【ウィルカラ】Vol.41 海外グループ社員紹介🌎✨EBC Japan大野 靖子さん「『自分が本当に大切なもの』のために働いてほしい」🍋
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こんにちは!
WRK-FO大谷です。
当社には、国内・海外いくつのグループ会社があるか
何人の仲間がいるか、ご存じですか?
2023年3月時点では【 国内:15社、海外:34社 】、
【グループ連結で約6,000名】を超えるたくさんの仲間がいます✨
4月のキックオフでは、海外のグループ社員も合流してとても華やかでしたよね🎉
今回は、そんな海外グループ企業で勤務する仲間をご紹介いたします!
「これが当たり前」「こうあるべき」といった自分の中にある
バイアスや固定概念に気づかされるかも・・!??
インタビューをさせていただき、私もとても刺激をいただきました!
是非、ご覧ください😊🍋
海外グループ会社社員の記念すべき第一弾は、、
Ethos BeathChapman Japan
Senior Talent Engagement Partner
大野 靖子(おおの やすこ)さん をご紹介します🎉
2014年にGood Job Creations (Singapore) Pte. Ltd.(以下、GJC)に入社し、シンガポールでコンサルタントを経験後
2021年にEthos BeathChapman Japan(以下、EBC Japan)へ再入社された大野さん。
現在は、エグゼクティブ層を中心とする採用支援を行っており、
外資系IT系企業様へのリサーチャー(キャリアアドバイザー)としてご活躍されています。
シンガポールでのご経験はもちろん、現在は関西を拠点にお仕事をされていて、
上司はインドの方、同僚もオーストラリアの方等とグローバルにご活躍される
大野さんの今と今後のキャリア感についてお聞きしました🎉
― 現在のお仕事について教えてください!
GJCの兄弟会社EBC Japanにて求職者サーチを行っています。
エグゼクティブの方を中心にヘッドハンティングをしている会社で
外資系IT系をターゲットに営業職をメインにお仕事をご紹介しています。
EBC JapanはTOPがインド人の男性で、その他にもシンガポールやオーストラリアの方など
いろんなメンバーがいて楽しいですよ。
私は関西在住なのでメインは在宅勤務ですが、
3か月に一度はメンバー全員と直接会いコミュニケーションをとっています😊
― 海外で働きたいと思ったきっかけや背景を教えてください。
留学経験があったので、もともと海外での就労を希望していたのですが、
当時はリーマンショック等もあり、新卒では日本企業で務めることにしました。
ただ、やはり海外で働きたい気持ちが強く残っていたので、シンガポールで働くことに!
最初は別の会社で法人営業をしていたのですが、半年後にご縁があり、GJCへ転職することにしたんです。
まだ転職する前、ウィルグループの北川さんと引き合わせていただきました。
正直なところ、最初はせっかくのオファーを2~3回お断りしていたんですが
北川さんの人柄と熱量に惹かれ入社を決めました!
その後、プライベートの都合でGJCを一度退職することになったんですが
北川さんから「僕の一番の功績は大野さんを採用できたことだ」とおっしゃっていただいたこと、
その言葉は今でも忘れられません。私の原動力になっています!✨
― 現在挑戦中なことや、目標はありますか?
今の会社に入社するまで、ITの業界経験は全くありませんでした。
今後はその知識をを深めて、IT業界でのスペシャリストを目指しています!
- 海外で働くことについて、課題や困難はありましたか?
正直、、ありました!
二つあって、一つ目は『言葉の壁』です。
英語で生活はできても、ビジネス英語は異なることを身をもって感じました。
日常生活はできても、ビジネスでは5割伝わればいいほうで・・!👀
プレゼンテーションはできても、ディスカッションで背景まで伝えることが難しかったです。
話す回数を増やすことと時間をかけて伝えようとする姿勢で、理解してもらうことができたように思います。
二つ目は『文化や気質』です。
日本では、相手の気持ちを「汲み取る」ことは日本の良い文化だと思うんですが、
海外では、伝えないと伝わらないし「知らないよ。」「聞いてない。」と言われてしまうことも。
また、日本人は頂いている給与以上の貢献をしようという気持ちの人が多いと思うんですが、
海外だと給与分に見合った働き方しかしない(給与に見合ったパフォーマンスを返す)ことが通常なんです。
メンバーとの個人面談でも「給与を上げて欲しい!」と言われることもしばしば。
その場合はどこまでの仕事をやってほしいかなど、期待していることや思いなど
自分が考えていることを明確に伝えるようにしています。
- グローバルなメンバーをマネジメントするうえで大変だったことはありますか?
先ほどの気質とつながるんですが、
給与とそれに見合ったパフォーマンスをきちんと説明できるようにすることです。
特に新規入社する方については、もともといる社員との整合性があわなくなってしまうことのないように
既存社員との給与差を埋める・または説明できるように努めないといけないと思っています。
評価は主に定量的な指数ですが、ボーナスに関しては定性含め判断されています。
例えば、会社のイベント(クリスマス会・社員旅行など)の幹事やプロジェクト運営など。
社員旅行やクリスマス会は、仕事以外の人となりがよく分かる機会でやっぱりいいなって思います😊
- 海外に行って、ご自身の性格や仕事のスタイルは変わりましたか?
良い意味で変わったと思います!
具体的には「発言すること」に恐怖心がなくなりました。
なぜなら、周囲のみんながとっても発言するから(笑)
海外では、意見しないことのほうが悪で
何も考えていないのではないか、と思われてしまうんです。
だから「こうしてほしい。」「こうあってほしい。」と思ったことは
積極的に相手に伝わるように発言するようにしています。
インド・ジャイプールへ訪問されたそうです🛫
- 日本では、女性は管理職に昇格することを希望しない割合が高く、
理由に「自信がない」「マネジメントできない」という声が多いのですが、海外ではどうですか?
