2025.12.19

【夢支援】全日本選手権大会2連覇達成!!

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夢支援制度 事務局 ― 挑戦者のバトンが、ポジティブな渦を巻き起こす ― スポーツや芸術分野で、世界を舞台に戦うウィルグループ社員の“夢の実現”を支援する夢支援制度。仕事をしながら“夢”に挑み続ける社員の奮闘記をお届け🔥
  • お疲れ様です。
    採用戦略部の中元寺です!

    突然ですが、皆さんスポーツ観戦は好きですか?
    私は今、"ブレイキン"がアツいです。

    世界ブレイキン久留米大会2025という大会にて、Shigekixさんが優勝されたのが個人的にテンション上がりまくってます🔥

    スポーツはいつ見ても元気でますよね。
    「ダンス好きだぜ!」という方はぜひ語り合いましょう♪

    さて、今回は「夢支援制度」の支援対象者となった奥田さんが
    2025年9月に和歌山県で行われた「第2回カイトオープンクラス全日本選手権」で男女混合総合優勝を果たし、国内大会2連覇を果たしました!!

    本記事では、2連覇を果たした秘訣や今後の展望について、いつものBIG SMILEとは少しテイストを変えて、スポーツメディア調でお届けします。

全日本選手権二連覇の軌跡
奥田彩香、勝利の裏側に見る「プロの流儀」

全日本選手権二連覇。

それは、ただの快挙ではない。

二連覇という「王者の座」を死守するため、奥田彩香は誰にも見せない孤独な戦いを続けていた。

その知られざる舞台裏に迫る。

カイトセーリング(カイトボード)の「オープンクラス」という種目において、日本一を決める選手権大会。
男子と女子の部があり、オープンクラスは参加資格にプロ・アマチュアの区別がない「オープン選手権」の形式で、男女混合で実施される。

勝利への哲学 - 追い求めた「想定外」の準備

「2回目の優勝は、昨年とは全く違うものでした」

インタビュアーの問いかけに、奥田は静かに、そして力強く語り始めた。

 

「去年は『怖いもの知らず』で、ただ目の前のレースに集中していました。

でも今回は『守る』戦い。そのプレッシャーは想像以上でしたね」

 

勝利の裏側で奥田が何よりも大切にしたのは、「想定外をなくすこと」

カイトフォイルという競技は、風という自然相手の戦いだ。

 

強すぎても、弱すぎても、最高のパフォーマンスは発揮できない。

まだまだ伸び代はある。
体幹含めさらに強化すると話している姿が印象的だった。

通常のコンディションで強くなるだけでは、勝利はつかめない。

だからこそ、彼女はあえて過酷な環境に身を投じた。
「風が強すぎてバランスを崩す『オーバーコンディション』、逆に風が弱すぎてパワーがない『アンダーコンディション』。この二つの状況でこそ、勝てる選手になろうと決意しました」

風が命。
気圧配置の天気図を見て、予報通りに風が吹くのかどうか、日々のチェックはかかせない。

勝利は、誰よりも泥臭く、徹底的な準備をした者にしか微笑まない

「仕事の合間を縫って、夜中に風が吹く場所を求めて車を走らせ、練習しました。

風のアプリや気圧配置を見ながら、最適な場所を探すんです。そして、駐車場でPCを開いて仕事をする。そんな日々でした」

 

仕事柄、プライバシーの保護は必須。車の窓にはカーテンでのぞき見防止、Wi-Fi環境を整え、車内に机・ライトを完備している。

それは決して、効率的とは言えないかもしれない。

 

しかし、奥田は知っている。

勝利は、誰よりも泥臭く、徹底的な準備をした者にしか微笑まないことを。

「携帯電話には風を見逃さないようにめちゃくちゃ色んなアプリを入れてます(笑)」

「全日本=一番」では終わらない理由

「全日本」と聞けば、チャンピオンはひとり――多くの競技で、それが常識だ。

だがカイトの全日本には、オープンフォーミュラという二つのクラスが同居する。

 

しかも同じレースを同時に走る。フォーミュラは公式規格の道具に“出場資格”が紐づき、速度は段違い。

ゆえに現状は「オープンの女王」と「フォーミュラの女王」、“日本一が二人いる”という、外からは少し不思議に映る構図が生まれる。

 

オープンクラスで二連覇を果たした奥田だが、彼女の視線は常にフォーミュラクラスの選手たちに向けられていた。

「レース中、目の前をフォーミュラの選手たちがものすごいスピードで抜いていくんです。彼らの背中を見て、正直『自信をなくす』瞬間もありました」

 

