2024.05.21

【Well-being】Vol.1 Well-beingサーベイの大事なポイントは『自身の変化を見る!』こと

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こやまいくみ 浦和レッズをこよなく愛し、遠征(応援)で全国に飛び回っています。いつか、ウィルグループが浦和レッズのスポンサーになることを夢見ています。

皆さんこんにちは。広報小山です。

 

Well-being

 

ウィルグループのメンバーにとっては身近にある言葉ですよね。

 

とはいえ、

●Well-beingというものが何かはわかる

●Well-beingが大事なのもわかる

●でも、いまいち何をしたらいいのかわからない

●どう向き合ったらいいかわからない

 

そんな思いの方もいらっしゃるかもしれません。

 

そこで今期から、ウィルグループの「Well-being」に関連する記事を、

毎月配信していくことにいたしました!

少しずつで構いません。

Well-beingについてもっともっと知っていただきたい。

そんな思いで配信していきます!

 

第1回の今日は、年2回皆様にご協力をいただいている

Well-beingサーベイ」について解説していきたいと思います。

 

こちらの記事配信に伴い、

ウィルグループ人材開発部の皆さんにご協力をいただきました!

☘Well-beingサーベイとは?☘

今年入社された方(2024年2月~)は初めて聞くかと思いますので、

改めて「Well-beingサーベイ」とは何ぞや?をお伝えします。

 

Well-beingサーベイ

ウィルグループでは、Well-being

身体的、精神的、社会的に良好な状態」と定義しています。

 

✅身体的に良好とは、身体が健康な状態

✅精神的に良好とは、心が健康、人生の目的や意義を持てている状態

✅社会的に良好とは、身近な人間関係が良い状態

です。

 

それぞれが今どのような状態なのかを把握し、

さらに良い状態にするにはどうするべきかを知るためのサーベイです。

健康診断のWell-beingバージョンと思っていただけるといいかと思います。

Well-beingサーベイの考察にあたり、
人材開発部の下釜部長にインタビューさせていただきました!

☘2024年1月に実施したWell-beingサーベイの考察☘

Well-beingサーベイスコア(結果)が、全社配信されているのはご存じでしょうか?

全社チームにある赤枠で囲っているところに配信されていますので、

もし見たことない…という方はぜひ見てください!

 

直近は、2024年1月に実施したスコアが配信されております。

今回は前回(2024年1月)のWell-beingサーベイスコアの考察をお伝えします。

 

Well-beingサーベイは、前期の1月と今期の1月の年間比較を行い、

スコアの変化を見ていくものになります。

1.全社の昨年同月比(2023年1月)変化のトップ3、ワースト3

過去のデータからウィルグループでは、

前回より2.5pt以上の差

があれば、主観的に変化を感じやすいということが分かっています。

 

個別では大きく上がった方、下がった方はいらっしゃいますが、

会社全体のスコアだと、22年度と比較し、2.5pt以上の差がある項目はありませんでした。

しかしながら、1,000名以上が回答した結果として、多少なりとも数値の変化はありましたので、

Well-beingサーベイの計測・分析主幹の人材開発部として、

変化のトップ3、ワースト3を取り上げ、以下の考察をしております。

  • 「チャレンジを推奨する雰囲気」(+1.3pt)
    「職場オススメ度」(+1.0pt)
    「社会的地位」(+0.8pt)

23年度は、グループキックオフであったように全体の業績は厳しい状況でしたが、

それぞれの社員が成果を追いかける中で新たなチャレンジをし、そのチャレンジを組織・チームが後押ししたことにより

「チャレンジを推奨する雰囲気」

「職場オススメ度」

が上昇したのではないか、また、さらにそのチャレンジが成果となり認められて

「社会的地位」(自分の社会での立場・地位に満足しているか)

の上昇要因になった可能性があると考えています。

  • 「主観的健康観」(-1.1pt)
    「ストレスの低さ」(-1.0pt)
    「ビジョンを描く力」(-1.0pt)
    「信頼関係構築力」(-1.0pt)


    ※3位タイのため4つあります。

反面、目標を追いかける中でどうしても業務時間が長くなったり疲れが出てくることにより、

「主観的健康観」

「ストレスの低さ」

にマイナスの影響が出てきているのではないかと思います。

 

また、厳しい状況の中では、特に目の前にある業務に意識が向きがちなため、

自身や組織の将来のビジョンを考える暇がなく、

「ビジョンを描く力」

が低下してしまったのではないかと考えられます。

 

「信頼関係構築力」(人と信頼関係を構築するのは得意)

については、忙しい中で対応に追われ業務以外のコミュニケーションなど、

身近な人間関係構築にあまり時間を割けなかったと感じた方がいたのかもしれません。

 

簡単ではありますが、現実の状況を鑑み、結果から読み取れるコメントを記載しました。

ぜひ、皆さんも個人の結果を見た際に、「なぜこの結果になったのだろう?」と原因分析をしてみてください。

それがより良い状態(Well-being)になるためにまず大事なことだと思いますし、

そこから各自が変化のために行うアクションの総和の結果が、グループのWell-beingスコアにも反映されていきます。

結果を見る際に、不明点などあれば、ぜひいつでも人材開発部にお問合せください。

2.役職ごとの昨年同月比比較

皆さんに配信している情報には掲載されていないのですが、

サーベイスコアからこのような傾向が見られました。

 

➀役職が上の方がWell-beingが高い

②支店長・LDR以下の挑戦力と成長実感が上位役職と比較すると少し低い

 

➀役職が上の方がWell-beingが高い>について

スコアの結果から役職者、新たに役職に就いた人のWell-beingが高くなっている傾向があります。

なぜか?は人それぞれ異なるので、正直、これっ!といった正解はないのですが、

人事材開発部としては、

裁量があり成長実感が得やすい。収入も上がり、自由度が高い。

のではないかという見解をしています。

 

②支店長・LDR以下の挑戦力と成長実感が上位役職と比較すると少し低い>について

ここの数値を会社としても高めていきたいという想いがあり、

キックオフのコンセプトを「挑戦に熱くなれ」にしました!

