【ウィルカラ】Vol.21 働く女性のカラダとヘルスリテラシーについて🐰✨
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お疲れさまです。CON 採用本部の西田です。
ウィルカラ第20弾は、
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働く女性のカラダとヘルスリテラシーについて
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です!
社会的地位や役割など、ジェンダーレスが進んでいる昨今ですが、
カラダを同じにすることはできません。
お互いの理解を深め、よりみんなが働きやすく、
さらに活躍できる職場になればいいなと思います✨
ヘルスリテラシーって何?
東京都医師会によると「健康や医療に関する正しい情報を入手し、理解して活用する能力のこと」と定義されています。
(参考:https://www.tokyo.med.or.jp/healthliteracy)
ヘルスリテラシーが高いと、
✔ 病気や薬の正しい情報を調べて、治療のメリットとデメリットを理解し、服用できる
✔ 病気の自覚症状を見逃さずに、必要に応じて医療機関を受診できる
✔ 医師や看護師に上手に相談でき、必要な診察などの支援を受けることができる
など、自分の身体について考え、沢山の健康情報の中から適切な情報を見極めて使いこなすことができます。
ご自身のヘルスリテラシーは高いと思いますか?
(私は恥ずかしながら全くです…)
一人ひとりの身体は異なりますので、まずは自分自身が一番理解していくことが大切です。
「ヘルスリテラシーの高さ」と「仕事のパフォーマンス」の関係
パーソルキャリア株式会社が実施した調査結果から、ヘルスリテラシーが高い組織は
「仕事への満足」「目標達成」「はたらく喜び・楽しみ」など、
働くうえでのwell-beingにとても良い影響があることが明らかになったようです✨
☟とても参考になったので、よければご覧ください📝
「女性の働き方とヘルスリテラシーに関する調査 vol.2」(パーソルキャリア株式会社)
https://www.persol-career.co.jp/pressroom/news/research/2022/20220412_01/
男女間のヘルスリテラシー
自分自身のカラダを理解するのも難しいのに、異性のカラダを理解することは非常に困難です。
2021年11月に実施したウィルグループのアンケートの
「異性とのコミュニケーションにおいて課題に感じていること」
の中でこのような意見がありました。
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女性特有の体調不良などで休暇や少し休憩が取りたい場合でも、
メンバーが異性ばかりだと、少し申告しづらい。 - 婦人科系の持病や症状のことなどは男性には相談しづらい。
- 生理痛がひどい時話しづらい。何がどう辛いのか理解を得づらかったことがある。
回答してくれているのは女性が多いですが、男性特有の身体的な悩みにも同じことが言えそうです。
生物学的な性差を前提とした社会的、文化的性差をなくそうとするジェンダーレスの考え方は徐々に広まってきているように思います。
ですが、身体的な違いはなくすことができず、経験ができないからこそお互いを理解することに大きな壁があります。
女性のカラダ🐰
男女共に身体的な違いがあり、理解を進める必要はありますが、今回は女性にフォーカスしてお話します。
女性だけの身体的特徴には、一例ですが、下記のようなものがあります。
🌸月経(生理)
🌸PMS(月経前症候群)
🌸子宮の病気など女性特有の病気
🌸妊娠
私は女性ですが、私も経験したことがないものについてはほぼ知識がありませんでした。
なので本当は一つずつ説明したいのですが、
今回はその中で「月経」について触れ、
少しでも皆さんのヘルスリテラシー向上に役立てていただければと思います。
女性が月経と付き合う期間は
生涯で約6年9ヶ月👀❕
個人差はありますが、
平均的な毎月の月経期間と月経が始まって終わるまでの年月を合計すると、
女性は生涯の中で6年9ヶ月も毎日月経と付き合っていることになるそうです。
まず月経についての基本的な知識を簡単に説明します。
🐤月経はなぜ起こるのか
妊娠しなかったとき、いらなくなった子宮内膜を排出するため。
🐤月経はいつから始まっていつまで続くのか
初潮の平均年齢は12.3歳、閉経の平均年齢は50.5歳だそうです。
もちろん女性ホルモンの関係なので、個人差はあります。
🐤月経は何日くらい続くのか
順調な期間は3~7日間とされていますが、人によっては1~2日、8日以上の人もいます。
