2020.11.05
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幸福度診断「Well-Being Circle」を年間4回、1000人超で実施し続けてきたウィルグループは何をやっているのか?

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人材開発部 人材開発部 ウィルグループ 人事本部 人材開発部の個性豊かなメンバーがお届けするBIG SMILE=人開スマイルです!人材開発部の人や取り組みについて色々と書いていきたいと思います!
  • 今回の「人開スマイル」の投稿は、久米島在住、ウィルグループにwell-beingの知恵とコーチングを普及している鳥谷部が担当、ウィルグループのwell-beingへの取り組みを紹介していきます。

ウィルグループとwell-being

ウィルグループは2019年4月から全社員がwell-beingについて学び始めました。

というのは、2030年のビジョンに、人や社会のより一層のwell-beingを実現することを掲げたからです。

 

今日に至るまで、途中コロナの影響を受け実施方法を模索するために停止していた時期もありましたが、

のべ1000人の社員がワークショップを通じて少しずつwell-beingについての理解を深めてきています。

 

well-beingについて学ぶとは、学び続けている当事者として思うことは、学ぶ価値は大きいけれど、

今日明日で学習の劇的な手ごたえを得るという即効性を期待するのは難しいように思います。

 

それゆえに、逆に今日明日で成果が見えやすい日常業務を優先したくなるのが普通だと思うのです。

しかし、時間がかかる取り組みだからこそ、そして時間をかける価値があることだと信じているからこそ、

人事部と営業部の最適な協働関係を今なお模索しながら今日まで続けてきています。

 

まだまだ全社員には行き届いておらず、しかもステージは「理解を深める」という段階ですが、

自分たちのwell-beingを実現し、自分たちの事業を通じてwell-beingな社会を実現する、

そんな果てしない理想を追いかけていきたいと思います。

幸福度診断「Well-Being Circle」とは

well-beingについての理解を深める「well-beingワークショップ」を実施するのに並行して、

自分たちのwell-beingの実態を把握するために幸福度診断「Well-Being Circle」に取り組んできました。

 

(※幸福度診断「Well-Being Circle」とは、幸福学の第一人者であられる慶応大学の前野隆司さんと、

株式会社はぴテックのCEO太田雄介さんによって開発された「幸せを様々な観点から計測するサービス」です。)

 

年間4回、計測対象者の70%~80%ほどの回答率にはなりますが、毎回およそ1000人の社員が計測に臨んでいます。

 

2019年の4回の計測によって、私たちは自分たちウィルグループという組織の特性について

数々の新しい発見を積み重ねてきました。

 

その一例を示すと、ウィルグループ社員の感じている幸せの平均は、

同じ幸福度診断に取り組んでいる2万数千人の人たちの幸せの平均と比べて高いことがわかりました。

また、特に「職場の幸せ力」が高いということがわかりました。

これが私たちらしい幸せであることがわかりました。

 

(※幸せは主観的なものですので他者比較にはあまり意味がないということを理解していますが、

もし自分たちの職場に不平不満を感じ「隣の芝が青く見える」ときには、

自分は本当は恵まれた職場にいるのかもしれない、ということを感じ直す材料になるかもしれません。)

 

そして「職場の幸せ力」のさらなる向上は、他の項目にもポジティブな影響を与えうることも

相関分析によって明らかになりました。

 

この結果をもって、2020年は「職場の幸せ力」をさらに高める各種研修やワークショップを実施しています。

たとえば、幹部向けのコーチング研修、チームビルディング研修、対話力向上研修などなど。

これらを、基本的には人材開発部が開発・実施しています。

 

「Well-Being Circle」への定期的な取り組みは、新しい発見をもたらしたばかりでなく、

それら発見に基づいた「自分たちに必要な新しいチャレンジ」も見出させてくれています。

「Well-Being Circle」対話型勉強会

「自分たちに必要な新しいチャレンジ」として2020年7月に発足した新たな活動に、

「Well-Being Circle」対話型勉強会というものがあります。(任意参加、少人数制、1.5時間で実施)

 

これは計測に参加している社員の声

 

「受けたはいいがそのあとどうしたらいいかわからない」

「自分やチームのためにもっと有意義な活用方法を知りたい」

「自分のwell-beingをもっと向上させる方法を知りたい」

「well-beingについて話し合えるグループ人脈が欲しい」

 

