
【jinjiing】第10話 新卒採用担当の座談会開催!「新卒採用にかける想い」をきいてみた!

新卒採用の本エントリーがまもなくスタート!!
皆さんこんにちは!人事本部の採用戦略部の南部と人材開発部の村上です。
今回のjinjiingは「新卒採用」をテーマに皆さんにお届けします!
4月にはいよいよ25卒の新卒社員が入社してくれますが、実はすでに26卒,27卒 の採用もスタートしています。
(26卒は、この3月より本選考へのエントリーが始まります!)
(※3月1日は、新卒採用において企業の情報が解禁される日です。就活サイトの情報が更新され、企業へのエントリーや会社説明会などが開始されます。)
そこでグループ各社の新卒担当の皆さんに「新卒採用にかける想い」をお伺いするべく座談会を実施しました!
過去の記事はこちらから
CON ×WIL×WRK(SA)新卒採用責任者で座談会!
ウィルオブ・コンストラクション、ウィルグループ、ウィルオブ・ワーク各社の新卒採用責任者3名にお集まりいただきました!
MCは村上安奈が務めます!
※以下
株式会社ウィルオブ・コンストラクション=CON
株式会社ウィルグループ=WIL
株式会社ウィルオブ・ワーク=WRK
セールスアシスト事業部=SA
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みなさん本日はお集まりいただいてありがとうございます!
私から色々ご質問させていただきますが、みなさんは業務でもそれ以外でもお話される機会も多いとのことなので、ぜひざっくばらんにお話いただけたらうれしいです!
ではまずは自己紹介をお願いいたします!
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みなさんありがとうございます!
では、さっそくですが、学生さんと対峙されるときに大切にしていることはありますか? -
まず僕から伝えさせてもらうと、私たちの関係性は対等であるというスタンスを持っています。
私たちも偉そうに選考について語ってますが、企業を選ぶ権利があるのは学生自身です。
お互いに選択する権利があるので、私たちも一人一人のことを本気で知るために、対話を重視しています。
学生に本気で入社を考えてもらいたいと思っているので、何の情報や材料が足りないのか、何の魅力が不足しているのかを、ぜひ自由に聞いてほしいというスタンスで関わっています。
こうしたコンセプトで向き合っているので、対等な立場でのコミュニケーションを大切にしています。 -
私たちが掲げる採用ミッションは「就活生をポジティブに」です。
出会った先にご縁がある方もいれば、残念ながらご縁がなかった方もいます。どちらの結果でも、学生さんにとって「出会えてよかった一社」になることを目指し、選考フローの設計、選考に登場する選考官、リクルーター含む社員、そして人事の在り方に拘りを持って努めています。
また、私個人としてはウィルグループの一番のファンでありたいと思っています。
特別意識することではないとは思いますが、そのことが学生のみなさんに伝わるといいなという気持ちを持ちながら活動しています。 -
基本的に二人の話は近いところがあると思いますが、「対等」や「平等」に、同じフィールドで進めていくことが大切だと思います。そして私たちの使命として、学生の中に秘められた可能性を引き出してあげることが重要だと感じています。それぞれの学生自身の内にあるものを引き出し、ちょうど良い形でアピールできるようにサポートしたいと思っています。
面接や選考を通じて、自分では気づけなかった自分を発見してもらい、自分をより深く理解して帰ってもらいたいと考えています。そうした思いを持って選考に向き合っています。
面接をする際には、最初に「対等な立場であること」をしっかりと伝え、価値観が出合う時間にしましょうと話しています。合う合わないは全く問題ありません。その上で、私たちを見てほしいというスタンスを大切にしています。
このようなコミュニケーションを大切にしつつ、学生たちの持つ可能性を顕在化させることも意識しています。出合う価値観がどのようなものかを探求する時間にしたいと思っています。 -
”価値観が出合う”って素敵ですね!
オシャレ~♪ -
オシャレー!
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そうやって向き合ってくれたらうれしいですよね!
