講演会・公開講座に参加しました!~自己啓発を通して~
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皆様、こんにちは!
ウィルオブワークの関田です。
段々と寒くなってきましたが、体調崩さずコロナにも負けずにと日々業務に励んでおります!!
寒い時期になると鍋が食べたくなるこの頃ですが、皆さんは何派ですか?
ちなみに私はキムチ派です!体中暖かくなってとても良いです!!
さて今回は自己啓発に力を入れてきたので、そこで何を得られたか、いいきっかけになれるようお伝えしていきたいと思います!
参考にまでぜひどうぞ!
発達障がいとは?
私は先日発達障がいの講演会に参加しました。
といってもその前に発達障がいってご存じでしょうか?
発達障がいとは生まれつき脳機能の障がいで、幼少期の頃から症状が現れ、日常生活に支障をきたすことがあります。それに気付かないまま大人に成長するにつれ、自分自身のもつ苦手な部分や度重なる失敗で自信を喪失し、生きにくさを感じることもあります。だからといってマイナスであるかというと、そういうわけではありません。唯一または様々な得意分野を持って、日常生活に対応されている方もいます。
その特性を本人や家族・周囲の人がよく理解し、その人にあった方法でプライベートや職場での過ごし方を工夫することが出来れば、本来の能力が発揮できるようになります。
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_develop.html
(参考元:厚生労働省HP 知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス)
実は発達障がいには主に3種類あります。どんなものかというと
・ADHD(注意欠如・多動性障害)
特徴:片づけられない・よく忘れ物をする・手足など動かして落ち着きがないなど
・自閉症スペクトラム障害(ASD)
特徴:集団行動が苦手・会話のやり取りのが苦手など
・学習障害
特徴:計算が苦手(例:お釣りなど)・文字を書く、読むのが苦手など
https://www.kaien-lab.com/aboutdd/definition/(参考元:株式会社Kaien 大人の発達障害より)
(出典元:https://www.mhlw.go.jp/seisaku/17.html 厚生労働省政策レポート)
いきなり言われても「え?」「何?」っていう反応だと思いますが、本当に何だかわからないですよね。
私もそうです!昔はこんな概念は周囲にはいなく、最初聞かれたときは「なんじゃそりゃ?」って思いました。
でも2年ほど前から私はこの障がいを知りました。むしろ興味を持ちました!
特性については話せば長くなるので、割愛させていただきたいと思います。
ここから本題に入りたいと思います!
発達障がい講演会・公開講座
冒頭の通り週末に「昭和大学付属烏山病院 発達障がい医療研究センター」へ行きました。
会場の周辺は最新設備や病棟も備えられていて、精神科にしては大規模な建物でありました。
院内の撮影は禁止だったため、私が取った記録と講座のテキストをもとにお伝えしていこうと思います。
会場に入ったときは満員だったので、こんなにも興味を持っている方が多いとは思っていませんでした。2つの会場に分かれて、人数は約100名程度でした。もちろんコロナ対策として間隔を空け、換気もされておりました。
講座の内容としては・・・
①「発達障がいと依存症」 講師:医師
②「ASDとADHDに対する専門プログラム」 講師:作業療法士
という流れでした。
①ではギャンブルやインターネットなど様々な依存症に対する集団療法を紹介されました。
そこで私が驚いたのは、グループディスカッションをしてはいけないとのことで、なぜなのか疑問に思いました。
当事者同士で役割を決めて、自己紹介・テーマ決め、ここまでは至って普通の感じだと思いました。
しかしそこからは言いっぱなし、聞きっぱなしのミーティングを行い、悪い点を指摘しないことでした。
具体的には「どのくらい金銭を費やしたの?」や「何時間熱中したの?」など追及するような言い方をしないイメージとのことです。
そうすることで本人の口から本音が聞け、気持ちも落ち着くという療法であると聞かされました。