🐤月経のサイクルはどのくらいか
個人差はありますが、25~38日間隔の人が最も多いようです。
🐤「月経が遅れる」とは
予定日を1週間過ぎたら「遅れている」と考えます。
遅れる理由には、
・妊娠している
・精神的なストレス
・身体的なストレス
などがあります。
月経によって起こる女性のココロとカラダの変化👩
月経中に変化があるのは知っている人も多いかもしれません。
ですが実は、ホルモン分泌の変化が起こるため、月経期間中だけではなく、変化が出てきます。
時期が目安ですので、個人差があります。
🌸排卵期(月経の10~15日前)
排卵痛という痛みがある人や、出血などが起こる人がいます。
🌸黄体期(月経の1~10日前)
女性ホルモンが乱れ、カラダもココロも不安定になります。
PMS(生理前症候群)もここであらわれます。
・頭痛、肩こり、腰痛、下痢
・肌荒れ
・イライラ、憂うつ感
・不眠、眠気
・過食
などの症状が一例として挙げられます。
🌸月経期
黄体期と同じようにココロもカラダも不安定な時期のため、
同じような症状も多いですが、この中でも大半の人が下腹部痛を感じているそうです。
・下腹部痛
・腰痛、頭痛、下痢
・肌荒れ
・イライラ、憂うつ感
・吐き気、貧血
・不眠、眠気、だるさ
月経によって起こる症状への対処法💊
よくある情報としては、下記のようなものがあります。
・薬を飲む
・温める
・食べ物に気を付ける
・リラックスできる時間を作る
・横になる
私もこれを見て、そうだよなーと思う反面、
働いているときにリラックスしたり、横になったりできひんやろがい、と思ったりしてます。
一日中外回りをしていたり、
休憩中しか座れなかったり、
自分のタイミングでトイレにいけないなど、
かなり身体に負荷をかけながら、働いている女性も多いのです。
男性の8割は
女性ホルモンによるつらい症状を理解したいと思っている
あすか製薬株式会社が実施したアンケートによると、女性ホルモンによるつらい症状について、
約9割の女性が理解してほしいと回答し、約8割の男性が理解したいと回答しています。
理解が進まない理由は
「オープンな話題にしにくい風潮」
理解してほしい、理解したいと思っているのに、なぜ理解が進みにくいかというと
男女とも「オープンな話題にしにくい風潮」と回答しています。
サニタリーボックスが「汚物入れ」と呼ばれていた時代があることを考えると、
「恥ずかしいこと」という意識は拭えないのかもしれません。
また、あらゆることがハラスメントになる時代に、なかなか理解が進まないのも頷けます。
(引用:あすか製薬株式会社「生理(月経)をはじめとする女性ホルモンに関する男女の意識調査」)
直接はなかなか聞けないことだからこそ、
月経についてのヘルスリテラシー向上が必要!
前述の通り、「月経」についての話題は、非常に近い関係の人を除き、直接聞くことが難しい話題です。
だからこそ、男女ともに、知識レベルを少しずつ上げていくことが、お互いを理解するために必要です。
デリケートな話とされながらも、
月経についての理解を深めようという動きは強まっているように思います。
youtubeなどでも発信されているので、参考にしてみてください。
それ以外にも、生理用品も手掛けるユニ・チャームが
月経について学ぶ企業向けプログラム「みんなの生理研修」というものを開催していました。
サイボウズやLINE、グリコなどが取り入れているようです。
このように、情報収集はさまざまなところからできるようになっているので、
ネットで調べたり、パートナーと少し話してみたり、できることから始めてみてはいかがでしょうか?✨
職場では、下記のようなことがすぐに実践できそうですので、ぜひ取り入れてみてください。
✔ 体調が優れなそうであれば、少し休憩を勧めてみる
✔ トイレの回数が多いからといって、ちゃかしたりしない
✔ 男女兼用のトイレの場合は、サニタリーボックスがあるか確認する
また女性は、もし症状が重い場合には病院に行って適切な治療を受け、自身のヘルスリテラシーを向上させましょう。
自分自身の理解をすることはとても大切です。
性別関係なく、お互いがおもいやりを持って、大切にし合える関係の職場にしていきたいですね✨
次回予告!!新任MGRのご紹介👠
スタッフから管理職へ。彼女の挑戦のきっかけとは・・?
次回のウィルカラは、
今年4月に新たに管理職になられた彼女を紹介します!
これまでの入社のきっかけや、キャリアチェンジしてこられた経歴など、
ちょっと変わったエピソードたっぷり👀✨
💡 入社のきっかけは?
💡 大事にしているポリシーは?
💡 これから実現したい未来とは?
来週のウィルカラも見てくださいね😊
個人の目標達成にも良い影響があるようです!(引用:パーソルキャリア株式会社)