2022.07.14
【ウィルカラ】Vol.19 パパレンジャーと語る『男性の育児休業』。新人パパ×ベテランパパのリアルな座談会の様子を覗き見!👀✨
ウィルカラ(ウィルグループのcolorful career)
ウィルグループの女性社員のキャリアと働き方を応援するプロジェクトです!
-
お疲れ様です、WIL企画労務部の高橋です。
ウィルカラ第19弾は、
--------------------------------------------------------
『パパレンジャーと語る育児休業』の様子をお届けします🌻
--------------------------------------------------------
先日は、WRK-SA磯江部長が「News23」に出演され、社内もとても盛り上がりましたね!
育児をする磯江さん、とってもイクメンでした!✨
東京都でも、先日育児休業の愛称を「育業」とし、
”育児は未来を担う子どもを育てる大切な仕事”として、推奨する旨の発表がありました。
男女にかかわらず、仕事と育児を両立するパパ・ママレンジャーが
自分らしくワクワクしながら働き続けられる会社を目指したいですね🎉
育児・介護休業法が改正されました📝
2022年4月、男女ともに仕事と育児を両立しながらも働き続けられることを目的に、
「育児・介護休業法」が大きく改正されました✨
当社でも、男女にかかわらず育児休業をより取得しやすくするための環境整備を行うほか
この10月からは通称「男性版産休」という制度も創設されたため、これを機に、
男性の育児休業の取得をより後押しする施策がスタートしていく予定です。
📺磯江部長のテレビ出演記事はこちら!
そもそも「育児休業」ってどんな制度?男性も取得できるの?
育休は、女性(ママ)だけではなく、もちろん男性(パパ)も取得することが可能です。
育児・介護休業法に基づく休業制度のことで、原則として
「1歳に満たない子ども」育てる社員が、会社に申し出ることで利用することができます📝
女性の場合は、産前産後休業と合わせると産前6週間前から、
男性の場合は、配偶者の出産予定日から、子どもが1歳の誕生日を迎える前日まで取得可能です。
(詳しくは、社内マニュアルをご確認ください✍)
パパレンジャーと語る「男性育休」📝✨
今回は、ベテランパパ、中堅パパ、新人パパ、それぞれの代表をお呼びして
男性育休についての不安や想い、取得した実際の感想など、色々なお話をお聞きしました👨
まずは、メンバーをご紹介します📝
-
ベテランパパ代表:鳥谷部 大樹
部署:人事本部 人材開発部
コメント:久米島から参加です!3姉妹の我が家は毎日とてもにぎやか♪ -
中堅パパ代表:戸城 将太
部署:人事本部 人材開発部
コメント:2児のパパです!最近二人目の男の子が誕生しましたー! -
新人パパ代表:萩原 豪
部署:ヘルスケア事業部 キッズケア営業部 大阪支店
コメント:最近第1子が誕生しました!先輩たちにいろいろ教わりたいです!
-
ウィルカラ&ベテランママ代表:棟久 愛未
部署:ヘルスケア事業部 キッズケア営業部 新宿支店
コメント:男女かかわらず、育児に参加している組織って素敵だし、そうありたいですよね。 -
ウィルカラ代表:NGUYEN THI HUONG(グエン ティ フォン)
部署:グローバルビジネス本部 プロダクトソリューション部 workグループ
コメント:他国での子育ては不安ですが皆さんの話を聞くと安心してきました。 -
ウィルカラ代表:高橋 真紀子
部署:人事本部 企画労務部
コメント:まだ子どもはいませんが、旦那さんには是非育休取ってほしいなと思っています!
Q:育児休業を取得したいと思いますか?
-
社内アンケートの結果では、男性の育児休業に対し男性も8割以上が「賛成」と回答していて
社員皆さんからの意見も、肯定的なようですね。
ところで、最近お子さんが産まれた戸城さん・萩原くんは、
ご自身の育休についてどう考えていますか? -
育休に対し前向きな社員が多いことは、とてもいい傾向ですね!
