「壁打ち」とは何なのか。
言葉って、ちゃんと意味を理解した上で使うべきだと思うんですよね。
どうも、奥田です。
皆さんもご存知の「広辞苑」
現在は第七版となっているのですが、一番最初の第一版より収録語数が5万文字も増えているそうです。
このように、知らない間に日本語はドンドン増えているのです。
なので、自分の知らない日本語が当たり前のように使われている、なんてことも起こりうるかも知れません。
意外と知っている気で使っていても、実はあまりよくわかっていない日本語、ありませんか?
私はたくさんあります。
例えば「壁打ち」という言葉。
ビジネス用語として最近頻繁に使われているような気がします。
最近、Raiseでも「壁打ち会」というものが始まり、多くの人が参加してくれています。ありがたいですね。
でも、ちょっと待ってください。
当たり前のように使われていますが、そもそも「壁打ち」ってなんなんですか?
元々「壁打ち」って、テニスとか卓球で壁に向かって練習することじゃないですか。
そのスポーツ用語である「壁打ち」を、いい感じにビジネス用語にして「うまいこと言ってやった」って思ってる人がいるってことですか?
誰ですか?そんなことした人は?私はそんな人が許せません。
なので今日は、とことん「壁打ち」という言葉にみんなで向き合いたいな、と思っています。
あんまり意味のない言葉だな、って思ったら今日から「壁打ち」使用禁止です。
よろしくお願いします。
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なんかめちゃめちゃ変な怒り方してるね。
とりあえず「壁打ち」について知りたいということなので、そこは壁打ちチャンピオンの私に任せてください。 -
「壁打ちチャンピオン」ってなんか孤独な字面ですね。
Raiseでも「壁打ち会」を絶賛開催中だと思うのですが、そもそも壁打ち会って何をするんですか?
ただでさえ得体も知れないのに「打たれる」ってなんか怖いです。 -
大丈夫、「壁打ち」って全然怖いものじゃないの。
ちゃんと理解してもらうために、実際に一度やってみた方が早いかも知れませんね。 -
そうですね!
是非おねがいします!
- 状況に全くついていけていないのですが、なんで私は粉をふっているのですか?
- やっぱり「壁打ち」って「蕎麦打ち」なのかなーって思って。
- 違います、壁打ちは蕎麦打ちではありません。
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見てください。
この粉を練ることでどんどん形が形成されていき、大きな塊に。
これって間違いなく「壁打ち」を表していると思うんですよね。 - SNSで流れてくる陰謀論くらいこじつけがすごい。
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ただの粉が水を加えることでドンドン形になっていく。
これって「壁打ち会」で、何もないところからアイディアを作り上げていくプロセスを表していると思うんです。
最初は何もわからなくて当然だし、形にならなくて当たり前です。
なので、最初は無理な準備をせずに、「こんなことしたいなぁ」くらいで参加してもらって大丈夫なんです。 -
無理やり理解すると、「壁打ち会」に参加するために準備は不要で、一緒に土台から作っていくことができるってことですかね。
でも、蕎麦粉くらいは持って行かないとですね。 -
蕎麦粉はあなたの頭の中にあるアイディアや気持ちです。
それだけで十分なんです。
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蕎麦は一旦置いておいて、思っていたより壁打ち会の参加ハードルが低いことに安心しました。
とりあえず参加してみよう!くらいの温度感で参加できそうですね。
ちなみに壁打ち会ではどんなお話してるんですか?
流石に蕎麦の話はしていないですよね? -
参加する人の状況によって、お話する内容は異なりますね。
なんとなくやりたいことがある人は、お話の中でやりたいことを整理したり、アイディアを出し合ったりします。
すでに事業アイディアが整理されている人は、ブラッシュアップできるポイントのアドバイスとか、本当に人によって様々ですね。
十人十蕎麦です。 -
十人十色ですね。
事業案が決まっていない人など、どんな状況でも参加することができるのは知りませんでした!