【ここが重要!】3.個人結果の振り返り

Well-beingサーベイの結果を皆さんはどうしてますか?

●特に何もしていない

●上がった下がったなどの変化を見ている

●他の人と比べて見ている

などなど人それぞれかもしれません。

 

このWell-beingサーベイの結果を見るときに一番大事なことは、

数字が高い低いではないということです。

 

ほかの人と比べた時に自分は低いな・・・と思う方もいると思います。

しかし、点数の付け方は人によって異なり、

例えば、理想が高い人や自己肯定感が低い人は低くつける傾向があるなど、

スコアの付け方はタイプによって人様々です。

 

Well-beingサーベイの結果で一番大事なのは、

高い低いではなく、過去の自分の比べて変化がどうか

がポイントとなります。

 

たとえば、健康診断の結果が出たときに、

体重が去年より3キロ増加したな・・・確かにこの1年暴飲暴食していたな。

だから3か月で〇キロダイエットしよう!

と原因を振り返り、目標を決意するとします。じゃあ何をするのか。

 

✅毎日30分歩こう!

✅バランスのよい食事を心がけよう!

✅筋トレしよう!

 

などと実際のアクションを考えますよね。

Well-beingサーベイも同じです。

 

毎回結果を見て今回の自分の変化を知り、

この辺が下がったな、あの時あんなことがあったからかな・・・

じゃあ、この次の半年間はこういうことをしてみよう!と

振り返りとアクションを決め、PDCAが回っているのが理想なんです。

 

80ptだから高いとか60ptだから低いではなく、

前回75ptだったけど、今回70ptに下がったのは何だろう。

前回60ptだったけど、今回65ptに上がったのは何だろう。

この変化の違いを振り返ってほしいのです。

 

実際にこの振り返りを人事本部 人材開発部の戸城さんが行いましたので、

どうやったらいいのか、やってみた感想を聞いてみました!

☘Well-beingサーベイ個人での振り返り方☘

個人の振り返り方ですが、

サーベイを実施すると「幸福度診断の活用方法について」というタイトルのメールが届きます。

メール本文内の【振り返りを行う】をクリックすると振り返りを実施することができます。

早速戸城さんにサーベイの振り返りの感想を伺ってみたいと思います。

  • サーベイを振り返ってみていかがでしたか?
  • サーベイの回答依頼があり直観的に設問に答えていくと、結果が表示されて「上がった」「下がった」という結果だけで終えていたときもありましたが、回答後に届くメールから振り返りを行うことでなぜその項目が上がった(そもそもどの項目が上がった)のかを客観的に見ることができました。

    そして指示通りに振り返りを行っていくことで自然と内省することができ、しっかりWell-beingと向き合うことができました。
    また、更に上げていきたい項目を選択するとガイドも表示されるので、行動が考えやすかったです!

小山の振り返り一例を特別にお見せします!
このような形で振り返ることができます。
  • 振り返りをしてみて、何か発見はありましたか?
  • 大きな発見というほどではないですが、幸せになる余地のある項目が明記されているので、『あーここを上げることができれば、より幸せになれるんだ!』という可能性のようなものはしっかり感じられました。漠然と不足感を感じているだけだと行動に移しにくいですが、明記されていることで意図的に意識することができ、何か1つでもプラスにできるようアクションしていこうという前向きな気持ちになれました。
  • 振り返りをしてみて今後のアクションが見えましたか?
  • 上述した通り、今後のアクションは見えました!ガイドがあるので、何をやればいいかわからないものについては、まずはガイドに記載されていることをやってみようと思えました。
  • 戸城さん、ありがとうございました!
    まずは、ガイドに記載されていることをやってみる!というのが大事ですね。
    振り返りでは、「強みを伸ばすアクションプラン」や「幸せになる余地のある項目を伸ばすアクションプラン」をメールでリマインドしてくれる機能もあります。
    ぜひ皆さんも実施してみてください!

診断結果参照のポイントとして人材開発部から配信されている資料を抜粋しています。

☘最後に参考資料として・・・☘

皆さんいかがだったでしょうか?

大切なので、何度も言わせてください!

 

このWell-beingサーベイの結果を見るときに一番大事なことは、

数字が高い低いではなく、過去の自分と比べて変化がどうか

なのです。

 

Well-beingサーベイは自身の現状を把握する「Well-being健康診断」です。

次回は7月に実施がありますので、この記事を参考にぜひ振り返りをしてみてください。

 

また、サーベイを実施する際には、

Well-beingサーベイ受講前ガイドライン」が配信されていますので、

一読してから測定してみてください(2分で読めます)。

正しい測定のためのポイントをまとめていますよ!!

 

最後に参考として、このWell-beingサーベイを実施している一般平均と

ウィルグループと平均を比べたものを掲載します。

(※企業以外で個人の方などの数字も含まれています。)

 

ウィルグループは、全体的に一般平均よりもWell-beingが高く地位財の収入力や財産力はやや低いが、

職場の幸せ力の各項目は圧倒的に高い、ということなどが分かりますね。

 

これはあくまで参考値です。何かの参考になれば・・・

ピンク色がウィルグループの平均値、水色が一般平均値です。


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