【ウィルカラ】Vol.3 Career interview 本橋MGR「『今』を楽しんで生きていくことで、きっと将来にも素敵な『今』がある」
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こんにちは!CO千葉の山口です。
ウィルカラ第三弾は「女性×キャリア」をテーマにお届けします!👠
様々なステージにいる社員の方の
「キャリアの壁」「乗り越え方」「仕事を楽しむコツ」等、
100人100通りの『自分らしいキャリア』を歩んでいる仲間の軌跡をご紹介します。
「いろんな働き方があっていいんだ!」「こんな考え方もあっていいんだ!」と
自分らしさを見つける(濃くする)ヒントになると幸いです!
記念すべき第一弾は、
株式会社ウィルオブ・ワーク セールスアシスト事業部 営業推進部 マネージャー
本橋 あけみ(もとはし あけみ)さん
2007年に新卒でウィルグループに入社された本橋さん。
コーディネーターや支店長をご経験された後、現在はMGRとしてご活躍されています。
もうすぐ1歳半になるお子さんの育児と仕事を両立されている、本橋さんのキャリア感についてお聞きしました!
— 本橋さんの現在のお仕事について教えてください。
株式会社ウィルオブ・ワーク セールスアシスト事業部で、
①SA専門職社員 新卒採用(人事グループ 採用チーム)
②専門職社員エンゲージメント向上(人事グループ 教育チーム) を担当しています。
具体的には、専門職社員の新卒採用と、制度や取り組みを事業部に企画提案、導入、管理等を行っています。
(ぜひ過去のタレント名鑑もご覧ください!🔎
https://big-smile.willgroup.co.jp/articles/5754.html )
— これまで、どのようなキャリアをたどられてきましたか?
2007年に株式会社ウィルグループに新卒入社して、
株式会社セントメディア(現ウィルオブ・ワーク) セールスアシスト事業部に配属となりました。
2012年にSA新宿 リーダー、2015年 SA横浜 支店長、2016年に SA南関東(横浜支店と千葉支店) MGRを経て、
2019年からは、SA営業推進部 MGRを務めています。
「私」らしさを大事にすること
— これまでに、ご自身のキャリアを描くうえで、悩んだことはありますか?
二つあるんですが、一つ目は、身近に自分が目指すロールモデルがいなかったことです。
当時上司からは「お前がロールモデルになりなさい。」、
「お前がそんなに働いてたら、他の女性はどうなるんだよ。」と言われたこともありました。
私からすると、私の人生は私のものだし、今の女性陣のために私がいるわけではないのに、、!と
その言葉は納得できないというか、、しこりが残る感じでした。
ロールモデルがいなかったことで、自分にどんな選択肢があるのかキャリアを描けなかったのが正直なところです。
— 本橋さんも不安になられることはあるんですね。
もちろんあります。今では、自分がロールモデルになったら良いかなと思うけれど
正直なところ、今でもたまに私の40歳、45歳、50歳にはどんなキャリアの形があるんだろうと悩んだり、
不安になったりすることはありますね。
もう一つの悩んだことは、男性の管理職が多いことです。
SA事業部でいうと、管理職はアパレルの部署では女性も増えてきましたが、営業支援や通信系の部署は男性が多いんです。
どうしても、自分と比較するのが男性になってしまうので、男性脳・女性脳、それぞれの良さに気づくまでは
とても大変でした。簡単に言うと、男性は比較的左脳というか、論理的にロジカルに話す人が多く、
女性は感情で動く人が多いと言われていますよね。
だから、自分は論理的にならないと、他のMGRと対等にやりとりできない!と思ったんです。
—それはまさに今私が直面している壁です。。!
本橋さんのその気持ちは、どのような変化があったのでしょうか?
特にMGRになった頃は、男性の論理的思考力と自分の論理的思考力を比較している間はとても苦しかったし、
どう戦っていくか悩んでいました。だけど今では、論理的思考力も意識しつつも、自分の強みや
私らしさを大切にしたら良いのかも!と、思えるようになりました。
— とても共感です!
私も4月から支店長になり、上司から「根拠は?」と求められることも多くなりました。
論理的に話せるようになりたいなと思いつつ、まだつい感情で思っていることを話してしまうことがあります。。
論理的思考力は、ビジネスをするうえでとても大事だと思います。
ただ、私が思ったのは、論理的思考力を身に着けることを優先しすぎて、
自分が自分らしくいられない、自分らしさが消えてしまうかも、、と思ったんです。
男性と同じスキルや能力が「自分の人生においてすべてではないな。」と思ったときに
「「本橋 あけみ」らしさを大事にしていこう!」と思えるようになりました。
それで周囲から認めてもらえないのであれば、それは仕方ない!ってね。
—ビジネススキルの習得と、自分らしさを極めること。私も意識して身に着けていきたいです!
そうだね。論理的思考力があることで上司やメンバーが納得してくれることが増えるし
クライアントに貢献できることも増えると思っています。
なので、ビジネススキルは習得しつつも、自分の強みをどう生かしていくかを、私は大切にしています。
オンライン内定者を通して、少しでも社風を感じてもらえるような工夫を凝らされているようです!
大切にしたいことは「対等であること」
— ところで、本橋さんの仕事をするうえで大切にしている価値観やスタンス、ポリシーを教えてください!
立場や年齢に関わらず、全てにおいて「対等であること」です。
上司部下の関係はあるし礼儀は必要だと思うのですが、お互いに何でも言い合える対等な関係ありたいと思っています。
「対等だからこそ、お互いの役割(仕事)を全うしようね。私ができてないときは言ってきて。私も言うからさ。」って。
子供ができてからも、子供と対等であれる親でありたいな!と思うようになり、
最近は両親が自分の子どもに赤ちゃん言葉を使っていたら、普通の言葉を使うようお願いしています(笑)
赤ちゃんや子供も立派な一人の人間ですしね。
— メンバーとのコミュニケーションにも活かされていると思いますか?
