【人開SMILE vol.18】しあわせの構造を分析してみました
こんにちは。
WIL人材開発部の大和田です!
我々人材開発部では、社員の皆さんが幸せに働けるよう、well-beingに関する研究やwell-beingを向上させるための取り組みを行なっています。
そういった中で我々PAチームでは、3ヶ月に一度皆さんに受けていただいているwell-beingサーベイの結果を元に、幸福につながる因子を分析しました。
(PAチームについては前々回の記事をご覧ください)
分析にあたっては国立産業技術研究所(産総研)さんや、慶應大学の研究者さんにも協力していただきました。
今回はその取り組みについて簡単に共有したいと思います!
産総研さんの技術について
今回、幸福につながる因子を分析する上で、産総研さんのPLASMAという知財ソフトウェアをお借りすることができました。
(図:産業技術総合研究所 人工知能研究センターHPより)
PLASMAは実世界の様々なデータについてクラス分けや構造解析を行えるツールで、これまでに医療(診療内容の効果予測)、観光支援(各人に合った観光ルートの提案)、マーケティング(購買行動を元にしたリコメンド)など様々な分野で活用されてきました。
PAチームではこれを、well-beingサーベイの各因子間の関係を分析し、しあわせの構造を導き出すために使えると考え、研究者さんの意見なども伺いながら分析を行いました。
しあわせの構造分析
残念ながら分析の結果の全てを共有することはできないのですが、現在のところ見えてきたことを簡単にまとめます!
・「職場の信頼関係」は幸せにつながる
・「利他や感謝の気持ち」は「エネルギッシュな気持ち」につながり、それが幸せにつながる
・「自己肯定感」や「ポジティブな気持ち」、「地位への満足」は「人生への満足」につながり、幸せにつながる
さまざまな要素が幸せに絡んでいることがよく分かりますね。
これらの因子を上げるための方法ですが、well-beingサーベイを作っている会社さんが書いたガイドがとても参考になるので、もっともっと幸せになりたい!という方はぜひ読んでみてください!
上に上げた因子のうちいくつかのガイドへのリンクを以下に載せておきます
今後の分析について
皆さんのwell-beingを高めるというテーマでさまざまな分析をしてきましたが、何を幸せと感じるかは個人によっても異なる部分が大きく、とても難しい問題だと感じています。
しあわせの構造についてより詳しく知るため、個人の性格や状況に合ったしあわせの形や、時間の経過に沿ったしあわせの構造の変化といったテーマで今後も分析をしていこうと考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました!