
仕事仲間がステージで輝く日。
-
皆さんお疲れ様です!
ダントツInterestingチームの上谷です。
今回は、軽音サークルのライブフェス潜入レポートです!
プロモーターとして、企画全体をけん引した佐々木太陽さんへのインタビューをもとに
舞台裏と企画への熱量をお届けします。
「300キャパの箱を埋めるぞ」——そのひと言から、すべてが始まった。
「普段のライブハウスなら20〜30人いれば十分。あれだけの人数が入るのは、そうそうない」
サークルメンバーの中には、普段からバンド活動を続けているメンバーも在籍しています。
通常のライブでは観客は十数人規模とのことですが、今回は約200名の来場——
会場のノリは想定通り、いや、それ以上だったといいます。
-
盛り上がるだろうなというのは想定してました。
コンストラクションの中で開催しても、これぐらいやるだろうなと。
想定外だったのは集客数。
エントリーを途中で止めるほど申し込みが殺到し、その原動力は「観客が観客を連れてくる」という口コミの連鎖でした。
-
集客数はここまで伸びるとは思わなかった。
ギリギリになって行けるようになったと、
僕のところに直接オファーが10件以上来たりしましてね。
この爆発的な集客の背景には、「角社長と松山取締役を呼ぶ」という佐々木さんの大きな勝負手と、
部員総出で社員に声をかけまくって集客した努力もありました。

会社に「部費をくれ」と直談判した話
今回のフェスを実現するにあたり、佐々木さんはある「直談判」を行っていました。
ずばり、お金の話です。
フェスにかかる費用を見積もったところ、概算でおよそ30万円。
部員一人ひとりの負担を少しでも減らしたいと考えた佐々木さんは、会社に部費の補助を申請することを決意。
ダントツPJの仲島さんに直接掛け合いました。
-
前職の軽音部でも会社からの補助をいただいていたんです。
会社の宣伝にもなるのでWin-Winになると訴えて、部費を勝ち取りました。
「会社やダントツPJに還元できることはできるだけ還元したい」という気持ちから生まれた部費の補助は、
部員一同にとって大きな支えになったと佐々木さんは語ってくれました。
社内サークル活動に対してこうした補助の相談ができる環境があること、
それもウィルグループらしさの一つかもしれません。
譲れなかった「全員参加」とセットリストのこだわり
企画者として絶対に譲れなかったポイントは二つ。
一つは一定規模の集客を担保する「300キャパの箱」を取ること。
もう一つは「希望者は全員ステージに立てる」という方針です。
-
初心者だから出られない、というのは僕は嫌だった。
その分、僕がカバーしようと思いました。
実際、最後のバンドは佐々木さん以外のギターは全員初心者だったとのこと!
しかし本番のステージからは全くその様子は見えず。
初心者でも堂々とステージに立てるよう演奏面でのサポートを行っていました。
そしてさらに細部まで徹底されたのが、出演順の設計です。
-
出演順はめちゃくちゃ考えました。
流れを作らなきゃいけないとか、変えなきゃいけない人たちを意識して
何度もシミュレーションしました。
1・2番目の枠に演奏力や知名度の面で不安を感じながらも、
トップバッターを任されたチームが素晴らしい流れを作ってくれたと佐々木さんは振り返ります。
-
有川チームは特によくやったと思う。本当に強かった。



