2022.04.27

“やりたいことが選べる”へ向け 完全在宅勤務のチャレンジ

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challenge ウィルグループの特例子会社、ウィルオブ・チャレンジです!障がい者メンバーとともに、バックヤード業務や事業部・外部企業様からご依頼ををいただいた事務的なお仕事を担っております!

ウィルオブ・チャレンジが障がい者雇用を進めていく中で、2020年より猛威を奮った新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、これまで当たり前に出社して仕事をしていたメンバーにも、オンラインでの仕事環境を整えていくことが急務となりました。

そういった環境が整ってきたころ、在宅で仕事ができるのであれば、出社が難しい障がい特性を持っている方、事業所が近隣にないところにお住いの方に向け、新しい働き方の提供ができればとはじまったのが、”完全在宅勤務”です。

今回は、完全在宅勤務でご勤務くださっている弊社社員へのインタビュー、パート2となります。

村上社長×完全在宅勤務メンバー孫さん対談

【プロフィール】
名前:孫 鶴(そん つる)さん
障害:身体障害(下肢障害など)1級
高校を卒業後、就労支援事業所での職業指導員の経験を経て、2022年1月に株式会社ウィルオブ・チャレンジに入社。
現在は、在宅にて遠隔からの指示を受けながら、IT技術者の求職者を発掘するスカウトメール送信業務を行っている。

様々な障がいのある方と出会い、自分もサポートしたいという気持ちが芽生えました。

  • 村上:今日は、昨年から始めた完全在宅勤務で働いてくれている方に対して、日ごろどのように働いてくれてるのか、良い点も悪い点も含めていろいろお話を聞きたいなと思っています。
  • 孫:よろしくお願いします。
  • 村上:孫さんは、いつご入社でしたか?
  • 孫:今年の1月です。
  • 村上:今はどのような障害をお持ちなんでしょう?
  • 孫:二分脊椎症という脊髄の病気で、生まれつきあった先天性のものです。
  • 村上:生まれてから、歩くことはできなかったんですか?
  • 孫:そうですね、その時点で歩くことは難しく、生まれてすぐ手術を受けました。
  • 村上:では子供の頃からずっと車椅子だったんですね。
  • 孫:そうです、はい。
  • 村上:今まではどういうお仕事をされていたんですか?
  • 孫:2年半ほど、就労支援事業所の職業指導員をしていました。
  • 村上:どのようなきっかけがあってそのお仕事に就かれたんですか?
  • 孫:自身が就労支援事業所でお世話になったので、そこで過ごす中で、様々な障がいのある方と出会い、自分もサポートしたいという気持ちが芽生えました。
  • 村上:お仕事内容はどのようなものでしたか?
  • 孫:パソコンの初期のスキル、例えばハードウェアについての知識であったり、ワード、エクセルの使い方などを教えていました。
  • 村上:そのお仕事の後、当社に入社してくれたんでしょうか?
  • 孫:退職後は、悪化してしまった持病の床ずれの治療にすごく時間がかかってしまったので、その治療をした後に少しずつ就活を始め、御社に入社いたしました。

事業部のお役に立てていると感じています。

  • 村上:今はどんな仕事をして担当していますか?
  • 孫:今はエンジニアの求職者にスカウトメールを送るスカウト業務を担当しています。
  • 村上:やってみて一か月ぐらいになると思うんですが、やってみていかがですか?
  • 孫:最初は会社のシステムに慣れるのにすごく戸惑いがあって、そこに少し時間がかかってしまいました。業務に入るまでが大変でしたね。
  • 村上:例えばどのようなことですか?
  • 孫:会社のサーバーの理解や、システム・ネットワークの把握が難しかったですが、今はずいぶん慣れました
  • 村上:仕事内容についてはいかがですか?
  • 孫:日々の対応してく中で、任せられることも多くなったと感じています。エンジニアについては勉強不足だったりするので、勉強をしていかないといけないというのが課題です。
  • 村上:そうでうすね。営業の人間でもリテラシーにはばらつきがあるので、学びながらやってほしいなと思います。
  • 孫:スカウトする際にも様々な職種名が出てくるので、やはりエンジニアのことについて知っておかないと、スカウトメールも送れないんです。知っておいたほうが良いのは確実だと思います。
  • 村上:そうですね。僕らひとりひとりが理解を深めていくと、スカウトする時にも相手のビジョンを描けるようなことが伝えられるかもしれない。もし余裕があれば、自分でも学んでみてほしいなと思います。その業務に携わっていて、だれかの役に立ってる実感はありますか?
  • 孫:はい、事業部の方と連携していく中で、僕たちがその業務をやることによって、事業部の方のお役に立てていると感じています。
  • 村上:今、日本においてIT技術者が市場全体で不足している状況で、今後もお客様のニーズが拡大していくことを考えたときに、今やってもらっていることはとても重要なお仕事だと思っています。
  • 孫:私自身も、一日の流れでどういうふうに役に立っていけるかということを考えながら作業をしています。
  • 村上:僕の思いとしては、「誰かの役に立っている。社会に対して価値のある仕事ができている」というやりがいをもって、その後のステップアップを探せるようになってほしいなと思っています。

