2025.02.07

毎年恒例!大槌臨学舎を訪問!中高生に向けて、しくじり先生の授業を開催しました【WILLハート会】

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WILLハート会 ウィルグループの有志社員で構成される、子どもたちのために寄付や支援活動を企画・運営する団体です。
  • こんにちは!
    WILLハート会事務局の野村です。
    今回は、昨年12月13日におこなった、恒例企画”しくじり先生”の実施風景をご紹介します!

しくじり先生とは?

ウィルグループの社員が講師となり、子どもたちに自身のしくじり体験を伝える企画、それが「しくじり先生」。

2016年に第1回を開催し、5年以上続いている大人気企画です!

 

前回の実施から、今回はより子どもたちにエールを届けたいということで「事前顔合わせ回(オンライン)」「しくじり先生本番(対面)」の2段階実施という初の試みで企画を進めてきました。

 

理由は、支援先であるカタリバのスタッフさんや、前回実施した後の子どもたちの感想文にこんな言葉が入っていたからです。

 

《カタリバのスタッフさん》
「なかなか本音を話してくれない子たちがしくじり先生に悩みを打ち明けていた」
「しくじり先生企画後、生徒が英語のスピーチコンテストに一層励む様子があった」

 

《子どもたち》
「しくじり先生たちの言葉で勇気が出ました」
「気持ちを切り替えて勉強頑張ります」
「なかなか話せなかった悩みが相談できてすっきりしました」
「かっこいい大人に会えて将来のやる気をもらいました」

 

子どもたちと関わる時間を増やし、より子どもたちに刺激とエネルギーを届けたい!

そう感じさせてくれた言葉でした。

 

感動の言葉をいただけたことによる嬉しさもあれば、もっと何か子どもたちにできることがあったのではないかという想いもあり、何度もカタリバさんと打ち合わせをして今回の実施にいたりました。

 

結果、今回もしくじり先生実施後には、カタリバのスタッフさんや子どもたちから感動の言葉をたくさんいただくことができました!

 

それも全て、ハート会を支え続けてくれています、社員皆さんのおかげです。

感謝しかありません。ありがとうございます。

 

前置きが大変長くなってしまいましたが、、、

今回も、自ら手を挙げて参加してくれた仲間がいます。

そんな彼ら、彼女らの奮闘姿と熱い想い、感想をどうぞご覧ください!

しくじり先生メンバー紹介! ~ 魂の先生宣言 ~

  • それではしくじり先生のみなさん!自己紹介と意気込みをお願いします!
  • No.1:加藤 綾さん(ニックネーム:あやや)

    能登半島地震をきっかけにハート会に参加し、物理的な支援ではなく、ハート会の企画は心に温かい影響があることを実感しました。
    地方という限られた環境で暮らす子どもたちに、「しくじり先生」という出会いを通じて、何か特別なきっかけを提供できればという思いで、今回の活動に参加することを決めました。
  • No.2:井上 雄太さん(ニックネーム:ゆーた)

    私は教育大学の出身で、特に「地域の外部人材と学校教育の関わり」を研究し、"学校外の先生"が子どもに与えるインパクトについて、今も強く関心を持っています。
    「しくじり先生」を自身の成長機会と捉えつつ、少しでも子どもたちの力になりたいと思い、参加させていただきました。
  • No.3:出口 美鈴さん(ニックネーム:すず)

    「しくじり先生」というテーマを聞いたとき、人よりもできないことが多く、引っ込み思案だった学生時代の自分を思い出しました。
    そんな私だからこそ、同じように悩む子どもたちに伝えられることがあるのではないかと思ったことが応募のきっかけでした。
    また、ウィルグループの今期のテーマの1つでもある「挑戦に熱くなれ」という言葉や、挑戦する同僚の姿にも背中を押され、今回参加を決意いたしました。

    参加前の意気込みですが、子どもたちが少しでも楽しみながら、前向きな気持ちになってくれたら嬉しいという思いで挑みました!
    私のテーマが「個性は武器になる」だったのですが、楽しんでもらえるように人気アニメ『僕のヒーローアカデミア』を例に、自分の個性(強み)をどう見つけ、どう武器にするか?というトーク構成で挑みました。
  • No.4:片山 雄貴さん(ニックネーム:ゆうき)

    しくじり先生に参加しようと思ったきっかけは、大学で学んでいた勉強から、子ども支援に興味があったためです。また、大槌臨学舎がある大槌高校は、自分の母校が被災地の協定を結んでおり、高校時代から交流があったためです。
    過去のBIG SMILEでのしくじり先生の記事を見て、子どもたちと楽しく交流をしたい!みんなで協力して絶対に良い時間にしたいと思って参加しました!
  • No.5:神藤 歩さん(ニックネーム:ジン)

    当時、学生だった自分の考えと今の学生の考えの違いを感じたかったです。 
    とにかく!「素直な気持ち」ということを一番伝えたかったです!!

しくじり先生初の試み!事前顔合わせの様子

初のオンラインでの顔合わせということで、どうなるかなと心配もありましたが、、、

最高の雰囲気で幕を開けることができました!

「こんなに楽しかったのは久しぶりだ!」とはしゃいで帰った生徒もいたそうです(笑)。

 

次は、いよいよしくじり先生本番です。

真剣に語りかける様子がコチラ!

しくじり先生本番の様子

どんな言葉にビビッとくるか、事前紹介シートからチェック

手作り紙芝居で生徒の心にアタックする、ゆーた先生

あやや先生も熱血授業中!

