バナナとパイナップルの話、そして、ダイアログとウェルビーイングの話
バナナ🍌とパイナップル🍍の話
今回の記事は、人材開発部 鳥谷部の投稿です。
私が久米島に移住してやりたかったことのひとつ。
それは自分でバナナを育てること。
移住直後に植えたバナナの木はこんな感じでした。
1本だったはずが、株もどんどん増えて、2年でこんなに大きく、太くなりました。
裏庭で生ごみと三女のオムツの中身を堆肥化し、
それをバナナの根元においてたくさんの栄養を注いできました。
おいしいバナナができることを期待しています。
そしてこちらは我が家のものではありませんが、自宅そばのパイナップル畑。
かわいい実をつけています。
ちなみに2年前はこんな感じでした。
バナナもパイナップルも、実るまでに2年ほどかかるそうです。
人間がどれほど急ごうとも、じれったく感じようとも、
バナナもパイナップルもマイペースを崩しません。
自分自身の命のペースで生きています。
彼らは、当たり前のことですが、育つには、成熟するには、
時間が必要であることを教えてくれます。
その命が育つには、その命固有の時間が必要であることを教えてくれます。
ダイアログとウェルビーイングの話
2021年4月頃から、ウィルグループは幹部を中心に
ダイアログ(対話)を継続実践しています。
・ウェルビーイングの中核はよい人間関係である。
・よい人間関係を育てるためには対話することが大切である。
・よい人間関係はビジネスの成長の土台である。
対話→よい人間関係→ビジネスの成長
その信念の元、今では役員を含む10を超えるチームが定期的に対話をしています。
バナナやパイナップルが実るまでに時間がかかるように、
確かな成果を手にするまではもう少し時間がかかると思いますが、
・対話に参加する幹部人数が増えている
・対話によって仕事がずいぶんとやりやすくなったという役員がいる
・対話によってメンバーとのコミュニケーションの質が変わってきたという幹部がいる
・日頃、解決ばかりしているが、解決を急がず探求することも大切だと価値観を変えた幹部がいる
・業績がしんどい時でも、その苦しさを抱えこまずに分かち合えるようになったという事業部長がいる
・家庭でのコミュニケーションの見直しに役立っているという幹部もいる
これらは、私たちの何かが変わる兆しなのではないかと感じています。
人間には、
・自己表現したい
・それを受け入れてもらいたい
・わかりあい、つながりたい
人間関係へのそんな基本的な欲求があると思います。
マンモスを追いかけていた時代は、
夕刻、疲れ果てた男たちは火を囲みながら対話したそうです。
それが闘争ホルモンの回復にも、
健全なコミュニティを維持するためにも必要だったと言います。
今も昔も、人間の原初的な欲求と、その充足方法は、
大きく変わらないのではないでしょうか?
時代が大きく変わり、さも人間も大きく変わっているかのように思いがちですが、
人間てどういう生き物?だったら、ウェルビーイングってどういうこと?
そんな問いを持ち続けていきたいと思っています。
その答えのひとつが、今のところウィルグループでは「ダイアログ(対話)」です。
さあ、対話しよう!