2023.09.05

【challenge】Vol.2 動画制作で新たな可能性へとチャレンジする福岡さんへインタビュー! 

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ウィルオブ・チャレンジ ウィルグループの特例子会社、ウィルオブ・チャレンジです!バックヤード業務や事業部・外部企業様からご依頼ををいただいた事務的なお仕事を担っております!

お疲れ様です。CHLの藤石と申します。
ウィルオブ・チャレンジには、様々なスキルや夢を持った個性豊かなメンバーが在籍しております。

今回も夢を追いかけ、チャレンジされている方にインタビューさせていただきました!

  • では、自己紹介をお願いします。
  • はい。福岡裕人と言います。今年の四月末にCHLに入社しました。
    1998年生まれで、今年で25歳になります。生まれは石川県ですが、幼いころから大阪府で生活しています。
  • 病気や障がいについてお話ししていただけますか?
  • 病気は脊髄性筋萎縮症と言います。病気は先天性で、生まれつきの病気です。
    主な症状については説明が難しいところもありますが、ざっくりいうと筋肉が弱っていくという病気ですね。
    進行性でもありまして、徐々に筋力が弱くなっていき、動かせる部分が少なくなっていってしまう病気です。
  • 先天性で進行性の疾患ですと、やはり日々進行を実感してしまうものがあるのでしょうか?
  • 小学校低学年のころは上半身の筋力はまだあり、部分的な介助を必要とすること以外はすべて自分でできていました。
    幼いころと比べると、自分でできることは少なくなったなと実感することはありますね。
  • 福岡さんはどのような経緯でCHLに入社されたのですか?
  • 身体的な事情があるので通勤して仕事をすることは難しいこともあり、完全在宅という部分に力を注いで転職活動をしていました。
    その中でウィルオブ・チャレンジの求人募集を見つけて応募しました。
  • 入社するまでに、CHLにはどのような印象を抱いていましたか?
  • すごく働きやすそうだと感じたことが第一印象でした。
    体調を崩しやすい病気でもあるので、その部分も重要視していたなかでその人にあった働き方を考えてくれている印象もありました。
    ここであれば、自分の障がいにとらわれず、自分の実力を発揮することができ、仕事に臨めることができるかなと思って、応募したことがきっかけです。
  • では、実際に入社されてからの印象はどうでしょうか。
  • 実際に入社してからも環境づくりといいますか、フォロワーの方とコミュニケーションをとれるような仕組みづくりや、急な体調不良にも対応していただけること、業務のスピードなどに合わせた働き方、働きやすさを考えてくれているな、と思っています。
  • 入社以前の印象のまま働けていらっしゃるんですね! 他にCHLの魅力なところはありますか?
  • 未来に向けてどのように成長していくか、将来に向けて考えることもできるので、キャリアアップやその人自身の成長という部分においても、魅力的だと思っています。
  • 本当に、将来を考えられること、成長の部分を考えられることは大切ですよね。
    福岡さんは現在どのような業務をされているんですか?
  • 現在行っている業務は主に二つありまして、業務名としては「JETを使った修正業務」と「捺印の修正業務」を担当しています。
  • 捺印の修正業務……といいますと、具体的にはどのようなことをされているのですか?
  • 業務の上で大事なことといいますか、管理する側にとっても判子が押されているかは非常に大事な部分ですので、捺印がきちんと、しっかり、責任者の部分におされているかをチェックします。
  • 福岡さんはCHLの業務以外で挑戦されていることはありますか?
  • はい。昨年から、動画編集・制作を行っています。
  • 動画ですか! どのような経緯で動画制作をしてみようと思ったんでしょう?
  • 何か在宅で仕事ができるようなスキルを身に着けようと思っていて、動画編集に憧れもあり、興味もあったことがきっかけでした。
  • 昨年というと、現在は実際にもう動画を作っていらっしゃるんですか?
  • 今はCHL以外で、一般社団法人さんのほうで、Instagramのリール動画といって、1分程の短い動画を作るお手伝いをさせていただいています。
    他には自主製作でいろんな動画を作ること、スキルアップに努めている感じです。
  • 実際に制作されていたり、スキルアップをしたり、素晴らしいですね!
    動画には疎いのですが、リール動画は現在主流な動画のジャンルなのでしょうか。
  • 再生されるという観点においては、やはりショート動画は見やすい動画の形態ですね。長い動画ですと、それだけ視聴にエネルギーが要るので。
  • 確かに、実際そうですよね。
  • 30秒から1分だとさらっと見ることができるので、広告、宣伝の効果とかもあります。
    そういう意味で、力を入れている企業さんや、でも個人でもやっている方はいるので、需要のあるジャンルだと思っています。
  • そう聞くと、広告や宣伝の効果は確かに大きそうですね!
    ちなみに、どのように動画制作のスキルアップをされているのでしょうか?
  • Adobeの動画編集ソフトを使っていますが、やはり操作が複雑ですので、毎日触るようにして、できる限り忘れないようにしています。
    他には、動画制作一つとっても、さまざまな技術が必要です。
  • デザインの部分は必要ですし、色味やカラーもしっかり選ばないと、見てもらえない動画になってしまいますし、BGMや効果音なども重要です。

  • なかなか複合的な視野を持って勉強をしないといけないので、一つできるようになったから「それでいいや」というジャンルでもないです。
    なかなか勉強することが多い感じで大変ですが、制作自体は楽しいので、楽しみながら勉強しています。

 複合的な要素がものである動画制作はとにかく難しいことは多く、とにかく学ぶことが多いジャンルであると伝わってきました。

 そうであっても、どこまでも楽しそうに、どこまでもひたむきに動画制作の楽しさを語ってくださいました。作っていて楽しくもあり、挑戦してみたいこともあるということで、楽しさと熱意があふれ出ています。

 実際に福岡さんが製作された動画がこちらになります!

