2022.04.04
完全在宅勤務で、”自分に合った働き方”が選べるチャンスを
ウィルオブ・チャレンジ
ウィルグループの特例子会社、ウィルオブ・チャレンジです!バックヤード業務や事業部・外部企業様からご依頼ををいただいた事務的なお仕事を担っております!
ウィルオブ・チャレンジが障がい者雇用を進めていく中で、2020年より猛威を奮った新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、これまで当たり前に出社して仕事をしていたメンバーにも、オンラインでの仕事環境を整えていくことが急務となりました。
そういった環境が整ってきたころ、在宅で仕事ができるのであれば、出社が難しい障がい特性を持っている方、事業所が近隣にないところにお住いの方に向け、新しい働き方の提供ができればとはじまったのが、”完全在宅勤務”です。
今回は、完全在宅勤務でご勤務くださっている弊社社員に、お話をお伺いしました。
村上社長×完全在宅勤務メンバー金澤さん対談
【プロフィール】
名前:金澤志帆さん
障害:身体障害(下肢障害など)2級
これまで、就労継続支援事業所B型での軽作業業務や、支援学校での事務のお仕事を経て、2020年12月に株式会社ウィルオブ・チャレンジに入社。
現在は、在宅にて遠隔からの指示を受けながら、求人広告の作成を行っている。
もともと、一般的な働き方をしてみたいと思っていたんです。
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村上:金澤さん、こんにちは。始めまして。
今日はざっくばらんにお話が聞ければと思いますので、よろしくお願いいたします。 - 金澤:よろしくお願いいたします。
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村上:差し支えなければ、どのような障がいをお持ちなんでしょう?
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金澤:生まれつき背中の病気があり、そこから麻痺が生じて下肢障がいとなりました。
物心ついたときに車いすの乗り方を覚えて、4歳ぐらいから車いすに乗っています。 -
村上:なるほど。学校卒業をされた後は?
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金澤:高校は、障がいを持つ子が通う、特別支援学校というところに通っていたのですが、そこを卒業したあと、共同作業所で軽作業のお仕事をしていました。
その後、特別支援学校の事務補助員を2年間経験しました。 -
村上:以前にも事務のご経験があるんですね。
共同作業所で製造のお仕事をした後に、事務の仕事にチャレンジされたのは、何かきっかけがあったんですか?
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金澤:もともと、一般的な働き方をしてみたいというのは、作業所にいたころから思っていたんですけど、一般就労をするのための必須条件は、「自分でその職場に通えること」なんですね。
なので、運転免許を取りに行ったり、他にも体調面など様々な条件が整ってからその仕事に就くことができました。
前職をやめた後、事務のお仕事をする中で力不足を感じることが多く、力をつけたい気持ちもあったので、職業訓練を受講したり、以前から気になっていた発達障害の診断を受けるために病院へ通ったりしていました。 -
村上:以前の職場では、困ったことや大変だったことはありましたか?
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金澤:そうですね、前職は車通勤でしたので、悪天候の時に車いすを車から降ろしたり積んだりといった動作が大変でしたし、出勤後も職場で車いすのスペースや動線を確保していただかないといけないのも、心苦しさも感じることはありました。
また、発達障害の特性が原因で人とのコミュニケーションが円滑に出来ないところがあったり、感覚過敏の症状で物音や人の話し声をストレスに感じてしまうこともありました。
今は在宅勤務なので、業務がスムーズに行えるような環境を自分で整えています。
どれだけ伝わりやすい文章表現が出来るか、ということを考えています。
- 村上:そうなんですね。今はどんなお仕事をされていますか?
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金澤:ウィルオブ・コンストラクションの施工求人ナビという求人サイトに掲載する求人の、紹介文を作る仕事をしています。
案件の情報をいただいて、掲載する文章を考える仕事です。 -
村上:その業務には、毎日どのように取り組んでらっしゃるんですか?