このあたりのニーズをもとにし、

 

「Well-Being Circleを活用して、自分のwell-being向上のアイデアを対話し合うことで見出していく」

 

ことを目的に掲げ、人材開発部が開発・運営しています。

 

初回となる勉強会には前野隆司さんから温かいメッセージ

  • Well-Being Circleの勉強会が始まるとお聞きしました。いいですね。何かわからない点があったらいつでも聞いてください。皆さんの幸福度が向上し、皆さんの人生や働き方がこれまで以上に幸せでやりがいに満ちたものになることを、心から祈っています。

をいただき、はぴテックの太田さんにもスペシャルゲストとしてご参加いただき、

これまで80名ほどの社員が参加してきました。

「Well-Being Circle」対話型勉強会で深めたいもの

「Well-Being Circle」対話型勉強会で深めたいもの、つまり持ち帰ってもらいたいものは、

自分のwell-beingを増幅する(可能性を持つ)「well-beingブースター」なるものなのです。

 

親切なことに、はぴテックさんのサイトには、個人の全体結果を示す円グラフの右側に、

「ブースター(って勝手に呼んでますがw)」を並べてくれているのです。

「あなたの幸せを支える5つの特性」がそれです。

 

これれは幸せに影響するあまたある項目のなかでも、その人の幸せの核となっているものです。

つまり、well-beingであるためのその人独自の「強み」であると考えることができます。

 

「強み」について、well-being研究の大黒柱的存在であるポジティブ心理学の生みの親セリグマン博士は、

  • あふれんばかりの充足感と本物の幸せを得るために、あなたの 生活に欠かせない分野で、あなたならではの強みを活用するー これが、私の導き出した、最良の人生のための公式である。( 『世界でひとつだけの幸せ』から引用)

と説明します。

 

「あなたの幸せを支える5つの特性」=well-beingであるためのその人独自の「強み」

 

と考え、セリグマン博士の教えにのっとり、強みによってwell-beingをブーストしていくことが

この勉強会の狙いです。

強みをどのように活かしていくのか

ポジティブ心理学を学び続けてきた僕は、強みの活かし方を以下のように整理していす。

 

・STEP1 → 強みを自覚する​

・STEP2 → 強みを受容する​

・STEP3 → 現状どのように活かされているのかを考え、今後の活かし方を考える​

 

STEP1と2は問題なくわかることだと思いますが、STEP3は難易度が上がるかもしれません。

(それゆえ、勉強会はここのファシリテーションが一番大切だと思っています。)

 

STEP3がどのようなことを言っているのか、鳥谷部の「幸せを支える5つの特性」を例に示すと、

僕は

 

・①マイペース力(自分らしく生きている)​

・②強み力(自分の強みを活かしまくっている)​

・③没入力(いつも集中し没頭している)​

 

というwell-beingをけん引する強みを持っていることがわかります。

 

肝心なのは、この情報を、自分にとって実感のある情報に咀嚼するということなのです。

これは自分にとってどういうことを言っているのだろう、と考えるのです。

それが「現状どのように活かされているのかを考え」るということを意味します。

 

鳥谷部の場合は、

 

・①マイペース力(自分らしく生きている)​

→「キャリアの階段を上がることより、自分(と家族)が意義と喜びを感じる人生をデザイン、

そして信念をもってチャレンジし続けている。​」

これが、僕にとっての、マイペース力の現状の活かし方(表れ方)なのです。

 

・②強み力(自分の強みを活かしまくっている)​

→「ワクワクすることを学び続け、学んだことを表現することを自分の強みと自覚し、

強みを発揮することで他者や世界に喜んでもらえるレベルを目指し続けている。​」

これが、僕にとっての、強み力の現状の活かし方(表れ方)なのです。

 

・③没入力(いつも集中し没頭している)​

→「人生をかけて没頭できるテーマ(ポジティブ心理学とコーチング)を見つけ、

より深く学び、よりよく実践し、より広くシェアできることを日々目指し続けている。​」

これが、僕にとっての、没入力の現状の活かし方(表れ方)なのです。

 

そしてここまで考える(言語化できる)とおのずと

「今後の活かし方を考える」ということも見えてくると思うのです。

 