子どもたちに問いかける、すず先生

子どもたちの相談に乗るジン先生。真剣な眼差し!

一人ひとりとしっかり対話し、全力で向き合うゆうき先生

最後はみんなでお見送り♪

しくじり先生を終えて

  • みなさん、お疲れさまでした!
    講師として企画に参加した感想を教えてください!
  • 純粋に私まで満たされた気持ちになりました。
    今の子どもたちは、「多様性」という言葉がぴったりくるほど、自分の個性をしっかり表現している子どもたちが多く、とても刺激的でした。
    この子たちが大人になる未来がとても楽しみです。
  • 率直に、参加して本当に良かったです。
    当日は子どもたちの“納得感”を意識して、挑戦や自己分析をテーマに話をしました。
    明確な正解のないテーマについて同じ目線で議論ができたことや、質問に答える中で子どもたちの表情が晴れていくのを見ると、来た甲斐があったなと感じました。
  • 企画を終えて感じたのは、子どもたちが予想以上に興味を持ち、たくさん質問してくれたことへの驚きと嬉しさです!
    特に、子どもたちから投げかけられた「自分のいいところが分からない」、「失敗するのが怖い。どうやったら挑戦しようと思える?」という相談のような質問が印象に残りました。
    真剣に悩む彼らの姿を前に、自分自身の経験を振り返ったり、彼らに伝わる言葉を選んだりと考えさせられることが多々あり、むしろ私が学ばせてもらったと感じる時間となりました。
    最後に子どもたちからメッセージカードをもらったのですが、「できるかできないかではなく、やる自分になって挑戦してみる!」というコメントが多くあり、伝わってよかったという嬉しさもありました!
  • 一言でとても充実した時間でした!!
    初めは、自分の過去を見つめ直し、子どもたちに伝えきれるかがとても不安でした。
    ただ企画が進み、他のしくじり先生の話も聞く中で、何より飾らずに自分の言葉でありのままを伝えたいと思って当日臨みました。
    子どもたちは会ってすぐ、なかなか話しづらいかと思っていたのですが、素直に自分の中で持っている今や将来への不安や期待を色々と教えてくれました。
    正直、最初はしくじり先生って大人が子どもたちに色々伝える企画だと簡単に考えていたのですが、子どもたちも様々な境遇がある中での多くの考えを教えてもらい、元気をもらい、逆に学ばせてもらいました。
    自分って中学生や高校生のころこんなにしっかりと不安を持ちながらも前向きに考えれていたかなと思うぐらいでした。
    とても素敵な経験をさせていただいたと心の底から思いました。
  • 全員が心を開いてくれたかというとそうではなかったです。
    とても、悔しい気持ちもあります。
    ですが、年もかなり離れている学生が勇気を出し、手を上げ質問してくれる姿勢に感動しました。
  • ありがとうございました!
    最後に、未来のしくじり先生に向けてアドバイスありますか?
  • 「大した経験じゃないから」と思っていても、躊躇する必要はないと感じました!
    自分の素直な想いや気持ちを伝えれば、純粋な子どもたちはキラキラした目でしっかりと聞いてくれます。
    その価値を分かり合える瞬間が、大切だと思います。
  • 大人の目線で伝えられることはたくさんあると思います。
    ただ、我々が「伝えたいこと」よりも、子どもたちが「聞きたいこと」は何だろう?と、目線を合わせて話題を選び、伝え方を工夫することを、“先生”として大切にしてほしいです。
    頑張ってください!
  • 「自信がなかった」、「たくさん失敗してきた」という方にこそ、この企画にぜひ参加していただきたいです!
    子どもたちは今まさにその壁に直面していて、皆さんの経験がきっと彼らの背中を押す力になります。
    また、関わる大人が保護者や先生に限られがちな子どもたちにとって、さまざまな経験を持つ皆さんとの出会いは、より多くの価値観に触れられ、彼らの未来の可能性を広げるきっかけになると思います。
    子どもたちの真剣で純粋な姿は、皆さんにとってもきっとプラスになると思いますので、迷われている方はぜひ挑戦してみてほしいです!
  • ぜひ、勇気を出して一度参加してもらいたいです!
    日々の営業活動はもちろん大切ですが、普通に生活していたらなかなか出会えず、味わうことができない貴重な体験ができました。
    今後の人生において、また何らかの形で未来ある子どもたちの支援や被災地ボランティアなど関わりたいと強く思えた日でした。
    来年も子どもたちはしくじり先生が来てくれるのを楽しみに待ってます!!
    行動するといっても、自分がすぐ力になれることがあるかは分かりません。ただ、行動に移すということを大切にしたいと思いました。
    ぜひ皆さんの経験してきたこと、思いや考えなど、子どもにとって新鮮な話を伝えてあげてほしいです!
  • 学生さんの真剣な眼差しが熱いです。緊張しないように!!!
    「自分と同じ失敗をしてほしくない」
    「未来の子たちの考えを知りたい」
    など、少しでも思う部分があれば絶対参加してください!
    あ、夜は飲みすぎないように、、、(笑)
  • 皆さん!今回は参加していただき、本当にありがとうございました!

カタリバスタッフさんもお世話になりました!楽しかった~!!


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この記事を書いたレポーター

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ウィルグループの有志社員で構成される、子どもたちのために寄付や支援活動を企画・運営する団体です。

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