ただ、ぶっちゃけたところ、、僕自身は迷っています・・。
「仕事で周囲の人に迷惑かけたくない」「収入が減ることが不安」というのが理由で、
育休を取ると今の日常の仕事のペースを崩さないといけないのかな~とか
在宅勤務しながら子育てもできるから、わざわざ取得しなくてもいいのかな~と思ったり。
あと、「育休とっても役に立たないんじゃないかな~」と思うこともあるし
でも、「妻が困ったときに手伝えるのは理想かな~」と思ったりもしていて、、
そんな、ハザマでゆらゆら揺れてます。笑 -
戸城さんの気持ちわかります!笑
僕は3兄弟の一番末っ子なんですが、兄弟や会社の上司たちを見ていても
育休を取得せずに仕事をしながら子育てしている人が多いから
「育休を取得する明確な理由が見当たっていない」というか、
自分も仕事しながら子育てするのかな~と感じています。
あとそもそも、育休は男性もとれる理解はあったんですが
男性の自分が育休を取得すると考えたことがなかったんですよね。
今回のお話をもらった際にも、「育休とるの?」と聞かれて
「とりますよ、奥さんが!」と、まさか自分のこととは思いもせず答えちゃいました・・(笑) -
「取得したい」と感じている人は多い一方で、
なかなか取れない(取りづらい)と感じる人も多いようですね。
Q:育休を取得できない(取得しづらい)と感じる理由は?
上司や同僚の立場だったら、どう思う?
男性は「部署に迷惑をかけてしまうと感じる」と回答した方が一番多く
取得することに後めたさや、とりづらさを感じているようです。
取得することに後めたさや、とりづらさを感じているようです。
-
社員アンケートからも、
戸城さん・萩原さんの意見が主な理由であげられていますね。
-
今は属人的になっている業務があるから
「仕事頼むの申し訳ないな」「迷惑かかるんじゃないかな?」と
取得することを躊躇してしまうのはあるかも。
だから、仕事しながらでも育児はできるんじゃないかなって思ってしまいます。
-
もし「育休を取得したい」と上司へ相談したら、
どんな反応があると思いますか?
-
「いいじゃん、とりなよ!」って、快く言ってくれると思います。笑
結局は、自分が育休をとるイメージがあまりにもできないことと
自分への納得感というか、仕事しつつ育児をしたほうがいいんじゃないかなっていう
思い込みだったりするのかもしれません。
きっと、最初はばたばたするんだろうけれど、きっと調整すれば業務は回るはずですし
「こうなったらどうしよう」という思い込みや、申し訳ない気持ちがあるような気がします。
-
(うんうんうん。)
自分も、今支店長業務を任されているんですけど、
自分が1か月2か月抜けてしまったときに回らないことはないと思います。
だけど、目標や戦略立てるとき、突発的な対応があったらどうしようって。
任されている以上はやりきりたい思いと、その一方で、部下が取得したいと言った際には
「いいじゃん、取りなよ!」と背中を押したい気持ちと、
自分の考えも、置かれる立場によって真逆になっていますね。笑
あともしかすると、「男性が働いて女性が育児をするもの」っていう考えが
僕たちやみんなの中にまだ少なからず残っているのも、取得しづらい理由のひとつかもしれません。 -
確かに、「仕事は男性・育児は女性がするもの」という思い込みが残っていて
取得しづらさにつながっているのかもしれないですね。一方で、上司や同僚は
メンバーに「育休とってほしい!」と思っている人が多いのも事実だし、
性別にかかわらず、自然と育児に参加できている組織が理想ですよね。
Q:男性の育児休業の妥当な期間は?
多くの社員が「1か月程度」「2か月程度」を妥当だと感じているようです。
- ちなみに、育休をとるとしたら、どの程度が妥当だと思いますか?
