2023.11.20
【challenge】Vol.5 掘り起こしに取り組む飯垣さんへインタビュー!
ウィルオブ・チャレンジ
ウィルグループの特例子会社、ウィルオブ・チャレンジです!バックヤード業務や事業部・外部企業様からご依頼ををいただいた事務的なお仕事を担っております!
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お疲れ様です! CHLの藤石と申します!
今回はCHL新宿センターで新たな業務として始まったCON登録者へ向けた掘り起こし(架電)業務に挑戦している飯垣さんへインタビューさせていただきました!
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今日はよろしくお願いいたします!
早速ですが、飯垣さんが行っている掘り起こし業務というものを教えていただけますか? - はい、こちらはCON事業部から受託している業務になります。自社求人サイトである『施工管理求人ナビ』へ登録をした人に対し職務経歴書・履歴書の回収をお願いしたり、登録したままになっているスタッフさんへ就業状況を聞いたりします。
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なるほど……!かなり自由度が高く難しい業務であると感じます!
登録したままとなっているスタッフさんへの架電について詳しく教えていただけますか? - 登録はしたものの仕事紹介まではいかず、登録したままの状態になっている状態の人に対して、現在の就業状態をお伺いします。これを掘り起こしと呼んでいるんです。例えば「2年前に登録していただいていますが、その後、転職活動継続中ですか?」と聞くことなどを行っております。
- 転職を希望されているかどうか自体が未知数ですよね! 実際はどのような感じなのでしょうか?
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未知数といいますか、大体の八割以上の方が投げやりな態度で転職はいいよ、とか、考えてないよ、という方です。
ですが、転職に興味がある人も少しいるんです。そういった方につながった場合には、CONの事業部へ「折り返しお願いします」ということでバトンをつなげて、その後、求人とマッチすれば、売上になるっていう感じです。 - 最終的には売り上げに直結する重要な業務なんですね!転職希望の方を見つける、その第一段階がなければはじまらない、重要な業務ですね!
- ここからは少し飯垣さんの障がいや特性についてお伺いしてもよろしいでしょうか?
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はい。
三歳の時に手術や放射線治療を行った関係で脳や脊髄にダメージを受けてしまったことがありました。
手術をしたときが3歳のときだったので、できることとできないことの比較ができないのですが、様々なテストを受けて、高次脳機能障害と診断されました。
簡単に言えば脳の外傷によって、以前できていたことができなくなってしまうとか、怒りっぽくなることや、発達障害のような症状も発生してしまいます。 -
なるほど……。 確かに幼少期ですと比較はつかないですよね。
飯垣さん自身の特徴としてはどのようなことがあるのでしょうか? -
自分の特徴としては同時進行や、空間認識・立体把握なども苦手なところや手先が不器用なことがあります。
社会人となってから、他の企業で5年程働いていたのですが、周りから置いて行かれるということが多く感じておりました。
病院で診断をされた後、ハードルを下げるというわけではなく、働きやすい環境で再出発していこうと考えました。 -
なるほど……! 特性についてお教えいただきありがとうございます。
そのような経緯もありながらCHLに入社されたのですね!
- 今まで電話対応の業務は未経験とのことでしたが実際行う上で気を付けていることなどはありますか?
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どうしても出てしまいがちな気安い言葉や、慣れ慣れしい言葉はなるべく使わないように、できるだけ丁寧な言葉を心がけています。
その他にはなるべく自分の感情を入れずに、トークスクリプトに従い会話を進めることも心掛けています。
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丁寧に、そして客観的に行っているのですね!
ちなみに、どのような流れで飯垣さんは架電業務に携わることになったのでしょうか?
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フォロワーさんから「新しい業務で電話の業務なんだけどやってみないか」というようにお話をいただいて。
実は、最初は乗り気ではなく、ちょっとどうだろうなという感じだったのですが・・・
新しいことだし、ちょっとやってみようかなと思いました。
もしそれでダメなら、また違うことをやればいいですし、という心構えでした。 -
なるほど!チャレンジ精神、とても大事ですね。
業務をしている中で、つらいなと思うことはありますか? -
中には電話をかけた方で、きつい対応をされることや、話の長い人や言いたいことだけを言う人などもいらっしゃいます。
そういう面ではつらいというか、嫌だなぁ、と思うことはありますね。
さらに、1日50件の目標件数があるのでどんどんかけていかないといけないので大変です。 -
丁寧に行いながらもかなりスピーディにも行っていく必要があるのですね!
先ほどきつい対応をされることがあるとおっしゃっていましたが……。 - はい、業務開始当初のことですが、登録者の方からがっつり、きつく対応をされてしまいました。
飯垣さんの対応は全く悪いことはなかったのにもかかわらず、かなりきつい対応をされてしまい、どう返答しても火に油を注ぐような感じになってしまったことであったそうです。
フォロワーさんへ対応を依頼し、トラブルにはなりませんでしたが、この件で相当堪えてしまったということです。
- まあそういうこともあるけど、がんばろうって思って。
- 切り替える力が凄いですね!その時はどんな感情だったのですか?
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この対応の後に、ちょっと落ち込んで・・・
休憩室でフォロワーさんがいらしてくれて、軽くお話ししたんですが、【ここでやめたら悔しい】という気持ちがこみ上げてきましたね。
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悔しいと思えるのは真剣に仕事に取り組んでいる表れですね!前に前に進んでいく姿勢が凄いです。
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もうあとは慣れてくるのを待つと言いますか、何ヶ月もやっていけばこんな人がいるから、こうしていこうとか。
- 確かに……! 電話自体実際を掛けてみないとどんなことが起きるかは分からないですよね。
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はい、人の数だけ内容が違くて、実際に話してみないと分からないです。
- では、飯垣さんにとって今回架電業務に挑戦したことは、どう考えていますか?
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僕自身とてもプラスになっていると思います。
できれば今後もこの業務を続けていきたいなと感じています。
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お伺いしていると、もう「すごい」の一言しかでてこないくらいです!
飯垣さんが仕事や業務も含めてですが、大切にしている信念みたいなのっていうのはあったりしますか? -
転職を何回か繰り返して、ネガティブな中でもその過程でも得られたものがあって、精神が鍛えられたというか。
マイナスに捉えても、あまり先に進めないというか、まあそこで終わってしまうので、何もならない、と言いますかそういったことがあると思うので。
もうCHLに入社して3年目になりますが、ようやく今の考え方を持ちはじめたという感じですね。 -
素晴らしいマインドですね……。
つまりマイナスをプラスに変化させるということですか? -
マイナスに思うことは、絶対あるにはあるのですが、それを考えはじめると終わらなくなってしまいますから。
毎日の出来事で、なんかまあいいことを、ひとつは見つけようかなっていう感じで。
些細な事でもこのひとつのいいことがあればいいと思っています。
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そういった真摯な姿勢が登録者の方にも伝わり転職もいいかなと気持ちを動かすのかもしれませんね!
本日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!!
これからもこの業務を通してCHL、CONに貢献していきたいと笑顔で語ってくださいました!
この記事を読まれた方は、是非「いいね!」で、飯垣さんへ応援の程よろしくお願いします。
この記事を書いたレポーター
ウィルオブ・チャレンジ
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