私はこれを聞いて、何でもかんでも悪いところに対して早期に解決するのではなく、
徐々に慣らして、相互理解していくことだと学びました。
急かすことは本人の気持ちを焦らせてしまい逆効果だと感じ、
どれだけ時間かかっても相手を尊重することが一番のポイントだとそう思いました。
②ではデイケアのことや専門プログラムでどんなことをしているか紹介されました。
ここの医療施設では、作業療法士曰くASDグループとADHDグループに分かれて、
それぞれの特性の対処や自己理解、社会に適応するスキルを深めて支援していく内容だそうです。
専門プログラムの目的は3つです。
1.お互いの悩みや思いを共有する
2.新しいスキルを習得する
3.自己理解を深める
これらを深めていくことで、より自分に合った対処術を身につけ、少しでも生きやすい道へ繋げていくとのことです。
また同じ気持ちや想いのある集団で新たな体験を見つけやすいということを聞いて、
決して一人ということではないんだなと改めて感じました。
そして専門プログラムの内容はグループごとに異なっているようです。
例えばASDグループの場合では(一部抜粋)・・・
・障がい理解 ・会話の流れ ・表情訓練 ・感情のコントロール
・ストレスについて ・自分のことを伝える ・アサーション
ADHDグループの場合では(一部抜粋)・・・
・気分転換 ・環境調整 ・対人関係 ・金銭管理
・認知行動療法 ・ディスカッション ・スケジュール管理
などを日々取り組み、これらを通して3つの効果が得られるそうです。
・特性の軽減 ←効果:スキルや対処法を身に付きやすくなる
・不安の軽減 ←効果:経験の共有
・自己理解の促進←効果:他者を通して自分を知る
こうしたことで、当事者が自分に自信を持ちつつ、うまく社会に対応してるのだと素晴らしいと思いました。
障がいのある方も健常者の方でも、この取り組みだからこそ恥じるべきでなく、
自分と社会のうまい付き合い方だと感じました。
こんな取り組みがウィルグループ全体で発揮できたらなぁとそう思いました。
専門プログラムの内容を聞いて、個人的には「Believe in Your Possibility」に近いのではないかと強く感じました。
当事者の講演会
公開講座が終わった後は、講演会が行われるということでしたので、引き続き参加しました。
当事者の方がいらっしゃって、そこで医師と一緒にインタビュー形式で体験談を聞き、最後に質問をするという流れでした。
当事者はこれまでに仕事も家庭生活もうまく適応できなかったそうです。
詳細を書くとさすがに長くなるので省略させていただきます。ごめんなさい!
でもこういう障がい特性があってこそ逆にプラスになったとおっしゃっていました。
具体的には仕事を素早くこなせるようになったこと、
プライベートでは家事・育児での面で理解してくれるパートナーが見つかったということもお話しされていました。
ご本人から障がい特性に対しての対処法を実行しているとも教えてくださいました。
私が聞いた限りこの方が心がけていることは、「特徴ノート」を意識しているそうです!
特徴ノートって何だそれ?って思いました。
わかりやすく言うと、相手を覚えるための情報収集です。
例えば、相手の第一印象や似顔絵、服装、性格などを自分なりにまとめて、
働く上や一緒に生活する上での工夫を心がける良い対処法だなと思いました。
さらに最も大事なことを教えてくれました。それは・・・
・「根性論を振りかざさない人」こそが良きパートナー
・「適材適所を大切にし、持続的な関係を維持」
・「時間かかってもいいので、少しずつ理解してほしい」
と、深い教訓を得られ、私は今後、障がいの方への想いや相互理解を大切にしていこうと学びました。
これをきっかけにもし発達障がいについて興味を持たれた方は公開講座に参加してみるのも良いかと思います。
現在私が勤務しているウィルオブ・ワーク本社には理解してくれてる上司が多数おり、
モチベーションも上がって本当に幸せです!
入社したばかりの私が言うのも悪いかなと思いますが、
もし余裕があればもう少し仲間集めするのもいいんじゃないかなと思います。
以上です!長文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!