一番シンプルな活かし方は、今日も、これからも、このような状態を大切に生きていくということです。

これが自分の強み、well-beingのためのブースターだからです。

 

勉強会では、個人ワークで見出した自分のブースターをお互いに言葉にし、傾聴し合います。

お互いの話を聞くことで、自分に必要なアイデアも増えます、気づきも増えます。

ときに、話し手の自己認識がより深くなるために、お互いに質問し合います。

参加者が同部門同士であることのメリット

このような勉強会は、参加者が多様であると気づきの幅や深さも豊かになるのだと思いますが、

普段一緒に働く同じ部門の社員同士で参加することにも大きなメリットがあります。

 

あるとき、一緒に参加していた同部門のマネージャーと支店長の間でこんな会話がありました。

 

「いつも一緒に仕事をしているあなたが、そういうことに幸せを感じるとは知らなかった。

あなたが何に幸せを感じるのかということを知ると、あなたとのかかわり方が変わってくると思う。」

 

これは素晴らしい気づきと、勇気ある言葉だと感じました。

 

業績を向上させることを目的にしている協働関係とは、

お互いの人生をよりよいものにしていくために私たちが生み出せる協働関係とは違うものなのでしょう。

私たちは、お互いの存在を力として、業績もつくれるし、もっと幸せにもなれるのでしょう。

 

その後、以下のような取り組みと気づきをシェアしていただきました。

 

「チーム内で取り組んでみたところ、ある人の幸せは『家族との時間』であることがわかりました。

これは私のマネジメントの視野を変えさせる貴重な情報となりました。

マネジメントとは、職場での活躍や業績向上のために行うだけのものではなく、

その人がより幸せを感じられることを目指して、もっと広い視野で行うものなのだと感じています。』

 

今日実施した勉強会ではこんな「勉強会後アクション」が参加者から提案されました。

全員がウィルオブ・ファクトリーのメンバーでした。(部長からメンバーまで含みます)

・「この勉強会でシェアできなかった人の話も聞きたい。あとでチャットでシェアして!」
・「自分たちのチームで、オンライン飲み会のときのテーマとして、この対話会をやろうよ!」

みんな笑顔!

 

自分のwell-beingブースターを知るということはもちろん、

仲間のそれを知るということにも私たちは価値や幸福感を感じられるようです。

参加者の声を一部ご紹介

  • 「Well-Being Circle」使った対話の場を作ることがイメージできました。勉強会で「他の人の内容も知りたい」という声があり、これまでは自分がメンバーに対してこの対話を行うことは一方的かな、、と感じていたのですが、双方の関係性を深めるものとして活用できるんだ、ということを知り、安心して実施できると思いました。
  • 今までは、Well-Being Circleの結果をみて、「前回より下がった・上がった」「それはどうしてだろう?」ということしか考えていませんでしたが、自身の「強み・大事なもの」も知ることができるとわかりました。
  • 正直にお伝えすると、Well Beingの計測や向上については懐疑的でした。しかし、健康診断のようなものであり、他者と比較するのではなく自分の過去と比較する、という考え方をお聞きし、かなり納得感がありました。あくまでも自分自身のものとして定点観測していくと、自分が何に幸せを感じ、何にストレスを感じるか、見えてくると感じました。
  • 幸福度調査の結果の見方を理解することができましたので、早速チームメンバーに共有し、それぞれが自分のwell-beingブースターを大切にできる(お互いに大切にしあえる)チームをつくりたいと思います。

ウィルグループ社員のみなさんは、ぜひ、この勉強会に参加してほしいです。

 

また、この記事を見てくださった「Well-Being Circle」にご興味を持つ企業の皆様には、

今後の活用のひとつのアイデア(踏み台)としてもらえると嬉しいです。

どうするともっとよくなるのか、フィードバックを共有してほしいです。

そして、新たな活用アイデアがあれば、教えてほしいです。

 

well-beingであることを目指す活動とは、そのすべてが社会をよりよくしていくための社会の資産だと思います。

そして、この活動には、競争や勝敗や優劣はなく、

社会全体がその方向に向かうことへの人類共通の願いだけがあればいいと思うのです。

  • 今回はこれでおしまいです。お読みくださりありがとうございました!(個人でもはりきって投稿しています。立ち寄っていただけると嬉しいです。https://big-smile.willgroup.co.jp/articles/?authorid=29)
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