  • 動画を作る上での勉強は本当に多いですね……。
    作るだけではなく、動画に関わることとして、何か勉強することもありますか?
  • もう一つ重要な勉強すべき要素として、マーケティング――どういった視聴者に向けて、どういったことを伝えたいのか――といった動画制作の技術・知識も必要だと感じていますね。
    単に動画制作ソフトを使えます、だけではダメなのだなとこの数か月痛感しています。
  • その視点も確かに重要ですね!
    となると、福岡さんの今後の目標はマーケティングの部分となるのでしょうか?
  • どうしても動画を作るにあたって数字はすごく大事な指標でして、数字の部分を求めた動画制作をまだできていないなと感じています。
    今はそこを目指して動画づくりをしていきたいなと考えております。
  • 多種多様な視点が必要になってきますね。
    ちなみに、福岡さんは動画づくりでこだわっていることはありますか?
  • そうですね……。こだわっている部分というと、コミュニケーションですかね。
    相手の方――クライアントさんにヒアリングをして、相手の望んでいるものは何なのかというものを聞き出して、それに沿った動画をしっかりと目に見える形で表現するということはすごく大事な部分なので。

 動画制作で福岡さんがこだわっていることを伺うと、動画制作における熱意や楽しさだけではなく、人と関わる上で重要なコミュニケーション力について話してくださいました。
オンラインでのコミュニケーションとなるため、文面のやりとりだけでなく、ビデオ通話などでコミュニケーションをとることも心掛けているそうですが、
クライアントさんの時間がとれないこともあり、齟齬が発生することもあるそうです。

 福岡さんの真面目で、ひたむきな心や人となりが見えてくるお話でした。

  • これから、動画を使ってCHLでステップアップしていきたいということも考えてらっしゃいますか?
  • そうですね。
    新しい可能性として、動画編集・制作は在宅でできるスキルだなと思っていた話をしました。
    現在、完全在宅Tの方もたくさんいて、障がい者雇用として働いてらっしゃる方もまた、たくさんいらっしゃると思います。
  • 動画編集でいうと、割と簡単な業務から、すごく難しい業務まで結構幅広い部分があります。
    動画編集からスキルを身に着けて、お仕事につなげていくというということはできると思っています。
    CHLの方でもひとつの仕事の選択肢として動画制作・動画編集もありなのではないのか、とフォロワーの方々と話していて、みんなで様々な動画を作れるようになったら楽しいな、と思いました。
  • 確かに、楽しそうですね!
    お仕事にはどういうことがつながっていくと考えますか?
  • 動画を作っていく過程で、先ほどのデザインの勉強もしていかなければならなくて。
    ただ、デザインの部分の勉強をしていくとまた、別の仕事にも多分つながっていくと思います。
  • 動画編集からいろんな仕事につながって、枝分かれしていくかなと思っているので。
    そういった意味でもCHLの方でも、新しい一つの” チャレンジ ”として一緒に会社の方でできたらいいなと思っております。
  • 先程の動画で必要な勉強が、別のお仕事に役立つということですか。
    なるほど! となると他の動画に必要なスキルも同様でしょうか?
  • 色彩・デザイン・マーケティングの部分から他の業務に役立つということができると思うので。
    そういった意味でも皆で一緒に勉強して、スキルアップしていくことは良い”チャレンジ”ではないかなと、僕は思っております。
  • お話していただいて本当にありがとうございます! すごく感動しました!
    動画を作ることで必要なことが、スキルアップや他の可能性へつながっていくという視点や考え方は本当に素晴らしいと思います!
  • 皆それぞれできることはたくさんあります。
    その人の働きやすい働き方で、いろんなスキルを身に着けて、いろんな選択肢をもつ未来を描くことができたら、たぶんもっとより良い社会になっていくなと思うので。それをCHLから、完全在宅TだけではなくCHLで働いているメンバーで、一丸となって広めていければいいなと思っています。


こちらも福岡さんが製作された動画です!

 インタビューのなかで、多くの要素から成り立つ動画制作が、全体へと広がり枝分かれしていくことで、キャリアアップができるのではないか、という福岡さんの考えには本当に感動と感銘を受けました。

 福岡さんの挑戦である動画制作という枠組みから、より良い未来や社会につながるのではないかという想いが、この『チャレンジ』でいつの日か当たり前となりますように。

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この記事を書いたレポーター

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