2022.10.04

Well-being質問箱④:精神のWell-being

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はじめに

みなさん、お疲れさまです。

このウェルビーイング質問箱では、精神のWell-beingについてお話します。

特に、「仕事の意義と目的」ということにフォーカスしたいと思います。

 

今回は質問と共にみなさんの感じている意義と目的について募集しましたので、

ここで共有させていただきたいと思います。

なぜそれを募集したかというと、研究は人の意義・目的に触れることで

自分の意義・目的に気づきやすくなると教えてくれるからです。

 

では、本題に入りましょう。

目的が見つからないときには

さて、最初のご質問です。

「人生に目的はあるけど、なかなか仕事に目的が見出せない」

というご質問を複数いただきました。

 

このような質問者の素晴らしいところをまずお伝えしますが、

最も見出すことが難しい「人生の目的」が先に分かっているというのは、

驚くべきこと、素晴らしいことなのです!

ご質問にお答えすると、「人生の目的」があるのだったら、

その目的を仕事に当てはめて考えてみてはいかがでしょうか?

最も難しくて見つかりにくい「人生の目的」がすでにあれば、

それを仕事において言語化できれば「仕事の目的」が現れるわけです。

 

そこで「ジョブクラフティング」を試してみることをお勧めします。

ジョブクラフティングは何かというと、

自分の仕事をよりやりがいを生み出す形に変えることです。

3つの観点で行うことができます。

 

まずは仕事内容を変えるという方法がります。

多くの人がいちばん考えやすい方法だと思います。

 

また、人間関係を活かして仕事をより目的に合ったものに変えることもできます。

例えば、自分にとって理想の仕事をしている人と接したり、関わったりすることで

自分の目的を見出すことができるかもしれません。

 

そして、考え方を変えること。

これが今回おススメしていることです。

仕事に目的がないが、人生に目的がある。

そうであれば、仕事をどのような目的のもと行うことが、

人生の目的ともズレることなく、一貫性を持てることなのか。

ここを一生懸命考えてみることに、きっと価値があると思います。

成果と目的の関係について

次は、石坂準次さんにいただいた

「精神のウェルビーイングを常に良い状態で保ちたいとは思うのですが、

『業績』や『成果』を求めるときに核心部分がぐらついてしまうことも多々ありました。

このような時、この『業績』や『成果』つまり目的を果たすための指標とはどのように付き合っていったらよいのでしょうか?」

という質問です。

 

「業績」や「成果」という指標に振り回されずにいることはたしかにムズカシイと思いますが、

肝心なことは、Well-beingが土台になって「業績」や「成果」が生まれるということを見失わないことです。

意義を感じ、目的意識も高くなれば、自然、私たちはパワフルに働くことができます。

その結果、よりよい「業績」や「成果」を得られるはずです。

逆に、意義も感じない、目的意識も見いだせない仕事にパワフルさは生まれないでしょう。

当然、パワフルに働いたときと比べて「業績」も「成果」もよいものとは言えないでしょう。

つまり、仕事の土台作りとして行うべきことが、意義や目的に意識を向けるということになります。

このような関係性をしっかりと理解していることが、うまく付き合う方法だと考えます。

他人の精神力

「精神力が乏しいあるいは無い人が散見される昨今、

どうすれば他人の精神力をポジティブな方向へ導くことができるのでしょうか?」

という質問です。(精神力向上委員会さんらから)

 

精神的な強さは、個人で完結しているものというより、

お互いに支え合って引き出すものだという理解が大切です。

また、精神的に弱くするものをお互いのサポートによって取り除くことも大切です。

もし、ご自身の周りに「乏しいあるいは無い人が散見される」ならば、

それはそれだけサポートを得られていな人がいるということです。

「精神力が乏しいあるいは無い人」が多い、のではなく、サポートが少ない、という考え方が大切だと思います。

 

サポートのひとつに、お互いに力を合わせて、心理的に安全な環境を作ることが大切です。

なぜかというと、心理的安全性のない環境下で仕事をすると、

自分でどんな困難も克服しなければいけないという責任感で押しつぶされてしいまい

一人ひとりから強さが引き出されるよりもむしろ、

燃え尽き症候群に陥って持続可能な仕事ができなくなるからです。

一人ひとりが自分の悩みやストレスを打ち明けられるような環境を作ることが必要で、

そうするとより精神的に強いチームが作れます。

 

また、チームでマインドフルネス瞑想をしたりしてみると、

自分の感情を整理する力が高まるので、それも精神力の向上・強化に役立つと思います。

コーリング

そして、コーリングについての調査をさせていただきましたが、

意義と目的についての理解を深めるための体系だった研究として紹介したいと思います。

 

コーリングとは、与えられていた使命を果たすための仕事、意味のある仕事、

自分より大きな存在のために貢献するような仕事があるということです。

コーリングは

①やるべきこと、

②やりたいこと(情熱)と

③他人・社会・世界への貢献(貢献

という3つの要素を組み合わせて作られています。

いわゆる「天職」に似ています。

 

コーリングが見つかると、精神のWell-beingが高まるので、自分の目的だけではなく、

その目的を仕事でどのように実現できるのかということについても考えてもいいかもしれません。

コーリングを見つけることは、簡単なことではないでしょうけれども、

自分の強みに目を向けて、それを仕事で活かすことが始まりだろうと思います。

意義と目的の共有

そして、最後にウィルグループ社員の意義と目的を共有させていただきます。

 

「自分が死んだ後も人の心に残るような生き方、影響の与え方をする。」もやしさん

 

「自分に与えられている環境・人脈・仕事全てに『感謝』を持つこと。
理由としては幼い頃、田舎で生まれ育ち、都会に出てこなけらば分からない事が沢山あった為。
昔の自分をよく知っているからこそ、現状の自分の環境や立場・仲間に感謝の気持ちを持って業務に取り組める。」
TIさん

 

「私が行う提案で誰かのためになることを目的としてる。
自分がこの会社にいることによって、両者に与えれることはないかが仕事をする意義でもあると思ってます。」平田理紗さん

 

「メンバーが良い方向にいくこと」中嶋千里さん

 

「私の仕事に対しての『意義』は日本とベトナムの架け橋とのことです。
『目的』はたくさんのベトナム人を日本企業に繋ぐことです。」
HOANG NGOC MINHさん

 

「いかにストレスなく幸せに生きるかが重要かと思っています。幸せに生きるとは。。
仕事では人のためになっているのか、事業に貢献できているのか、人生では自分のためになっているのか、
仕事軸と自分の人生軸では真逆の価値観ですが、それを実現することで僕は幸せに感じるので問いと思っています。」川村 哲さん

 

「自己承認欲求を満たす為」井本 有治さん

 

「自分という人間の存在価値はどこにあるのか、また価値の必要性について考えるという点に目的意識を向けている。」引地 覚

 

「就活生と関わる機会が多いので、学生にとって『出会ってよかった1社』と思ってもらうことを目的に、
日々のセミナーなどに取り組んでいます。採用目標などの追うべき数字はありますが、
本質的にはMISSIONの実現、つまり『学生たちをポジティブに』することが重要だと考えています。」石坂準次さん

 

みなさんもこれを刺激にご自身の意義と目的を考えてみることもできるのではないでしょうか。

さいごに

以上でこの質問箱終わらせていただきたいと思います。

次回の、最後の知性のWell-being質問箱でお会いしましょう。

意義と目的を探しましょう!


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