2024.09.04

【WILLハート会】スペシャルチャレンジJrプログラム~いよいよ最終回!実行、そして感謝祭編~

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WILLハート会 ウィルグループの有志社員で構成される、子どもたちのために寄付や支援活動を企画・運営する団体です。
  • WILLハート会事務局の多島です!
    前回の審査会編からあっという間に月日が流れましたね。
    年度の切り替えを挟み、環境に変化があった人も多いのではないでしょうか?
    過去2回に分けてスペチャレの様子をお届けしてきましたが、なんと今回はいよいよ最終回!
    審査会後の「実行」編、そして集大成の発表会である「感謝祭」編をお届けします!

審査会を経て

  • サポーターとして1年間伴走をしてくれた石井さんです。
    石井さん、最後まで本当にお疲れ様でした。
    審査会後、高校生たちはどのような流れでプログラムに参加したんですか?
  • ありがとうございます!
    これまでのフェーズは比較的「考えること」がメインでしたが、
    審査会以降は「実際に動く」ことがメインとなり、
    生徒たちは提案した案を実現させ、効果検証を行うフェーズに入ります。
    これが本当にパワーがかかるところで…。
    私がサポートしていたチームでは、半年間かけて以下を行いました。

  • 半年間かけてたくさんのことを実行に移したんですね!
  • そうなんです。
    高校生からこの話が出た時、「100人なんて本当にできるの?」と思っていたんですが、
    自分たちの力でちゃんと実行に移していて。
    アンケートは当然その後の分析が重要ですが、たくさんのデータから傾向を見つけたり、
    その傾向が確からしいものか調べるために、
    自分達で専門家の方々にアポをとりアドバイスを貰ったりもしていて、
    本当に感心しました。
  • アンケートやヒアリングだけではなく、ワークショップも開催したんですね!
  • そうですね。実際に高校生にとって活用できるものなのか、
    自分たちの狙いが出せているものなのか、最後までこだわって調整を行いました。

<ワークショップの様子>

  • たくさんの行動量と、色々な人達をしっかりと巻き込んで、ワークシートが完成したんですね。
    実際に完成したワークシートを見せてもらいたいです…!
  • ちょっとだけお見せしますね!(笑)

高校生が作ったワークシート

  • ワークシートは3STEPで構成されていて、
    【STEP1】では、進路を考えるうえで大切な自分の興味や関心について調べます。
    そして、それを活かせる職業について確認し、進路選択の1つの目標を決めます。

  • 【STEP2】では、その進路選択を親にどう伝えるかの準備をします。
    あらかじめ「親からこう言われそう…」という反対意見も考え、それに対する対策も練ります。
  • 本格的なプレゼン準備のようですね。
  • そうなんです。
    でもここで大事なのは、言い負かすのではなく、
    親子で納得のいくコミュニケーションを取ってもらうこと。
    そこでいよいよ半年間かけて実行してきた調査の出番です!

  • 【STEP3】では、この「親の性格タイプ別かかわり方」を使いながら
    親子で気持ちよくコミュニケーションをとって、
    お互い進路について納得できることをゴールとします。
    この図は100件を超えるアンケートを分析して見えてきた傾向をもとに、
    心理学の性格分析で用いられている5パターンに当てはめてグルーピングしたものです。
    心理学に精通しているスクールカウンセラーの先生にアドバイスをいただきながら、
    その性格に応じたコミュニケーション方法をまとめることができました。
  • 進路選択の場に限定せず、日常生活や社会人になっても使えそうなシートですね!

いよいよ集大成!感謝祭!

