自分の仕事、やっとわかった、かも。
みなさんこんにちは、鈴木です。
なんか最近の東京、雨が多くないですか?
そろそろ梅雨の季節が来てしまうのでしょうか。
梅雨は洗濯物が外で干せないので、あんまり好きじゃありません。
でも、農家の祖父から梅雨の重要性を説かれているので、梅雨は嫌いになれません。
梅雨の雨量で果物やお米の豊作レベルが変わるそうです。
じいちゃん元気かな?
僕は今、めちゃくちゃ怒られそうだよ。
早速ですが、僕は極めて困難な状況に立たされています。
簡単に前回の内容をまとめると
僕の所属している「ビジネスデザイン本部」の詳細について
僕が全く理解していないことが、図らずとも上司にバレました。
ただでさえ会社員としてあるまじき状況ですが、字面だけ見るとさらにヤバイやつです。
「バレる」とかあんまり会社で使わない方がいい言葉です。あたおかです。
さらに、その僕の愚行を記載した記事に、いい意味でも、悪い意味でも大きな反響があり
僕はハーモニータワー27階に、呼び出しを喰らったわけです。
- まず、鈴木の置かれた状況を整理するところから始めるね。
この人が矢野さんです。
前回も登場した、怖い部長です。
一応、これ僕です。
- 前回の記事、読みました。
- ・・・
-
おかげさまで、関係各所から心配の声やご意見が、たーくさん届きました。
武田さんは「ビジネスデザイン本部」のBIG BOSSで矢野さんの上司にあたる人です。
偉い人の上司なので、めっちゃ偉い人です。
矢野さんより優しいです。
-
そんで、武田さんから
- 「ヤバイ社員いるから、矢野どうにかしておいて」
- と言われました。
- ・・・!!(どうにかされる!!)
- なので、改めて君が理解できるように、ビジネスデザイン本部について説明しようと思う。
-
是非、お願いします。(助かった!!!!!)
完全に勝ちました。怒られなかったです。
やっぱり、「正直にわからないことを言う」
これが一番大事ですね。
身を以て証明できたのではないでしょうか。
みなさん、有り難うございました。
それではまた次回!
と、このまま終わることもできるのですが、怒られずに済んで気分がいいです。
折角なのでビジネスデザイン本部についてわからないことを聞いていこうと思います。
- ずっと気になっていたのですが、「ビジネスデザイン本部」って何をしているんですか?
- ずっと気になっていたのであれば、早く聞いてください。
- 確かに。
- まず、鈴木はうちの会社のVISION覚えてる?
-
もちろんです。あれですよね。
個と組織をポジティブに変革するやつですよね。
- うん、それはMISSIONだね。
-
すいません。
(僕と同じ勘違いをしているみなさん、僕の屍を超えて…!!) -
VISIONは「「働く」「遊ぶ」「学ぶ」「暮らす」の事業領域において、
期待価値の高いブランディングカンパニーを創出し、
各領域においてNo.1の存在になる」だね。
「WILL」の頭文字をとったやつだね。
- これは見たことあるし、知っています。
- ビジネスデザイン本部はこのVISION実現を、加速させるために設立されたんだ。
- なるほど、なかなか大きく出ましたね!!
-
うん、大きく出たね。
いちいち相槌が少し癪に障るけど、話を進めるね。 -
現在は人材サービス業が、ウィルグループのメイン事業になっていて
Wの領域である「働く」が軸になっているよね。
でも僕たちは「W」だけでなく「ILL」の各領域でもNo.1を目指している。
なので、No.1を目指すためにも、まずは「ILL」の各領域で、魅力的な事業を作る必要がある。 - でも、今までそういったチャレンジは結構してきたんじゃないですか??
-
確かにそうなんだよね。
なんか急にまともなこと言われると頭にくるね。
今までも、様々な形で新規事業には取り組んではいるんだけど
なかなか持続性、再現性、生産性の高い事業を作るのは難しいんだ。 - 確かに、そんな簡単にできたらみんなやってますよね。
-
よく新規事業は「せんみつ(千三つ)」って言われて
成功する確率は、大体 3/1000くらいって言われるんだ。
-
3/1000ですか!?
0.3%じゃないですか。
うまい棒も買えない。 -
ちょっとどういう計算なのかわからないけど、おそらく買えないね。
とはいえ、今は急激な変化が多いVUCA時代、不確実性が高い環境でも、失敗を恐れずにチャレンジし続けることが大切なんだ。
そのために、ビジネスデザイン本部が先陣を切って、新規事業開発を行っていくってわけ。 - 大変そうだ。(VUCA時代?!)
- 大変だよ。
-
でも、なんとなく理解できました。
今日はめっちゃ頭使いました。
もう帰っていいですか?
-
もうちょっと待ってね。
あと、もう少し社会人として、自分の言動を見直した方がいいよ。
大前提として、ビジネスデザイン本部の力で新規事業開発を行っていくんだけど
より多くの社員の力を借りることができれば、成功率は高まってくるよね。 - 確かに、メンバーの1人がこれですもんね。
-
そうだね、この調子では1人分は増員が必要かもね。
今のは半分冗談として、全社員で行える取り組みも現在考えているところなんだ。 - (半分冗談ってことは、残りの半分は…)
- 最後、簡単にまとめると、WILLグループのVISION実現を加速させるために、新規事業開発を通して「人」と「事業」を成長させる組織が、ビジネスデザイン本部ってことだね。
-
やっとビジネスデザイン本部の全貌がわかった気がします。
- 4月にも同じように説明したんだけどね。
- 確かに。
みなさん、なんとなくビジネスデザイン本部について知ることができたでしょうか??
僕は2回目なので流石に理解できました。
とはいえ、今回はだいぶ脳みそを使ったような気がします。
何事も新しいことにチャレンジするのは、相当な負荷がかかりますよね。
それが事業開発であれば、尚更です。
ビジネスデザイン本部がそれを第一線で引っ張り、全グループ社員を巻き込んで
素敵な「人」と「事業」を創り出して行けたら最高ですね。
おっと、柄にもなくいい感じにまとめてしまいました。
「VUCA」の意味もわからないような人間が、いい感じにまとめてはいけません。
でも、最近やけにカタカナ多くないですか??
絶対日本語の方が短くてわかりやすいのに、カタカナビジネス語使われてません?
特に事業開発に関わってから、さらに増えたような気がします。
「VUCA」と「KPI」みたいな、頭文字とってくる系はまだわかるんですけど
「コンセンサス」とか「合意」でよくね??
って斜に構えてる僕は思ってしまうんです。僕だけ??
いや、よくないですね。これも勉強ですよ。
斜に構えて頭ごなしに否定せず、学んでいく姿勢が必要です。
どんどん時代は変わっていくので、しっかり適応していくことが大切ですね。
おっと、誰かからTeamsが来ましたね。
めずらしく竹内さんから連絡が来ました。
竹内さんは矢野さんと同じで、ビジネスデザイン本部の部長さんで、偉い人です。
どうしたんだろう。
時代に適応していかなければなりません。
つづく