しているのだから…、」と鼓舞しています。
    それでも不安で本当にどうしようもない時には、「今自分は不安なんだな」と素直に受け止め、自身を客観視するようにしています。
    不安な自分を許し、受け入れて、その上でそっと横に置いておく感じです。
    ここでも大事なのは、マイナス思考にはならないことです。
    常に、いい方向やいい結果をイメージして、思考をポジティブに変化させています。
  • とても勉強になります…不安とうまく付き合いながら、ポジティブに物事をとらえる、これがとても大切なのですね!
    貴重なお話をありがとうございます。

    最後に5月の大会に向けて、今後の意気込みをお願い致します!
  • この春では、フォームについてとても大きな学びがあり、大きな収穫でもありました。
    5月の大会に向けて、技術的な取り組みはもちろんですが、ここまでくると、やはり一番は
    ベストコンディションをもっていくための体調管理とメンタル管理だと思っています。
    しっかり仕事の休みも取りながら、睡眠と食の徹底、そして自分を信じるメンタル管理を大切にしていきたいです。

    1位を目指すのはもちろんですが、順位よりもタイムを意識したほうが
    精神的もよいので、自己ベストタイムが出せるよう全力で頑張りたいと思います!

    精一杯頑張って参りますので今後もどうぞよろしくお願い致します。

最後に

いかがでしたでしょうか!

皆さんもたくさんの「山場」にあたることがあるかと思いますが、

そんな時はぜひ北小路さんのマインドも参考にしてみて下さい。

5月に日本選手権大会を迎える北小路さん。ぜひ応援を宜しくお願い致します。

 

今後も各支援者の活動の様子を配信していきます!

これからも、ウィルオブ財団の活動にご注目ください!



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