それぞれ状況に合ったお話ができるのはうれしいですね! -
壁打ち会ではどんな状況の人でも、「次に何をするべきか」を明確にすることができます。
ざっくりやるべきことはわかっていても、タスクレベルで次に何をやればいいのか、という部分が想像できない人も多いはず。
状況に合わせて、「何処に力を入れて、何をするべきか」を一緒に考えて行きましょう。 -
壁打ち会を通して、一緒に「どこに力を入れて、伸ばすべきか」を考えてもらえるってことですね。
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そうです。
まさに麺棒で蕎麦を伸ばすように。
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ここまでの話を聞く限り、壁打ち会に参加していれば、全てうまくいくような気がしてきました。
余裕で一次審査は通過しそうだし、なんか年収も上がりそうです。 -
それは壁打ち後のあなた次第です。
全てうまくいくは誇張しすぎているけど、実際に壁打ち会参加者の一次審査の通過率は高いです。
それに実施できる回数に制限もないので、何度も実施して、どんどん進めることもできます。 -
やる気と元気があれば、何回でも参加することができるんですね!
せっかく考えるのであれば、一緒に考えたり、アドバイスもらうに越したことないですから、壁打ち会はいくらあってもいいですねぇ。
ちなみに何回も参加すれば内申点が上がって、審査の結果が悪くても内申点で合格とかありますか?
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そんな高校受験みたいな制度はありません。なんなら事務局は審査票を持っていないので無駄です。
ただ数をこなすことで間違いなく事業理解は進むので、一次審査に必要な要素を得ることはできます。
結果的に突破率は上がるのではないでしょうか。 - 壁打ち会に参加することで、間違いなくクオリティーを上げることができますね。
- そうですね、この蕎麦のように。
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全然食べれますけど、ちょっと失敗しましたね。
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そもそも蕎麦粉と小麦粉の分量をミスりました。
限りなくうどんに近い蕎麦が出来上がりました。 -
事前に防げるミスだった。
やっぱり「蕎麦打ち」と「壁打ち」の関係性のこじつけには無理があったと思いますが、壁打ち自体の理解は深まりました。 -
ならよかったです。
私たちも「蕎麦打ち」という「壁打ち」を通して、より相互理解が深まったんではないでしょうか。
Raiseに限らず、自分の上司や先輩と壁打ちを入れてみることで、業務が円滑に進むかも知れませんね。 -
確かにそうですね、こうやって話す機会を入れることで、思考の整理ができていいかも知れませんね。
もしかしたら蕎麦コミュニケーション、略して「ソバニケーション」が今後のトレンドになるかも知れませんね!! -
ちょっと何言ってるかわかりません。
別にそこまで蕎麦が好きなわけでもありません。 - なんだこいつ。
今回はじめて手打ち蕎麦に挑戦することになったのですが、思ったよりずっと簡単でした。
大変そうなことでも、やってみると意外と簡単みたいなことありますよね。それです。
(掃除だけ少しめんどくさいかも)
やってみると簡単だった!みたいなことは、規模感に違いはあれど、どんな物事でも共通することかも知れません。そんな経験ありませんか?
そして、チャレンジした後に「やらなきゃよかった!」ってなることは少ないような気がします。多分2度寝とタスクの後回しくらいです。
「やらない後悔よりやった後悔」とはよく言ったものです。
そんなことより、流石に蕎麦食べたくなったんじゃないですか?
お店の蕎麦も美味しいですが、自分で作ると美味しくなくても美味しく感じます。(?)
是非、手打ち蕎麦にチャレンジしてみてください。
ついでに言うと、Raiseの壁打ち会は家で蕎麦を作るより、簡単に、気楽に参加できます。
蕎麦粉を探しにスーパーを探し回る必要がありません。
お持ちのパソコン1つで参加できます。
是非、蕎麦打ちの相談ついでに参加してみてはいかがでしょうか?
お持ちしています!!