本気で向き合ってくれているんだと学生さんは感じるでしょうし、自分がまだ気づいていない可能性を引き出してもらえるとか、私の価値観ってこれだったんだと気づけたり。
すごい!ただの選考じゃないんですね・・・! -
MVV(MISSION・VISION・VALUE)を大事にしているからこそ共感もしてほしいし、僕たちもそういうスタンスでありたいというのが大きいかなと思います。
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ではそんな想いでされている採用活動の中で印象に残っていることをぜひ聞かせてください!
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ちょっとありすぎちゃうんですが、、、ひとつ選ぶとすると、さっきも少し話した「向き合う」というコンセプトで、いろいろな学生の過去や価値観に触れながら話を進めていく中での出来事ですね。
昨年の選考中の話なのですが、ある学生が高いレベルの勉強についていけなくて劣等感を感じているという気持ちを持っている状態でした。その学生は頼る先がなく余計に辛い状況だったようです。そこでその学生に「今どんな気持ちなのか教えて」と聞いてみました。
その学生は、自分の将来に対して本当に迷っていて、何をしたらいいのか分からなくなっていました。
私たちは、VALUEである「可能性を信じる」ということを大切にしているので、「過去の経験に自信がなくても、未来には自分を変えていきたいって思える心が大切だよ」と伝えました。
その言葉を聞いて、その学生が泣いてくれたんです。
入社してからはすごく前向きに頑張っていて、今では現場で50人以上の職人さんの前でプレゼンをするまでになったんですよ。
この間もその子がコーポレートのホームページに載るということでオフィスに来てくれてたのですが、その成長にめちゃくちゃ感動して号泣しちゃいましたね。笑
MISSION・VISION・VALUEを体現してくれたなと思って本当にうれしくて、印象に残ってます! -
私の印象に残っているエピソードは、チームとしてのエピソードです。
私たちは、内定者研修や内定式など、私たちの想いを内定者に伝えるシーンがたくさんあります。例えば、内定者に動画でメッセージを送ったり、Tシャツをプレゼントしたり、、想いを形としても伝えるということをやっています。
24卒の子たちの話ですが、入社前の2月に行ったラスト懇親会で、サプライズで内定者から人事へのメッセージが入った動画をプレゼントしてくれました。私たちが送っている動画へのアンサーソングじゃないですけど、「ああ、片思いじゃなかったんだな」と思わせてくれるような内容でとても嬉しかったです。
内定者たちが、既にウィルグループのMISSIONを体現してくれてるなと感じました。動画に加え私たちの似顔絵もプレゼントしてくれて、ロッカーを開けたらそれがすぐに見れるように飾っています!!
人事のメンバーたちも泣いてましたね。 -
やっぱり人事をやっていて、醍醐味って言ったらあれなんですけど、選考の中でその学生が変わる瞬間に立ち会えるときはやってて良かったなと思えるんですよね。
対面のグループディスカッションの中で、ウィルグループでよくある「リーダーを決める瞬間」がありました。何をするかも言わずに「今からリーダーを決めるので、やりたい人は手を挙げてください」と挙手をしてもらったんです。すると、ぱっと手を挙げた子がいて、その子がリーダーとしてうまく進行してくれました。
ディスカッションが終わった後、その子が「伊藤さん!私、今までリーダーになるタイプじゃなかったし、手を挙げるなんてことはまずしなかったんです。でも、気づいたら手を挙げていました」と話してくれたんです。
私たちが説明会で伝えたことやMISSION・VISION・VALUEに心を打たれたからだと。
その時、「こうやって人がMISSION・VISION・VALUEで人が動くんだな」と感じました。そして、その子は結局うちだけを受けて入社を決めてくれたんです。そんな風に、心が動く瞬間を見ることができて、こういう子たちが集まれば本当にMISSIONって叶うんだなと実感しました。
また、当時名札を作る際に一人一人の内定者にメッセージを考えることをしていて、その子は「私はザ・ウィルオブ」って書いてお渡しするくらいウィルオブにいそうだと感じる子でした。
入社後も活躍してくれているので、MISSION・VISION・VALUEが学生の心を変える瞬間があるんだなということが、すごく印象に残っています。 -
今、伊藤さんがお話ししてくれた「手を挙げる」というのは、私たちのVALUEである「可能性を信じる」と繋がっているすごく大切なことですよね。
これから何をするかわからないけど、手を挙げてみるという経験が自信が育むんですね!
