★日本に来たばかりのみんな必見!プロアルバイターが教えるおすすめバイト3選★
皆さん、こんにちは。鈴木です。
おでこ右上のニキビが治りません。
どうにかしてください。
秋は一瞬で通り過ぎ、もう東京は冬です。
僕は東北の出身なのですが、東京の冬が想像以上に寒くてビックリしています。
背の高いビルの間から吹き付けられるビル風が、とっても冷たいです。
東京の冬は少し寂しくて、冷たいです。
寂しく、冷たいこんな季節ですが、僕には唯一の楽しみがあります。
それは牛丼屋の牛すき鍋膳です。
普段から「早い、安い、うまい」のコンセプトのもと、様々な牛丼を提供している彼らですが、
そんな彼らが作り出したこの世の罪、完全無二な最強食が「牛すき鍋膳」です。
仕事帰りの「牛すき鍋膳」のために、最近は働いているといっても過言ではありません。
ある日、僕はそんな牛すき鍋膳をいつも通り、お店で食しているときに思いました。
- 「最近、外国籍の人たちが働いていることってめっちゃ増えたなー」
皆さんの周りもきっと外国人の方々が増えているのではないでしょうか。
実際に僕の行きつけの牛丼屋さんも、元気あふれる外国人スタッフが対応してくれています。たぶん留学生かな。。。
東京は特に顕著だと思いますが、きっとこの記事をご覧になっている皆さんの周りでも当たり前の光景になっているはずです。
当たり前になりつつあるこの多様性あふれる環境ですが、皆さん冷静に考えて下さい。
自分の言葉が通じない環境で、その国の言葉を使って働く。
これってめちゃくちゃすごいことだと思います。
コンビニのバイトだって、牛丼屋さんだってたぶん僕にはできません。
最近よく聞く「袋いりますか?」もたぶん言えないです。
全部袋に入れるか、全部サラで渡す自分が容易に想像できます。
なんか話かけられても、たぶん無視するか、忙しい振りをしてしまいます。
- 「そんな環境で仕事はもちろん、バイトを探すのって本当に大変なんだろーなー」
だいぶ前置きが長くなってしまったのですが、そこで僕が疑問に思ったことが
なので、今日は実際に外国人として様々なバイトを行った、自称「バイトのプロ」の方にお話しを聞こうと思います。
- 今日はよろしくお願いします
-
初めまして、HUONGと申します。フォンと読みます。
Iphoneのフォンで覚えてください。
-
僕はずっと携帯がギャラクシーなので、ギャラクシーでお願いします。
よろしくお願いします。
- フォンさんは日本でどれくらいバイトを経験してきたんですが?
-
正直数えられないくらい経験しました。
職種も様々で飲食店や運送業、冠婚葬祭や工場など、挙げればきりがありません。
そんな私の経験を生かして、今回はお話できればと思います。 - すごい、ドラクエのジョブチェンジみたいですね。
- ちょっと何を言っているのかわかりません。
- そんなフォンさんに聞きたいのですが、日本に来たばかりの人におすすめなお仕事を教えてください。
-
わかりました。
しかし、大前提として「楽な仕事」はありません。
みんな汗水を流して、お金を稼いでいます。
そのことを肝に銘じてください。
- ごめんなさい。
最近外国籍のスタッフさんをよく見る場所ですね。
- 1つ目のおすすめのバイトは「コンビニ」です。
-
確かにコンビニで働いている外国人の方々は多い気がします。
どんなポイントがおすすめでしょうか。
-
まずスーパーや他の量販店と比べて、お客さんの買い物の量が少なく
アルバイトビギナーには優しいです。 -
また、使用するワードも定型文が多く
「いらっしゃいませ」と「有難うございました」
この二つを使いこなすことができれば何とかなります。 -
なるほど、日本語を使う機会が増えるのもいいポイントですね。
-
私も最初は日本語を使わないバイトを選びがちでしたが、それではいけません。
いずれやってくる日本語対話から逃げないで。 - 頑張ります。
- また、たばこの名前がわかるだけで日本語がしゃべれている気持ちなれるのもいいポイントです。
- マルボロ!!!
なかなか仕事もタフなイメージがありますが、、、、
- 2つ目のおすすめはマクドナルドです。
-
意外ですね!
日本人の僕からするとハードルが高いイメージです。 -
そうですね。
確かに日本語レベルはコンビニより多少上がりますね。 - そういった意味では、なかなか日本に来たばかりの人には厳しいのではないでしょうか?
-
大丈夫です。
マクドナルドはマニュアルがしっかりしているので
どんなことを話せばいいかの大枠が決まっています。
-
特に「いらっしゃいませ、こんにちは。店内でお召し上がりですか、お持ち帰りですか?」
このフレーズはスピーキング能力とスピードが圧倒的にあがります。
-
なるほど、いつもマクドナルドで聞くあのフレーズは努力の賜物なんですね。
フォンさんが早口なのも納得です。
- 3つ目のおすすめは、結婚式場のホールスタッフです。
-
これまた難易度が高そうです。
どんどん難易度が上がている気がしますが、大丈夫ですか?
-
確かに、結婚式場のホールスタッフは本当に大変でした。
日本の冠婚葬祭のルールもわからないし、漢字もいろんな難しい漢字が登場します。 - そうですよね、たぶんこれは日本に来たばかりでは厳しいですよね。
-
そうなんです、運ぶお皿もめちゃくちゃ重いし、とっても大変でした。
そして、おばちゃんからめちゃくちゃ怒られます。めちゃくちゃに。
-
もうこれは弁解の余地がありません。
日本に来たばかりで行うバイトではありません。
-
以前、私が結婚式場でバイトしているとき、ミスにミスを重ねてボロボロでした。
そんな私を見て、結婚式に参加していたおばさんがそっと私にチップをくれたんです。
親以外から初めてお金をいただいて、本当にうれしかったです。
あと、その式の新婦の手紙がめちゃくちゃ泣けました。
- なんかいい話ですね。
皆さん、いかがでしたでしょうか。
やっぱりバイトでも働くって、大変ですね。
特に国を跨いで海外で働くって本当にすごいことです。
結局楽な仕事なんてなくて、何年か経ったいつの日かに
「あの時は大変だったけど、、、」なんて思い出になるような、そんなお仕事ができるのがいいのかもしれませんね。
言語や文化を超えて、頑張っている皆さんはとってもすごいです。
誰よりもチャレンジャーです。
そんな自分を必ず、絶対、誇りに思ってください。約束です。
それでも、どうしても言語の壁や文化の壁はあるかもしれません。
先ほどのフォンちゃんも、今でも馴染めない日本の文化が多々あるとのことでした。
例えば、細かいごみの分別や、定時に上がりずらい独特のあの空気感。
日本人の皆さんもわかるはずです。
あの空気感です。
もしかしたら日本人の僕らにも変化や適応が必要なのかもしれませんね。
みんなで適応して共存していく未来がもうそこまで来ています。
乗り遅れないようにしていきましょう。
それではまた。