  • 感謝祭とは、これまでお世話になってきた方々をご招待して、1年間の成果発表をする場です。
    高校生はこれまでの活動内容をまとめ、発表用スライドと報告書の作成をしました。
    自分達がやってきたことを他者に分かりやすく伝えられるようにするにはどうしたらいいか、
    慣れない作業に苦戦をしながらも、想いを込めたものが作れました。
  • サポーターの方が、しっかりとしたパンフレットも作ってくれたんですよね。
  • そうなんです!自分たちのアイデアが可愛くまとめられていて、高校生たちも嬉しそうでした♪

★感謝祭に向けて、各プロジェクトの紹介が一覧になったパンフレットが作成された。
 キャプチャは石井さんが支援したチームのプロジェクト紹介イラスト

  • 高校生は半年かけて、これらの調査・分析・感謝祭の資料作成・発表準備…と
    すべてを自分達でやり決まりしたが、
    当然スペチャレだけではなく、いつも通り学校の授業も、試験も、部活動もある。
    本当に忙しい中で、よくやり遂げたなと思います。
    最後は1週間に2-3回のペースでミーティングをしていましたね(笑)
  • このワークシートは、高校生たちの努力の結晶ですね。
    サポーターの皆さんの伴走力も、本当に素晴らしいものだと感じます。
    感謝祭当日はどんな様子だったんですか?
  • 実はコロナになってしまい行けなかったんです…。本当に悲しい!
    後から本番の様子を写真で拝見しましたが、みんなの表情が生き生きしていて、
    本当に頑張ったんだなと思いました。
    あれからまだ会えていないので、近いうちにちゃんと会って顔を見たいですね。

感謝祭の様子

石井さんに代わり、当日の様子をお届けします!🛬

 

\参加者で記念写真!1年間走り抜けた仲間たちとともに、皆さんとてもいい笑顔です✨/

サポーターとして参加してみて

  • 思った以上に時間投資が大変でした。笑
    特に当時は支店長1年目だったので、自分としても本当にチャレンジングな1年でした。
    ただ、支店長として右と左も分からないものを1年間やりきれたのは、
    スペチャレで関わった高校生の影響も大きかったです。

    高校生と関わる中で、今の自分があるのも過去に支えてくれた大人たちのおかげだと
    改めて気づきましたし、
    自分ができる社会貢献にはこういう方法もあるんだなと視野が広がりました。
    もしスペチャレに参加していなかったら、「自分のできる範囲で考える」癖が
    凝り固まっていた気がします。

    大人は効率や実現可能性を重視して、ついテクノロジーやお金でなんとかしがちですが、
    それに拘らずワクワクする方法を探したり、与えられた範囲以外からもできることを探す
    高校生を間近で見て、すごく刺激をもらいました。
    「ワクワクすることって、まだまだたくさんあるな。」
    大変でしたが、参加して本当によかったです。

高校生へのメッセージ

  • 今の柔軟な考えや発想は忘れずに、何でもチャレンジしてほしいです。
    難しいと思うかもしれないけど、このスペチャレに手をあげた時点で、
    皆さんにとって1つ大きなチャレンジのはず。
    新しいことをするのは怖いし、違和感はつきものだと思うけど、
    自信をもって、ぜひチャレンジの場にたくさん出かけていってください!

ウィルグループ社員に向けてメッセージ

  • 少しでも興味があれば、ぜひ手を挙げて参加してほしいです。
    日々の業務で得られない温かみのあるやりとりはもちろん、
    枠組みがなく、自由にユーザー・課題・解決策を決めていくプロセスのサポートをすることで、
    自分自身の気づきも間違いなく得られるはずです。

    島根県は地域を挙げて自然や伝統を守りながらも、
    県外から人を誘致して新たな風を吹かせていて、街づくりも非常に興味深かったです。
    無限の可能性が広がっている高校生という貴重な時期の関わりは、
    きっと皆さんの更なる可能性に繋がると思います!

WILLハート会として初めてのスペチャレでの支援活動。

石井さんのサポートは、きっと高校生の未来に繋がっていくと思います。

石井さん、1年間本当にありがとうございました!

 

そして、今年度のスペチャレが4月からスタート中!

WILLハート会×スペチャレ第2章を、ぜひお楽しみに♪



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この記事を書いたレポーター

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