【ハート会新プロジェクト始動!】島根県雲南市スペチャレのサポーターになりました!
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こんにちは!WILLハート会事務局の多島です。
そろそろ夏がやってきましたね。
私は小4~高校卒業まで吹奏楽をやってきたので、夏といえばコンクール。
ひたすら部活動に励んでいたのを思い出します。
部活に励んだり、ひたすら遊んだり、アルバイトをしたり、塾に行ったり。
皆さんは、どんな高校生でしたか?
- 僕は、友達づくりやアルバイトに明け暮れた高校生活だったよ。
「島根県雲南市」というチャレンジングな地域を、ご存じでしょうか?
島根県雲南市は、日本の25年先の高齢化社会をいくといわれています。
そんな中でも雲南市では、様々な課題に対し、前向きにチャレンジする人が生まれ、少しずつ成果を生み出しています。
雲南市は、子ども、若者、大人、企業による4つのチャレンジを連鎖させ、10年後も、20年後も市民みんなで支え合い、
いきいきと暮らせる魅力あるまちづくりに挑戦しています。
(※引用:「雲南ソーシャルチャレンジ」(https://unnan-social-challenge.jp/)サイト内文章より)
その連鎖の仕組みが「スペシャルチャレンジ」です。
https://unnan-social-challenge.jp/special
※スペシャルチャレンジJr.プログラムは、雲南市と非営利型一般社団法人ineとによる協働の取組みです。
ハート会では、このスペシャルチャレンジのうち、中高生を対象としたJrプログラムの第6回サポーターとして
初参加をしています!
ハート会として新たな支援先である、雲南市スペシャルチャレンジJrプログラム。
今回は絶賛進行中のスペシャルチャレンジJrプログラム(以下スペチャレ)について、ご紹介します!
▼「雲南市スペシャルチャレンジ事業補助金 第6期募集」および「募集要項」より引用
(https://www.city.unnan.shimane.jp/unnan/kurashi/machidukuri/kikakushien/2023-0405-1109-26.html)
<スペチャレ企画・運営団体>
非営利型一般社団法人ine
2015年から認定特定非営利活動法人カタリバが活動していた、
雲南市での「地域の特色を活かした教育魅力化の取り組み」をさらに深めていくために、
より地域に根ざした運営体制にするべく設立。
スペチャレをはじめ、官民地域と協同し、キャリア教育プログラムの企画・運営を通じて、
ふるさとへの愛着や自己効力感を高めていく活動をしている。
(参考:https://www.katariba.or.jp/news/2022/05/19/37493/)
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活動スタートから数か月経過しているスペチャレですが、そもそもなぜサポーターとして
参加しようと思ったのですか? -
今の自分が大切にしていることや、人格形成の変化を思い返すと、
「10代で出会った大人との関わり」がもつ影響は大きいなと感じています。
当時に叱咤激励されたり様々な言葉をかけていただいたことで、私自身大人になった今も
「興味があることに挑戦する勇気」を持てていると思います。
プロジェクトを通して、参加する高校生に「自分の関心をとことん深めることの大切さ」、
「自分の可能性は無限に開けていること」を伝えられたらと思い、参加させていただきました!
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今回は3校から計18人の高校生が参加しています。うち6人は2人ペアで取り組んでいますが、
他は個々で企画を考えています。 -
流れ②にありますが、審査会でプレゼンして予算を取るなんて、かなり本格的な
プログラムですね!サポーターはどのような関わりをしているんですか? -
高校生の伴走者として、全体の見通しを持ちながら課題の深彫りや解決策になっているのかを
フィードバックするのが役目です。
審査会前の今は、主にプレゼンのフィードバックをしています。
最初は週1でオンラインMTGでしたが、高校生も私たちも熱量が高まって、今はほぼ毎日やっていますね(笑)
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高校生もサポーターも真剣ですね!
サポーターとして、一番難しいのはどのあたりですか? -
大人の感覚で話すと「何かできることありそう」って思ってしまうことも、
高校生の制約(お金、時間)を考えると感覚がずれやすい。
一方で高校生の「やりたい」という意見を尊重したいけど、経験がある大人からすると、
つい「現実可能性で考えると…」という思考になりやすい。
その塩梅が難しいなと感じています。
サポーターのイメージとしては、高校生の意見を引き出す人。
高校生自身の目的意識を大事にしているプロジェクトなので、「なんで?」の問いかけを
繰り返しながら、高校生の納得感を高めてあげられるような働きかけができるように
心がけています。
サポーター内では進捗を共有しながらヘルプをしあったり、連携をしていますよ。
- なかなか難しそうですが、高校生の変化が見えるとこちらも嬉しくなりそうですね。
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まさにそうで、高校生の成長が一番うれしいですね!
高校生たちは出会ったときのままではなく、どんどん思考が深くなっていくし、
自分たちが解決したい相手や取り組みたい課題が本当に誰かのためになっているのか、
誰かに役立つのかという思考でやっているので、思考の深さに驚かせられます。
高校生は、自分が納得して取り組むって決めた課題だからこそ、こちらの予想を上回る、
本当にすごいスピードで成長してくれるんです。 - 今参加している中で、石井さん自身も何か得たものはありますか?
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参加するまでは、地域貢献や「誰かの役に立つ」ってハードルが高いものと思っていましたが、
スペチャレを通じて、いつでもチャレンジの場や自分にできることはあるなと思いました。
大きな事だけでなく、地域の人に挨拶しているか?ホスピタリティを持って接しているか?
と言われると、全然できていないんですよね。
身の回りの人を笑顔にできているのか、と考えるきっかけになっています。
参加した高校生が、
【地域貢献は大人がするものだと思っていたけど、子どもにだってできることがある。】
と堂々と言っていて、それがすごく刺さりました。
あとは、シンプルに、高校生から元気をもらえますね。(笑)
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日々の業務でも「雇用を生む」という社会貢献はしている中で、スペチャレの社会貢献は
また違うものですか? -
違いますね。
自分が高校生の時って、接していた大人たちが本当にたくさんのこと・言葉を
与えてくれていて、スペチャレはそれをお返ししている感覚です。
高校生たちへの支援を通じて、10代のころにお世話になった大人たちへの
恩返しができていたら嬉しいなと思っています。 - すてきな連鎖ですね。次はどんなイベントがあるんですか?
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いよいよ審査会があります!
高校生たちが考えた企画を市に自らプレゼンし、予算を取り付けるんです。
私も実際に現地に行って応援に行ってきます!
高校生が自ら企画を考え、大人たちの前でプレゼンを行い、予算を取り付け、
実際に実行までの一連の流れを経験するスペチャレ。
次回はドキドキの審査会の様子をお伝えします!
現在 雲南市スペシャルチャレンジJrプログラムに取り組んでくださっています!