【WILLハート会】スペシャルチャレンジJrプログラム~高校生の想いよ届け!審査会編~
皆さんは、雲南市がある島根県の“有名なパワースポット”をご存じでしょうか。
そう、出雲大社です。
出雲大社には、地元の人が知る、「砂の交換」という特徴的な参拝方法があります。
それは、出雲大社から徒歩15分のところにある「稲佐の浜」の砂と、
出雲大社の本殿の裏手にある「素鵞社(そがのやしろ)」の砂を交換する、というものです。
素鵞社の砂は「お清めの砂」と言われていて、お守りや厄除けになると言われています。
教えていただいたからには、郷に従って参拝しなければ!
さっそく、我々もやってみました。
スペチャレJr.プログラム成功のお守りになるよう、まずは稲佐の浜をいただき、、、
いざ出雲大社へ!
向かうと、、、
なんと、、、、
閉門していました、、、
せっかくなので、有名な注連縄と。
砂の交換はできませんでしたが、
これまでたくさんの時間と議論を積み重ねてきた高校生の頑張りは、きっと報われるはず!
では、スペチャレJr.審査会の様子をお届けします!
いよいよ審査会スタート!
※「スペシャルチャレンジJrプログラムとは?」は、ぜひ前回のBIG SMILE記事をご覧ください!
【ハート会新プロジェクト始動!】島根県雲南市スペチャレのサポーターになりました!
審査会の概要
✔高校生は、これまで考えてきた「身近な課題とそれを解決するためのアイデア」と
「アイデア実現にかかる必要経費」をまとめ、審査会でプレゼンを行う。
✔3人の審査員(行政や企業、教育や金融関係など、各分野に関わる有識者で幅広く構成)の前でプレゼンをし、
支援希望額の「採択」を目指す。
✔持ち時間は1チームにつき5分間。その後 審査員との質疑応答7分間。
✔プレゼン後は、審査会後の「チャレンジターム(アイデア実現・実行期間)」に向けて、
必要な情報やアクション方針などのFBをもらう。
- プレゼンを目前にした高校生は、どんな様子でしたか?
-
もう見るからにガチガチでした。リハーサルを2回やったり、毎日MTGしたり、
事前準備はしっかりしましたが、それでも高校生はかなり緊張していた様子。
高校生のアイデアはある程度サポーターが関与してFBして進めているので、
「高校生の課題になっているのか」「自分事化して考えられているのか」、
「ちゃんと自分の言葉で質疑応答できるのか」、私自身もプレゼンを迎えるまで不安でした。 -
実際に審査会で出た質問も、
「実装する時期は?」「ターゲットの選定理由は?」
「なんでその方法じゃないといけないの?他の方法はないの?」など、
なかなか本格的で踏み込んだ内容も聞かれていました。
▼高校生たちのテーマ例
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大人でも緊張しそうな内容ですね。
プレゼンを終えて、高校生もやっと緊張から解放されたんじゃないでしょうか。 -
終わったあとは、本当に安堵していましたね。
原稿を飛ばしてしまった子もいましたが、うまくリカバリーできていましたし、
多少失敗はあっても、「今までやってきたことをしっかりやってきたのでよかった」、
「うまく軌道修正できました!」などポジティブな意見が出て、
ちゃんと自分を称えられるくらい努力してきたんだなというのを感じました。 -
実は高校生だけじゃなく、サポーターもめちゃくちゃ緊張していましたよね。
自分が見てきた子たちの成功を祈って、「なんとかこの子達の良さが5分で伝わるといいな」という親心が、横にいてすごく伝わってきました。 -
普段からお酒が好きなんですが、審査会前日はお酒を控えました(笑)
審査員の方々も、高校生を応援したいと思って参加してきている人たちなので、
モチベーションが高いんです。
全員の想いがひとつになっていたからこそ、いい審査会になったなと感じます。
自分の担当だけでなく、みんなを成功させてあげようという気持ちで結託し、サポーターの絆も深まりました。
審査会後の結果発表
- そんな審査会を経て、結果発表の日が来るんですね…。
-
高校生は勿論がちがちですが、サポーターもがちがちでした(苦笑)
発表後にサポートしていた子達から「緊張していましたが、石井さんを見て安心しました♡」
「ここまでやってこれたのは石井さんやアドバイスをくれた人たちのおかげです!
これからも頑張ります!」という声をもらえて、私自身すごく嬉しくなりました。 -
高校生にとって、サポーターの存在はとても大きかったですね。
審査会を通じて感じたのは、こうした外部のサポーターを巻き込みながら、
町全体で熱量高く取り組めている素晴らしさ。
雲南市は松江市や出雲市も近くにある土地柄、若い世代はどうしても
「大人になったら市外に出よう」という思考を持ちやすいんだそうです。
この企画は「外に出て自分を変える」ではなく「自分たちの力で雲南をどうにかしていくんだ」
という想いが強く、大人と子どもが終始同じ熱量で審査会に参加していたのが印象的でした。
そんな人々が参加して繋いできたスペチャレJr.プログラムだからこそ、
新たに参加する高校生にとっても憧れの場であったり、参加することが一種のステータスにも
なっているそうです。 -
1年間継続して大人が子どもが同じ熱量で関わっていく機会って、
双方にとっても本当に貴重な場ですよね。
審査会を終え、この後はどう動いていくのでしょうか? -
これからは「チャレンジターム」という期間にはいります。
この期間では、高校生たちは、審査会でのFBをもとに企画のブラッシュアップや情報収集を
重ねて、11月に向けて企画を動かしていきます。
「動かす」というのは「何かを作って終わり」ではなく、自分が作ったものを「対象者」
=「届けたい人」に実際に使ってもらって、感想をヒアリングするまでが一連の流れです。
来年3月に感謝祭というイベントがあり、そこでスペチャレJr.プログラムの最終発表会が
行われます!
いよいよ企画から実践の場へと動き出したスペチャレJr.プログラム。
ハート会&石井さんは引き続き、サポーターとして並走していきます!
※ご興味のある方・各種お問い合わせはWILLハート会事務局までご連絡ください。
メールアドレス:willheart@willgroup.co.jp