海外では、自分に自信がないといった声は少ないですね。
逆に「なんで自分のほうがこの人より評価が低いんだ?」という発言のほうが多いように思います。
私自身がキャリアアップした際も、正直なところ最初は「自信がない」という気持ちもあったんですが
周囲にも影響されたのもあってか「やってみたい!」という気持ちで挑戦してみることにしました。
-日本では、仕事と育児の両立に課題をや不安感じる女性も多いようです。
海外では、男性の家事や家庭へのかかわり方はどうですか?
日本とは、家事・育児の協力体制が違うように思います。みんないわゆる「家族ファースト」なんです✨
私のボスも、子供の学校のイベントに参加してから出社するなど、男性も家事に参加している方が多いですね。
シンガポールではメイドさんを雇うことが当たり前な文化なこともあり、共働きが可能になっています。
外部サービスに頼ることに対しての偏見もなく、女性もキャリアを築きやすいと思います。
上司や同僚にも家族ファーストな働き方を認めてもらっているからこそ、
会社や上司のためにもっと頑張ろう!といったエンゲージメントにつながることも
あるのではないかなと思います😊
本格的でとっても楽しそうですね!
- 海外において、「性別による壁や困難」を感じることはありますか? 例えば、新規立ち上げや出張は
女性やママ社員は控える等の”過度な配慮”等が時にあったりするんですが、海外ではどうでしょうか?
海外では勝手にそのような判断をすることはないと思います。
ボスが「僕はこう考えているんだけど、どうかな?」とまずは相手の意見を聞いて、
そこで彼女が「挑戦したい」「今は難しい」を自分の状況にあてはめて相談するようにしています。
たとえ子育てがあったとしても「パートナーと協力して、チャレンジしたい!」という時もありますしね。
- きっとこうだろうという不要な配慮(=決めつける)のではなく、まずは「相手の状況や気持ちを聞いてみる」こと
とても素敵です!ちなみに、海外の女性を見ていて、魅力的に感じる部分はありますか?
「仕事にコミットしている」「自分にバーを設けていない」人が多い印象です。
例えば、海外では出産時は計画無痛分娩が普及していて、出産予定日の前日まで働いているんです!
「じゃあ明日出産だから」「Good Luck~!!」的な! 日本ではびっくりですよね笑
もちろん出産は一大イベントではあるんですが、海外では
自分が働きたいからという理由で、気軽に出産 → 復帰をされているように思います。
日本は、結婚するから転職は難しいかな、挑戦できないかなといった思いを持つ方も多いようですし
日本でも、結婚・出産に対しもう少し気軽に感じられるようになれたらいいのにな、と思ったりしますね。
- 日本人はこうあるべき、当たり前の常識を自分におしつけてしまい、苦しんでしまうこともあるかも。
「自分はどうしたいのか」が起点にあるマインドの持ち方が素敵ですね!
本当にそうですね。これは、現地で”体験すること”が一番かもしれません。海外に行ったからこそ
相手の気持ちや状況を汲み取るといった、日本人特有の良さにも気づけました。こと変われば
大きく状況を変えるときには、払拭していかないといけないこともある。
少しの期間でも、一部の社員が体験してもらえると、大きな財産になるんではないかなと思います。
とても素敵なレストラン!!🍷
達成会ということで、皆さんキラキラしていますね✨
- 海外だとペイフォーパフォーマンス、家族ファーストといった考え方が素敵だなと思いました。
まだまだ残業が多い・有給がとりづらいといった文化が残る日本の働き方についてアドバイスがあれば
ぜひお願いします!
「何のために働いているのか」「何のために仕事の時間を費やしているのか」を、見直してみてほしいです。
家族がいる人は、家族のため、子どものためかもしれない。
プライベートを楽しんでいる人は、趣味や自己研鑽のためかもしれない。
だとしたら、一番大事な家族や自分のために、働く時間を割いてほしいなと思います。
「仕事の時間にコミットすること」ではなく「自分が本当に大事なもののためにコミット」してほしい。
家族といい時間を過ごすために。おいしいごはんを食べるために。家族といい旅をするために。
その順番を間違えないでほしいな、と思います。
私のボスも家族ファーストだからこそ、社員にもその文化が伝染しているんだろうなと思います😊
- 最後に、「自分らしく働く」ことについて、応援メッセージをお願いします!
自分が思っていることややりたいことを「伝えること」を大事にしてほしいです。
女性は、男性と比較するとライフイベントや人生の節目に直面することが多いのではないかと思います。
それ自体はとても素晴らしい機会だと思うので、負い目に感じず、やりたいことにチャレンジしてほしいです。
そのためには、まずは信頼できる仲間に自分の気持ちを伝えること。
伝えたその先に、自分が描きたい未来に一歩、近づけるんじゃないかなと思います。
真ん中には、WIL海外戦略本部の北川さんも・・♪
次回予告👠
海外グループ社員紹介 第2弾!!
次回ウィルカラは、
海外グループ社員紹介の第2弾!!🎉
・日本と海外で育児に対する考え方はどう違う?
・出張中、育児はどうしているの?
・海外の女性管理職を紹介してください!
ウィルグループアジアパシフィック(WAP)代表Mattさんの
ほっこりするようなエピソードも・・!??✨
次回ウィルカラも見てくださいね😊
皆さん笑顔がとても素敵です😊