「楽しみたい」という気持ちがある

  • 村上:今その仕事をしている上で、困っていることとか、不便に思っているはあったりしますか?
  • 孫:オンラインで仕事をしているので、チームメンバーとの連携で「伝える力」がまだまだ自分の中で足りないなと思うことがあります。
  • 村上:チャットのやり取りにおける意思疎通といったものですか?
  • 孫:そうですね。相手に本当に伝わっているかという判断はちょっと難しいので、伝える力というのはすごく必要なのかなと感じます。
  • 村上:やり取りは、チャットだけですか?
  • 孫:作業状況によりますが、チャット通話でやり取りしたりもします。
  • 村上:そのやり取りをしていく中で、気を付けていることや大切にしていることはありますか?
  • 孫:ミーティングもよくあったりするのですが、緊張される方もいると思うので、あまり硬くなりすぎないように、話ができたらいいなと思っています。
  • 村上:メンバーが緊張されていることはよくありますか?
  • 孫:まだちょっと打ち解けてないっていうことはあると思うので、柔らかい雰囲気によってコミュニケーションが取れるように、立ち回り方も考えないといけないなと。
  • 村上:なるほど。やはりコミュニケーションでの工夫が大切なんですね。ほかには何かありますか?
  • 孫:今マニュアル作成を任されているのですが、マニュアルとなると皆さんと共有するものなので、自分だけが分かりやすいだけではなくメンバーにとっても分かりやすいようにと考えています。読みたくなるようなものを作る、ということを心掛けています。
  • 村上:いろいろ考えてくれているんですね。
  • 孫:自分の中でも、「楽しみたい」という気持ちがあるのも大きいです。

まだまだ満足はできない

  • 村上:ウィルオブ・チャレンジで仕事を始めて、良かったなって思うことはありますか?
  • 孫:環境を変えられたことです。今までは就活でも色々と問題が起きていたので、その問題から離れたいなという気持ちもあったのですが、仕事に就くことで環境を変えることができたかなと思います。
  • 村上:そうだったんですね。
  • 孫:まだまだスタート地点なので、これからも環境を変えていきたいなと思っています。まだ満足はできないなと。
  • 村上:満足できないというのはどういうところからきていますか?
  • 孫:仕事や組織の全体像が見えていない、というのはあると思います。全体の流れなどが見えて行くと、もっと楽しめるのかなという気がします。
  • 村上:まだわからないことの方がまだ多いですよね。
  • 孫:そうですね。特にオンラインでやっている、というのもあると思います。
  • 村上:なるほど。今後の満足につなげるために、やってみたいことはありますか?
  • 孫:以前にHTMLとCSSとかマークアップ言語の方は勉強してたんです。ウェブデザイナーの仕事にはすごく興味があります
  • 村上:そうだったんですね。やってみたいですか?
  • 孫:はい、やってみたいです。
  • 村上:うちの会社にも様々なウェブページがあったりするので、そういった分野でも仕事の幅とか広げられるように動いてみますね。
  • 孫:ぜひよろしくお願いします。
  • 村上:本日はいろいろお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
  • 孫:こちらこそ、ありがとうございました。


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