WRK村上社長も現地に足を運び、軽音サークルだけでなく会場全体で場を盛り上げ。
観客のパワーが人を変えた——リハとは別人の顔
「2週間前の全体リハと、本番のテンションは全然違った。みんなはるかに超えてきた」と佐々木さんは振り返ります。
「お客さんのパワーってすごいんだなって、やっぱ改めて思いました。本当に」
高揚感の源泉は観客の反応。
盛り上がる会場の空気を受けて、演者それぞれが本番にしか出ない「顔」を見せたといいます。
中でも佐々木さんが「よく化けたな」と表現したのは、「アラフォーからのバンド」を掲げて挑んだ初心者メンバー。
アンケートで最多票を集めたのも、その初心者メンバーでした。
-
自然に涙が出てきました、というコメントが届いた時は本当に嬉しかった。
初心者があれだけの評価を得られたというのは、やっぱり素直に嬉しい。
一方、佐々木さん自身も当日は演者として10曲を担当。
冬の朝、自宅での練習では汗をかくほど動きを込んで練習し、
「テンションが上がっても演奏が崩れない範囲」を身体で把握した上でステージに立ったとのこと。
涙を誘ったチームのヴォーカルを務めた出口さんにも、当日を振り返ってもらいました。
-
出口さん、当日はお疲れ様でした!
ステージに立つのは勇気が要ることだったと思いますが、
何が出口さんを突き動かしたのですか? -
「自分を変えたい」という気持ちが挑戦のきっかけでした。
初心者でも全力で受け入れてくれる軽音部全体の雰囲気も、
挑戦への大きな後押しになりました! -
練習の中で一番「壁」に感じたこと、
逆に「これがあるから頑張れた」というモチベーションの源泉はありますか? -
壁に感じたことと、頑張れた理由は実は同じで。
メンバーの演奏が本当にかっこよくて、その姿に何度も刺激をもらいました。
自分よりも歌が上手な人がたくさんいる中で、
「私もこの演奏にふさわしいパフォーマンスをしたい」という想いが、
壁でもあり努力を続ける原動力になっていたと思います。 -
す、素敵…!
観客から「自然に涙が出た」と言われるほどのパフォーマンスを披露したとのことですが
ステージの上ではどのような気持ちでしたか? -
ステージでは「私たちのバンドかっこいいでしょ!」と
誇らしい気持ちでいっぱいでした(笑)。
だからこそ自分にできる精一杯を出し切ろうと、緊張しながらも堂々と立つこと、
感情を込めて印象に残るパフォーマンスをしたいという想いを一番に臨みました。
ステージから見たあの景色は、一生忘れないと思います! -
フェスを終えた今、以前の自分と比べて「ここは変わったな」と実感する部分はありますか?
-
一番変わったのは、「とりあえずやってみよう」と思えるようになったことです。
挑戦してみると「意外と何とかなる」と気づけたことは大きな自信になっています。
また、部署、役職、年齢を超えた繋がりができ、
好きで繋がれるコミュニティが広がったことも大きな変化です。
このフェスだから生まれた「戦友」との絆
出口さんも語ってくれていたように、「楽器がなかったら絶対に接点がなかった」という出会いが
今回のフェスには数多く生まれたといいます。
佐々木さんが特に印象に残る存在として挙げたのがSAの手塚さん。
もともと面識はあったが、音楽の話を一度もしたことがなかった相手に、「一緒にやろう」と直談判したそうです。
イベント終了後、手塚さんからは「想定の200%でした」という言葉が返ってきたという。
「あんだけ普段からバリバリやっている手塚さんが、そう言ってくれた!」
と、佐々木さんの目には嬉しさがあふれていました。
直談判を受けた手塚さんにも、少し話を聞いてみました。
-
佐々木さんから「一緒にサークルを作ろう」と直談判された時、率直にどう感じましたか?
-
率直に「面白そう!」と思いました。
具体的にどういう活動するかはわからなかったので、全く根拠はなかったんですけど(笑)。
社会人になってからすっかり楽器触らなくなっちゃったとか、
バンドやるにもメンバーがいないといった話はよく聞くので、
軽音部をつくることで、そういう人たちがバンドできるようになったらいいなと思いました。
期待はやっぱりライブでの盛り上がり!
バカ騒ぎができるポテンシャルはかなり高い会社であることはよく知ってますので(笑) -
終わった後に「想定の200%だった」と仰っていましたが、
具体的にどの瞬間が心を動かしたのでしょうか? -
3つあります。
一つ目は自身の出演バンド「ALCOHOLICS SPICY JALAPENO」のメンバーたちです。
CONの藤代美由貴さん、WRK SAの阿部和宜さんと3人でやっているのですが、
「こんなに音出して楽しいメンバーが会社にいたの!?」と思いました。
シンプルに演奏に対しての評価です。
二つ目は軽音部員たちの熱量です。
2週間でのクオリティの上がり方が本当に凄かった。
「本気で遊ぶ」の本気度に心を動かされました。
三つ目はオーディエンスです。
演者も本気ですが、オーディエンスも本気で楽しみに来てくれた。
この演者の本気とオーディエンスの本気をステージ上からも客席にいたときも感じて、
とても素晴らしい時間だなと感動しました。 -
音楽を通じて「戦友」ができたことで、
業務中のコミュニケーションやマインドに変化はありましたか? -
業務上コミュニケーションをとる人が軽音部にほぼいないので
具体的な変化があるわけではないですが、
何かあった時にいつでも話せるなという心理ハードルの低下はかなりあります。
なんかもう、部員も、そうじゃない方も
みんな仲間って勝手に思っちゃってるマインドです(笑)
「本気で遊ぶ」を文化に。次は500人へ
フェスを終えた直後、佐々木さんの頭にはすでに次の目標が浮かんでいました。
-
終わった瞬間に、次は500人でやるって決めた。マジで思いました。
イベントを行った上での課題ももちろん見つかりました。
「休憩時間がない」
「終演後に飲みに行けない時間帯」
「子ども連れにはきつい環境」
次回は会場規模の拡大とともに、時間帯の見直しや演奏以外のコンテンツの追加も検討中とのこと。
さらに視野を広げ、技術職スタッフや地方メンバーの参加拡大、
OB・OGも自由に関われるアルムナイとの連携も構想に入っています。

-
ウィルグループの社員のノリって、これだよね、と思っている。
本気でやっている人をみんな応援するんです。
そして、盛り上がって遊ぶことが好きな人が絶対に多いし、
それを思いっきりやれる場を作りたい。
フェスの後に次のイベントを案内したら、わずか数日で既に4バンドが結成済み。
「みんなやる気がありすぎて、次いつですかってすぐ急かされる(笑)」とぼやきながらも、
その表情は明らかに嬉しそうでした。
大人の本気の遊びは、まだまだ始まったばかり…
これからの軽音サークルにもご注目ください!
今回は、バンドメンバーの皆さんのかっこええ写真で、この記事を締めたいと思います!



































