哲学者アランが提唱した幸福論から何を想うか~Vol.1
今年も残すところあと1週間となりました。2020年はWithコロナの時代が流行し、私たちの新しい生活様式も変わりましたね!
例えば、皆さんはもうお分かりだと思いますが・・・
・テレワーク
→身近に関連商品を見かけたり、通信環境に苦戦しました!私の場合は古いWi-Fiだったので、やりづらかったです・・・😢ただ数週間で新しいルーターを買い換えました!機会あればポケットWi-Fi(セキュリティ高レベル)使いたいです!
・オンライン面談・面接
→私も数回は経験しました。ただコミュニケーションの取り方に少し苦戦しました(笑)。
皆さんも経験されたかと思いますが、どんな感じだったのか少し気になります🤔
・オンライン飲み会
→結果、一度もやっていません・・・😢機会あれば参加してみたいとちょっと思っています(笑)
こんな感じですが、2021年は働き方・雇用環境がよりもっと変わりかつ日々成長してモチベーションUPにつなげられるよう努力します!(個人的な野望です・・・笑)
そんなことはさておき、突然ですがあなたは今どんなときに自分らしい幸福感を得られていますか?
例えばよくこんな場面に遭遇しませんか・・・?
・仕事で何か目標を達成したとき
・結婚した時
・子供ができた、出産のとき
などあります。答えは分かりませんが、人それぞれです!!その後のライフステージにおける日常生活や仕事でのキャリア、その他もろもろ課題があると思いますが、それらは何らかの影響で幸福感をつかみ取ったということでしょうか?
もちろんそれが間違いであることや否定することはありません。より自分らしい幸福感を向上できるような生き方も考え方もありだと思います!!
哲学者アランという人物をご存じでしょうか?
20世紀初頭のフランスの哲学者です。この方がいた時代は世界大戦が起こっていた頃で、社会の存在や価値観を考えさせられるきっかけを提唱した人物です。どんなことかというと・・・
「みんなが、社会が悪い、周りが悪いと思っていた時代に、不幸だと思い込んでいるだけだよ、その思い込みから解き放たれて、目の前にある、ありのままの幸せに気がつかなきゃ、」(引用元:朝日文庫 キキ&ララの『幸福論』幸せになるための93ステップ はじめ)
そんなわけで、今回は第1弾として以前投稿のあった「キキ&ララの『幸福論』」をもとにお伝えしようかと思います!
幸福論
以前、投稿させていただいたと思いますが、私は通勤時に「キキ&ララの『幸福論』」を読んでいます。
これには簡単なメッセージが掲載されており、私たちの行動から幸福へ導きやすい書籍です。。見た目は子供向け(?)のようなものですが、実は深い教訓・名言が込められているので、大人向けでも読みやすいものです!「いやいや待て!これを読むのはちょっと・・・。」の方は遠慮なくNo!と言っていただいても構いませんし、無理に勧めません!ただ今後において参考に目を通していただけら幸いです!
私はこれを何度も読んでおりますが、その中でも良い名言がいろいろありましたので、ご紹介します!
キキ&ララの幸福論より引用(番号:簡単なメッセージ、→:詳細、「」:アランが提唱した名言を翻訳(翻訳者:白井健三郎)、文章:個人的な所感)
①夢中になれる。それが仕事の生み出す、楽しさと幸せ。
→お給料が仕事を楽しくさせているわけじゃないよね?夢中でやっているその瞬間。やりがいが生まれて、幸せをそこから感じているよね。
「楽しみであることがわかるのは、労働それ自体によってなのであって、そこから引き出される利益によってではない『労働』」
確かにそうです。私たちはただ給与をもらうだけでなく、その給与の基は何なのか、誰のために労力を費やすという価値観が生まれてきて、人生においてやりがいが最もではないかとそう感じます!皆さんは現在の職種・仕事内容にどう感じていますか?
②考えることより、行動することにエネルギーを使おう。
→考えてばかりいると、失敗やリスクにばかり目がいって、やる前から疲れてしまう。それよりも、行動することにエネルギーを使おう。
「思考というものは、かならずしも健全とは言えない一種の遊戯である。ふつうは、堂々めぐりして先へ進まない。『倦怠』」
考えること自体は間違いではないと思いますが、限られた時間の中で目の前の課題に集中して早めの行動することが得策だと感じます!