しかし、彼女はそこで下を向かなかった。

孤独な戦い - 自分との相対評価

「そこで諦めるのではなく、自分は昨年の自分よりも成長しているか、という自分との相対評価に集中しました」

微風で苦戦するライバルたちを横目に、スムーズに滑る自分を感じた時、確かな成長を実感したという。

「あ、ここで耐えられたのは、あの厳しい練習のおかげだ、と。走りながら成長を感じられる。それが、最高の喜びでした」

勝利から学ぶ教訓 - 会社員も真似すべき「準備」の力

「仕事でも競技でも同じだと思うんです。やれる準備はすべてする。事前の情報収集を怠らない。準備が万全であればあるほど、本番で『あれ、これどうするんだっけ?』という想定外は減っていきます。これが、結果を出すための唯一の道だと信じています」

そして、こう付け加えた。

 

「もちろん、うまくいかない時期は何度もありました。でも、落ち込んでいる暇があったら、動画を見て分析するんです。自分を納得させるまで、徹底的にやる。そうすれば、たとえ結果がついてこなくても、『これだけやったんだからしょうがない』と思える。その覚悟が、私を強くしてくれました」

 

プレッシャーを楽しむこと。

誰かのために頑張ること。

そして、自分を納得させるための準備を徹底すること。

 

奥田の言葉は、私たち社員一人ひとりの仕事に対する姿勢にも通じる、かけがえのない教訓だ。

誰よりも高みを目指し続ける。
彼女の瞳には強い意志が宿っている。

次なる挑戦 - 「海のカネモチ」ではなく「海の最強」へ

二連覇を果たした奥田が次に目指すのは、本物の日本一

 

「目標は、来年の全日本選手権でフォーミュラクラスに挑戦して、そこで優勝することです」

レギュレーションを満たした公式用具は、全て揃えるのに300万円以上かかるという。

 

これまでは、「お金がないから出られない」と道具の差を言い訳にしてきた自分と決別する。

「『お金がある人だけが勝てる』のではなく、『本物の実力で勝つ』ことを証明したい」

 

そのため、彼女は新たに肉体改造に励む。

これまでは“お金をかけてまでトレーナーを”とは思っていなかった。
でも夢支援のおかげで専門トレーナーをつけて筋力・可動域・増量計画が組めるように。
治療・ケアにも通えて、慢性的な痛みのコントロールも進んだ。

二刀流の挑戦者

「トレーナーをつけて、体幹や筋力を強化しています。体ができれば、もっと大きなカイト(凧)を扱えるようになり、さらにスピードアップができる。戦略的な思考と、それを実行できるパワーの両方を手に入れたいんです」

「夢支援制度」というウィルグループの支援は、彼女に「お金を言い訳にしない」挑戦の機会を与えた。

 

「この制度がなければ、挑戦できなかったことがたくさんあります。社員の皆さんの期待に応えるためにも、最高のパフォーマンスを発揮したいです」そう語る彼女はフリースタイルの大会にも挑む。

レースの“風をつかむ感性”がフリースタイルに生きるフリースタイルは繊細ですが、風の読みが深くなると、技の入り方が安定する。春のフリスタは優勝、秋も勝てれば年間王者です」

 

海の大谷翔平」と呼ばれてもおかしくない、二刀流の挑戦者

奥田彩香の戦いは、まだ始まったばかりだ。

 

夢支援制度 サイトOPEN👏👏

世界を舞台に戦うウィルグループ社員(国内外)を対象に、“夢の実現”を支援する『夢支援制度』は25年4月から開始。
本気で世界に挑戦する社員の自己実現を支援し、挑戦を通じた周囲への刺激や相互の成長によって、社員一人ひとりのWell-beingを高めていきます!

─── 心に秘めた、たった一つの想い。

それはあなたからはじまる、壮大な物語。

一人きりの挑戦じゃない。共に支え、称え合う仲間がいる。

一人の本気が、次の誰かに火を灯す。

挑戦者のバトンが、ポジティブな渦を巻き起こす。

ウィルグループから、未来を動かす物語を。 ───­

 

『夢支援制度』サイト:https://dream-support-program.willgroup.co.jp/

 

👆これから夢支援サイトにてニュース情報等もお届けしていきますので、ぜひチェックしてください✓

  • 奥田さん
    素敵なお話をありがとうございました。

    とても強い意志を感じました。
    奥田さんの夢が実現する姿をこれからも届けていきます!

    記事をご覧になった方は、
    奥田さんへ届くように是非下のいいね「♡」をお願いします!


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この記事を書いたレポーター

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