-
2~3か月が理想だけれど、現実的なのは1か月以内くらいかなと思っています。
一人目の子が生まれた頃の奥さんを思い返してみると、
最初の2~3か月はお風呂に入る時間もなく大変そうだったので、出産して間もない時期に
2~3か月とれると、奥さんにとってはいいんじゃないかなって思っています。 -
私も二人子どもがいるのですが、
できれば夫にも育休とってほしかったな~と思います。
特に下の子が生まれた際は、
一人目の子が2歳くらいでイヤイヤ期で本当に大変で・・!
あと、新生児の0か月~3か月の間は、驚くほど成長するんです。
戻りたくても戻れない貴重な時期を、一緒に経験してほしいなって思っています。 -
僕は、長女と次女が産まれた時に、産後1週間を有休でお休みして、
三女が2019年の4月に生まれた際は、7~8月の2か月間お休みを取得しました。
この2か月は小学校が夏休みなので、遊び盛りの子供ふたりと乳児を
妻ひとりで抱えるのは大変すぎるな、と思ったんです。
育休とは、新生児のためだけにあるものではなく、妻や長女次女、みんなが
よりよい状態であるためにも大切だと考えて、この期間をお休みしようと思いました。
そして、その2か月間の育休期間が、すばらしく良いものだったと感じています。
最初は、2か月間のお休みは僕にとって大きなチャレンジだったんだけど、
最後には、終わることがとても名残惜しく感じていたんです。
日常の仕事を続けている中ではできないことも、本当にたくさんあって。
「仕事を保留して育休を取得すること」。
僕としては、そこに価値があると思っています。
北海道と山梨県で過ごした
「2か月間の育休経験」が教えてくれたこと
-
ひとつ前の質問で、鳥谷部さんがお話されていた
「2か月間の育休が本当に価値のある時間だった」という部分が、心に残っています。
そのあたりのお話を、詳しく聞かせてほしいです! -
そんなに長い期間仕事をしないのは、ほぼ大学生ぶりだったんですよね。
でも、当時と僕の今の僕の違うことは
『愛すべき家族や、大切な時間がある』ということなんです。
「どういう夫でありたいか」「どういう家族でありたいか」
それを模索しつつ、「この時間をどう過ごそうか」と、家族と一緒に考えました。
そうすると、いろんな発想がわいて、しかも時間があるから挑戦できるんですよね。
自然豊かな場所で子どもたちを遊ばせて、
自然に囲まれたところで子育てができたらいいなって。
だから、はじめの1か月の一部分は、北海道を周遊したんです。 - え、北海道ですか!??
-
そう。本当はキャンピングカーで周りたかったんだけど、
大きな車を動かせるかちょっと心配で、それは断念したんだけどね(笑)
けれど、北海道を10日間くらいかけて周遊するのは、
本当に、素敵な時間でした。
そして、帰ってきてすぐに、山梨県に1か月間の移住をしたんです。 - え、次は山梨ですか!???