オンライン配信も同時に行いハイブリッドで開催しました!
みんな揃ってウィルポーズ!
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みなさんから熱い想いがひしひし伝わってくるのですが、
これをもっと良くしていきたいとか、課題を感じてるから改善したいことなど、これから挑戦してみたいことはありますか? -
CONの話になりますが、施工管理という入り口からスタートして、それぞれのお客様のところで従事いただくのですが、もっともっとパラレルにキャリアが広がっていけばいいなと思いますね。
今だとBIM事業にも取り組んでいますが、最先端の技術を積極的に取り入れていってますし、最近ではデジタルトランスフォーメーション、いわゆるDXの進展やオートメーション化が進んでいますよね。CADなども含めて施工管理以外にも多様なキャリアを用意することができると思っています。
海外の可能性を探ることも含めて、新興市場とも連携しながら自分だけでなく、周りの人たちも可能性を広げていけるような世界を作りたいなと思いますね。
ウィルオブ・コンストラクションに入社したらこんなことに挑戦ができて、こんなことができて、こんな成長が待っているよというものをもっと見せてあげたいと思っています。 -
グローバルにキャリアが広がるというのは素敵ですね!
前澤さんはどうでしょうか? -
私は2つありまして、1つ目は活躍人材の採用に拘るです。
今は、採用市場が厳しく各企業の充足率も年々下がっていて、人を集めるということ自体が難しい現状です。だけど私たちは、数を集められたら良い、ではなくて、より質(活躍人材の採用)に拘っていきます。
入社した新卒がウィルグループで活躍することで「この会社を選んでよかった」という結果に繋がると思いますし、ウィルグループの未来を創る幹部候補人材の採用に貢献していきたいです。
2つ目は、ウィルグループのMVVをもっともっと社内に広げていきたいということです。
たとえば、説明会や2次選考では現在 若手社員にも登壇してもらっているのですが、その数十分や1時間の時間でも新卒採用の選考に関わることで、ウィルグループのMVVや大切にしている価値観、入社を決めた当時の気持ちを思い返せると思うんです。日頃の業務に熱中していると少し距離を感じることもあるんじゃないかと思います。
新卒採用に関わることで既存社員がMVVという原点に戻る、そんな場所にできたらと思っていますし、その仕組みづくりに挑戦していきます。
社内外、双方に対して「ポジティブに」という想いを持って、この先も取り組んでいきます。 -
なるほど!前澤さんが大事にしているのはただ採用をするだけじゃないんですね。
採用した学生さんが入社した後も活躍できること、さらには採用に関わってくれる社員もポジティブにすることを大切にしているんですね。素敵です!
伊藤さんはいかがですか? -
専門職がどんどん比率を増していて、SAですと現在2,000人くらいの専門職社員がいるんですけど、たとえばこの専門職の社員のあり方や存在というのを、もっとつくっていくこと。
採用に関しては、専門職のメンバーが採用や入社に向けて関わってくれることが、学生にとっても一番有益なことだと思うんですね。やっぱりそれが会社の大きな武器になると思います。なので、専門職の関わり方や立ち位置について、徐々に取り組んでいるところです。
この中で、専門職の社員のあり方や存在をさらにアップデートしていくことは、現在の課題であり私たちがやりたいことの一つです。特に採用に関しては、CONでいわゆるリクルーターとして現場で活躍している社員たちが協力してくれることもいいなと思うので、そういうこともSAでもやりたいなと思います。
やっぱり採用はウィルグループの伝統であり、強さの武器だとするのなら、
SAの仲間全員で採用に向かっていくような道を作れたらなと考えています。 -
なるほど。専門職社員の活躍の場がさらに増える予感がしますね!