私に対しても、少しは遠慮せずに言ってくれるようになったな~と感じています。
「本橋さんともっとプライベートの話をしたいです!」や、
「実は怖い人だと思ってました・・そんなことなかったんですね。」とか。笑
あとは、わからないことをわからないと言うようにすることですかね。
子供はわからないことをそのまま伝えてくれるので、本当に素直で良いなと思います。
— 本橋さんはマネージャーとしてご活躍されていますが、もともと管理職を目指していたんですか?
実は、まったく目指していませんでした。
当時、MGRにならないかと声をかけていただいた時に、他の男性MGR達と比較をして、自分に自信がなかったんです。
当時のMGR達の顔ぶれをイメージした時に、対等に会話できるイメージが全く持てなくて。。
当時の上司との面談の際も「私には無理です・・絶対できません!」って1回断ったくらい。
「自分に自信がないし、申し訳ないけれど、、、、今日は回答できません。」と伝え、家族にも相談しました。
すると後日上司が、なぜ私がマネージャーに任命されたのか?を嘘偽りなく説明してくれたんです。
その時に、会社や上司を信じてみても良いんじゃないかな、チャレンジしてみようかなと決意しました。
— 素敵な上司の方ですね!マネージャーになってみて、実際はどうでしたか?
結果、なって良かったと思っています。
なぜかというと、自分で自分の仕事をコントロールできる幅が増えることがとても大きいです。
あとは、なってみると意外とできるじゃん、私!と、少し自信にもつながりました(笑)
すべて自分一人で背負い込むのではなく、メンバーがどれだけ自分を担いでくれるかということが
大事かなと思っています。メンバーと向き合うことで120%頑張ってくれると信じているし、
自分が大事にしている生き方をそのまま信じていこうと思っています。
— お子さんの子育ても両立されていて、すごいです!
何より、旦那さんの理解がとても大事だと思います。
過去、朝家を出て帰りは終電近くだった私にも、旦那さんはとても理解して、応援してくれていました。
私が私らしくあるためにはウィルオブ・ワークでの仕事が必要であると理解してくれているので、
応援してくれてるんです。本当に感謝しています。
ジジちゃんも妹ができて嬉しそうですね(^^♪
仲良くおもちゃの取り合いをしているようです・・!😊
私たちまで思わず笑顔になってしまいますね・・😊
「今」を楽しんで生きていくことで、きっと将来にも素敵な「今」がある
— ご自身のこれからの「WILL」やありたい姿について、教えていただけますか?
それがねー、まだないのよ!笑
というより、ここ数年で未来のことをあまり考えなくなった自分がいます。
理由は、1年後、3年後、5年後を考えたところで、物事がその通りには進まないことが多いなと感じたから。
まさか自分がMGRになるとも思わなかったしね。
だから、想像して不安になることで時間を奪われるくらいなら、
その時間を「今」にあてたほうが私の人生は豊かになるなと感じました。
— その「今」の積み重ねが、今の本橋さんを作っていらっしゃるのですね。
そう思います。ひとつ言えるとしたら、5年後10年後にも仕事を楽しいと思っていられる自分でいたいと思っています。
きっと、部長になりたいと言うことで、周囲は「ああすごいな~」って言うと思うんです。
だけど、嘘もつきたくないし、人によっては逆算して将来のキャリアを考える人がいるかもしれないけれど、
私は「今」を大切にする生き方をしたい。
「今」を楽しんで生きていくことで、きっと将来にも素敵な「今」があると思っています。
「今」の自分は過去の1秒、1分、1時間の私の在り方で作られているものなので、
だからこそ、「今」の私が、「未来」の私につながっていくと考えてます。
— 「今」を生きる本橋さん、カッコイイです! 最後に、働く女性へメッセージをお願いします!
男性も女性も見てきて、女性は自己評価が低い社員が多い傾向にあるなと思っています。
例えば、実績を出していたとしても、女性は自己評価が低い方が多い印象です。
女性は「私で大丈夫ですか?」「私にはできないかも。」と感じる人が多いけど、その自信はどうやってつけられるのか?
それは、自分らしく自分が信じたことを形にすることで、自分の自信になっていくのだと思います。
まずはやってみたらいいし、やってみてだめだったら、退けば良い。大事なのは、やってみること。
それに対して、周囲の人は理解したうえでその人をサポートしていくことを
意識したらさらに良いんじゃないかなと思います。やってみたら、案外何とかなると思います😊
みなさんらしさが表現されていますね✨
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本橋さん、インタビューありがとうございました!
私も「自分らしさ」を見失わないように、周りのメンバーや仕事と向き合っていこうと思います。
男女関わらず、皆さんのキャリアを描く上でのヒントが見つかれば嬉しいです^^
次週予告! ママレンジャー現る・・!??✊
「仕事をしながら育児との両立って、なんだか大変そうだけど、みんなどうしてるの?」
「いつかに備えて、育児のリアルを知りたいな。」
「すでに両立しているママ、時短のコツを教えてほしい!」
来週のウィルカラは、「仕事×育児両立」企画の第一弾!👠
先輩ママ社員達の日々の工夫や、リアルな実態をお届けします!
第1回目は、仕事も育児もバリバリこなす、3児のママなあの方です・・!✨
それではまた来週配信をお楽しみに!
SA専門職社員で働く仲間探しをしています!!