-
うん!"自然に囲まれて過ごすこと"が「家族全員の幸せ」かもしれないねと
妻とも話し、それを実践してみたんです。
今までずっと東京で暮らしてきましたが、この北海道と山梨での約2か月の経験によって
僕たち家族にとってwell-beingな状態は「自然の中で暮らすこと」なのかもしれないね
ということに気づくことができ、僕自身の人生をガラリと変えたと思っています。
そしてその半年後、久米島に移住するという決断をし、今の生活につながっています。
連続的な日常を暮らしていると、「変わりたい」という思いはあるものの
日常の引力が強すぎて変われない。だからこそ『日常を保留』したい。
人生の中で、少しの時間でも仕事を保留して、これから先の未来を見つめなおすことで
これから先の人生を、もっとわくわく生きられるんじゃないかと思っています。
「育休」には、そういう使い方もあるんじゃないかなって。
自分は何がしたいのか、どういう夢があるのか見つめなおすことで
とても良い育休期間が過ごせるんじゃないか、って、思うんですよね。
-
在宅勤務などを利用して、仕事をしつつ育児をする両立の仕方もあるけれど、
鳥谷部さんは仕事を一度保留して、これからの育児や人生と向き合う
育休の取り方を、選択されたんですね。 -
そうだね、日常から切り離すことで、家庭や人生についてまた
違った見え方ができることもあるし、もっと違う未来を描ける時もあるんだよね。
僕の場合、なぜ取りたいと思ってるのか、
そのWhyの部分に対しWhat(何を実現したいのか)を明確にすることで
強い動機が生まれたなと思っています。
結論、僕としては
『育休で人生を変えることができる』と思っています。
大事なのは、どうありたいかを考えること。
「育休は義務」というよりも、「育休に夢を」と強く伝えたいですね(笑)
-
正直なところ、これまで育休はどこか他人事であんまりイメージが湧いていませんでした。
でも、それを考えるのが大事なんだろうな、と思いました。
今はありがたいことに、在宅勤務制度やフレックスタイム制など
仕事をしながら育児ができる環境も整っているし、
育休を取ることに対する意味や目的をまだ持てていないのも正直なところ。
だけど、自分がこれから先の人生や家庭、育休を通してどうしたいのか、
想像を膨らましてみることが、ファーストステップなのかもしれませんね。
そして、子どもが生まれる子には「育休どうするの?」と、お互いに声をかけあえること。
まずは相手がどう思っているか聞いてみて「育休とっちゃいなよ!」という
コミュニケーションがとれるといいですよね。
荻原くんみたいに、男性が育休を取ることに、気づいていない人も多いかもしれないしね!笑 -
ほんと、自分も考えたいし、みんなにも伝えたいです!笑
無条件に育休を取らない選択をするのではなく
「自分がどうしたいかを考えて選択すること」を大事にしたいし
上司にも相談しながら、考えてみたいです。 -
そういう選択肢が増えることが大事だし、
そしてどの選択も決して間違いじゃないんですよね。
「育休」という選択肢があること、それを家族と改めて
「どうしようか。」と話し合う機会になると良いですね。 -
「とれない理由」ではなく「やりたい理由」を見つけていくこと。
育休にかかわらず、自分はどうしたいのか、何をしたいのか考えることが
僕は大事なんだと思います。
育休を取得して「すみません!」じゃなくて「すごいよかったよ~!」と、
ウィルグループの社員みんながにポジティブな物語を連鎖させていけること。
それが、とても大事なんじゃないかなと思います。
第1回パパレンジャー座談会は、とても盛り上がりました😊
-
ウィルカラでは、男性の育児休業の取得を応援しています!🎉
育児休業について意識を向けたり、お互い声を掛け合える関係でありたいですね。
みんなでそんな関係・組織を作っていきましょう😊
次回予告!!
海外から日本に来て子育て×活躍しているあの方の
素敵な両立エピソード・・👠
次回のウィルカラは、
ベトナムから日本に来て子育てをしつつ、
お仕事でもご活躍されているあの方にインタビュー✨
💡なぜ、ウィルグループを選んだの?
💡日本で子育てをする大変さと、良い点とは?
💡二人の子どもを育てながらも、挑戦することができている理由とは?
まだ経験したことのない、仕事と育児を両立することへの不安を
感じている方も多いのではないでしょうか。
もともと、彼女もその一人でした。彼女の心を動かしたこと、
“女性”も”上司”にとっても、とても参考になる記事となっています👀✨
是非、次回もウィルカラ見てくださいね😊
この記事を書いたレポーター
ウィルカラ(ウィルグループのcolorful career)
ウィルグループの女性社員のキャリアと働き方を応援するプロジェクトです!
男性は8割以上、女性は9割以上が男性の育児休業に「賛成」のようです。