③自分で考えて仕事をしよう。やらされてると思ったら辛いだけ。
→自分で判断して行動する仕事は楽しい。だけど、やらされていると思ったら、何をやってもつまらないし、辛い。
「どんな職業も、自分が支配しているかぎりは愉快であり、自分が服従しているかぎりは不愉快である。『ディオゲネス』」
仕事内容にもよりますが、ただ言われっぱなしにやっていたら何も成長しない姿勢はモチベーションも下がるのではないかと思います。相談をするか自分で調べて何かしらの模索、周囲の意見を聞いてからの提案するという形かなと思います。
④やってみないと、仕事の楽しさなんてわからない。
→やる前から楽しいか、つまらないか、なんてわかるはずがない。まずやってみること。取り組み方しだいで、なんでも楽しくなるものなんだよ。
「実行することの幸福は、けっして想像されたものでもなく、また想像しうるものでもない。それは断じて実質的に内容のあるものでしかない。『仕事』」
これはまさにチャレンジ精神ですね!挑戦したことに対して感謝をもつ、取り組みを称えることですね!
⑤小さな努力が大きな結果を生むよ。
→少しずつの努力を決して馬鹿にしないで、続けていこう。すぐには、その成果が見えなくてもいつか必ず実を結ぶ日がくるから。
「運命は定めのないものだ。指をひとはじきしても新しい世界ができあがる。どんな小さな努力でも、限りない結果を生ずる。『楡の木』」
言われてみればそうですね!確かに少しずつ失敗を重ねて、そこから学んで次に生かすということは成長の証ですね。実際私もそうです・・・😢
今後どうするか見直し、対策案を考えたうえでリベンジしようと思いました!!「くそ~!次こそは!成し遂げてやる!🔥」みたいな気持ちです。(おっと!?少しスイッチモードに入ってしまいました(笑))
⑥他人の言うことを気にしないで。人生はあなただけのもの。
→毎日、たくさんの人の意見が耳に入ってくるよね。でもそれに耳を傾けすぎると、何もできなくなってしまうよ。
「臆病な人間は他人との交際で、あらゆることを耳にし、あらゆることを取り集め、あらゆることを解釈したがる『予言的な魂』」
私も同感だと思います。確かに困っている人のために傾聴し、できるだけ実現する取り組みは本当に素晴らしいと思います!ただあまり声に耳を傾けすぎるのは、自分自身の精神や心を縛ってしまったり、ストレスにもなるのではないでしょうか?
⑦失敗を誰かのせいにしない人は、自分の力で生きられる人。
→失敗を人のせいにするということは、人生を人にまかせてしまっているのと同じこと。自分の人生だから、良いときも悪いときも自分の力で歩いて行こう。
自分の外部に言いわけをさがす人たちがけっして満足することがないのに反して、自分のあやまちにまともに立ち向かい、「おれはまったくばかだった。」と言う人たちは、「そのあやまちの経験を消化して、強くまた快活でいるということだ。『ヘラクレス』」
失敗は必ずつきものですが、その分自己成長につながるものだと改めてそう思います。人生において失敗は恥じることではなく、レベルアップする貴重な機会ではないかとそういう使命ではないでしょうか?
⑧他人に対する親切は、あなた自身にも幸せを運ぶんだよ。
→他人に微笑みかけたり、親切なことをしたりするときって、同時に自分に腹を立てることはないよね。それって、自分に優しくしていることと同じだよね。
「礼儀の習慣は、私たちの思考に対してなかなか力がある。やさしさ、親切、快活さなどをまねるならば、それは不機嫌や、さらに胃病に対してさえも、すぐなからぬ手当となる。『態度』」
それこそ真心のあるひとですね。これは誰からも信頼されて、自分にも周囲にも幸福が訪れるのではないでしょうか?大事にしていきたいですね!
⑨自分を好きだと思える人は、他人からも好かれる。
→この人、なんだか苦手だなと思う相手には、自分と同じ欠点があることがよくあるよね。だから、まずは自分の欠点も許しちゃうことから始めよう。
「不機嫌になった自分を許す、ということがまず必要なのだが、それはめったに行なわれない。しかし、他人を許そうと思うならば、この自分を許すということが、第一条件であることが、しばしばである。『性格』」
自分を責めすぎず、ただありのままに行動に移すことが良いんじゃないかと思います。あまり自分のことを知ってほしいという感情的にならずになれると望ましいかもしれません。
いかがでしたか?今回ご紹介した教訓・名言に皆さんはどんなところに共感しましたか?ぜひ感想があればうれしいです!今回の内容はほんの一部で、今後とも紹介していく予定です。
以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!