せっかくみなさんに集まっていただいたのでお聞きしたいのですが、ウィルグループの採用担当としてみなさんでなにかやりたいこととかってありますか? -
なんかやりたいねって話はいつもしてますね。
東京ドームでイベントとかやりたいよね!笑 -
何万人って集めてね。笑
そういう話はたくさんしてますよね!グループで新卒採用を盛り上げたいねって! -
何年かに一回でも全会社の新卒を集めてなんかキックオフみたいな、自分たちでイベント企画したいですね。
絶対Well-beingも上がりますし! -
それはめちゃくちゃワクワクしますね・・・!
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とにかく楽しいこと何かやりたいなっていつも話してます!
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jinjiingは社内報ではあるんですが、社外のみなさんも読んでくださっているのではないかと思うので、これから就活をされる学生さんへぜひメッセージをお願いいたします!
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まず就職活動を楽しんでほしいなと思います。
就職活動ってみんなこう同じような髪型をして同じようなメイクをして同じような服装になっちゃうので、個性まで失って何もない残らないって思ってしまうこともあるかもしれません。
その中で、自分のありのままを発揮することが大事だし、ちゃんとそのありのままの自分を受け入れてくれる会社が絶対にあります。うちもそうです。
なので今明確な強みやビジョンがなくてもいいので、自分らしさを大切にしたままで就活をしてもらうことが、結果として一番いい選択を取れる手段になると思います。
安心して就活して、未来のワクワクを楽しんでほしいなと思います。 -
常にベストを尽くしてほしいというメッセージです。
1回の面接は、短かったら30分、長くても1時間。限られた時間の中でその人の全部を知るのは無理だと思うんですよね。
ですが、その中でも最大限お互いを知りベスト選択・決断をするためには我々はもちろん、学生さん自身もベストを尽くしてもらわないと難しいので、自己分析と会社理解を深めることで自分がどういう人間なのか、なぜウィルグループなのか?を深掘り言語化し、相手にしっかり伝えられるような準備をしてほしいと思います。
そうした先に、あなたにとってベストな1社とのご縁があるはずです! -
2人が言ってた内容とちょっと違うテイストで伝えさせてもらうと、
どんな結果が出ようと全部必然だってことを伝えたいです。
自分が持ってるものが一つの結果、評価として出るのが就活ですが、まずそれを受け止めるということですね。出来事、物事、結果というのはなるようにしかならないし、それはもう決まっていたことだぐらいに捉えて楽にやってほしいなと思ってまね。
雅樹も言ってたのですけど、本来わくわくするし、楽しく描くはずなのに、就活っていう枠の中だとこう言わなきゃいけないとか、こういうことをやりたいって言わなきゃいけないっていうのもありますよね。
でも本来、未来ってそうじゃないよねって思うので、すべて起こり得ることは必然だし、必ずその道って見えてくるし、作れるし、そういう会社があるよっていう風に自分にはこう暗示をかけてやってほしいなって。
そんなことを伝えたいです。 -
すごく素敵なメッセージで私がジーンとしちゃいました。。。
本日はみなさん、お忙しい中本当にありがとうございました!
採用メンバーだけでなく社員の皆様の力で採用活動は成り立っています!
今回は初の新卒採用担当座談会を実施してみました!
WIL、WRK、CONそれぞれ、採用活動の方法や職種は違えど、
みなさん就活生や社内への想いは同じ熱い気持ちを持っていらっしゃいました。
社員のみなさんの中にも採用活動に関わる機会がある方が多くいらっしゃると思います。
就活生にとってMVVを体現してくれる社員として、人事メンバーだけでなく社員みなさんとの関わりが本当に大切です。
就活生をポジティブにすることで、きっと自身もポジティブになれるのではないでしょうか。
新卒採用とは、ともにウィルグループの未来をつくる仲間探しなのだとあらためて実感しました。
これからどんな素敵な仲間に出逢えるのかますます楽しみです!
最後までお読みいただきありがとうございました!
jinjiing、次回もお楽しみに~♪
この記事を書いたレポーター