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金澤:未経験の方ってはじめて応募するとき不安だと思うんです。私自身が「施工管理」という言葉を、この会社で仕事をするようになって初めて聞いたのですが、
例えば建築施工管理と土木施工管理がどう違うのか、
施工管理と一言で言ってもその中にはいろいろな業務内容があって、
調べたり自分で資料にまとめたりしながら、どれだけやわらかくありつつも伝わりやすい文章表現が出来るか文章で安心させられるか、ということを考えています。 -
村上:素晴らしいですね。
僕ら人材ビジネスは、例えばウィルオブ・コンストラクションの場合、掲載した仕事を魅力的に感じてもらうことができなければ、世の中に数万社ある派遣会社の中から選ばれ応募してもうらうことができないんですよね。
原稿をいかに魅力的に掲載するのかってすごく大事なことなんです。
特にウィルオブ・コンストラクションが、ウィルグループにとっても注力している事業の一つなので、とても大事なお仕事をしていただいているなと感じています。 - 金澤:重要なポジションですね。もっと文章力を磨きます
仕事についてもしっかりとレクチャーしてくださり、全く不安がなくここまで仕事をできています。
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村上:実際にこの業務や在宅勤務をやってみて、感想はありますか?
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金澤:最初は、データ入力とかそういったお仕事かなと思ってたんですけれど、イメージとはガラッと変わりました。
ただ、仕事についてもしっかりとレクチャーしてくださったり、私にどれぐらいの仕事量を任せるかというもフォロワーさんが見てくださっているので、全く不安がなくここまで仕事をできています。
また、コミュニケーションは私自身が対面よりチャットのほうが得意なので、それは非常にありがたいです。
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村上:反対に、大変だと思われることや困ったことはありますか?
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金澤:在宅勤務が初めてのことだったので、最初の方は1日の流れなどどのように進むのかのイメージがつけられなかったことと、遠隔から社内システムへのログインをする際は苦労しました。
1日の流れについては、マニュアルのような可視化されたものがあればと思っています。
トラブルについては、システム管理部に問い合わせをしたところ、解決してもらうことができました。トラブルが起きても対応してくださるんだ、と感じました。
また、在宅勤務はコミュニケーションをとる相手が狭まってしまうので、いろんな方とコミュニケーションが取れるような仕組みがあるといいなと思います。
サポート体制がしっかりしてくださってることと、チャットでやり取りができることです。
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村上:当社に入って、良かったなと思うことはありますか?
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金澤:いろいろあるんですけど、サポート体制がしっかりしてくださってることと、チャットでやり取りができることです。
サポート体制は主に、業務量の配分ですね。フォロワーさんがしっかり考えてくださって、入社してから今まで、仕事がないという状態に陥ってないので、それがありがたいなって思ってます。
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村上:在宅勤務をしていくうえで、気を付けてることはありますか?
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金澤:プライベートと仕事との区切りをしっかりつけることです。
私は軽度の発達障害(ASD)を持っており、過集中の傾向があるので、PCの右端の方に休憩時間になったら通知が来るようにするなど、意識的に集中を途切れさせるような工夫はしてます。
陰ながらサポートする役割が好きなので、人のサポートができる仕事をしていきたい。
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村上:今後、チャレンジしたいことはありますか?
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金澤:今かかわっているセンターには業務リーダーがいらっしゃるんですけど、私はどちらかというと陰ながらサポートする役割が好きなので、リーダーというより人のサポートの立場でやれればなと思っています。
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村上:金澤さんが誰かのサポートみたいな仕事をしてみたいというのは、すごいうれしいです。
本日は貴重なお話をたくさん聞かせていただいて、ありがとうございました。お話をお伺いできてすごく良かったです。
他にも何か気づいたことや気になることがあれば、直接でもいいのでいつでも連絡くださいね。 - 金澤:私もお会いできてよかったです。ありがとうございました。
この記事を書いたレポーター
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