【ウィルカラ】Vol.27 この1on1って意味あるの?そもそも何の時間なの?🐻SA伊藤M🐱デジマ勝田Mインタビューあり
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お疲れさまです!CON採用本部の西田です。
今回のウィルカラは、“1on1について”です🐻
女性活躍をテーマにお送りしているウィルカラですが、
今回は『全社員の活躍』がテーマです!
ウィルグループの中で1on1の評価が高いお二人にもインタビュー🎤しました✨
今後の面談にぜひお役立てください!
1on1ってめんどくさくないですか?
ちょっとタイトルではオブラートに包んだ(つもり)ですが、
正直、こう感じている人は多いのではないでしょうか。
時間をとって1on1したけれど、
「いつものミーティングと何が違うの?」
「これって業務の手を止めてまで話す内容なの?」など。
メンバー側がそう思ってる1on1は、多分上司側も同じこと思ってますよね。
今回は、そんな残念な時間になりえる1on1について、
少しでも前向きに、良い時間となるきっかけになればいいなと思います。
そもそも1on1ってなんですの?
私は横文字があまり得意ではありません。いまだに「それ、アグリーです。」に慣れずにいます。
なので、「1on1」=「“面談”の横文字」だと思っていました。なんだかいけ好かない、と。
ですが、実は1on1と一般的な面談は、目的ややり方が全く違う別物なんだそうです。
面談は、上司からの評価や指導などを含む”一方的なコミュニケーション”になることも多いですが
1on1は、上司とメンバーとの自由な対話からお互いの信頼を築き上げ、上司がメンバーの”成長を支援し育成する場”とされています。
つまり、1on1は上司とメンバーが「上下の関係」ではなく、「ヨコの関係」になることが大事だそうです。
1on1は有意義だと思いますか?
ウィルグループでは、月1回の1on1として「マイキャリア面談」を実施しています。
そこで以前、社員に「上司とのマイキャリア面談(1on1面談)はどの程度
有意義な時間になっていますか?」という、アンケートを実施しました。
大変有意義と回答した人
その中で、「大変有意義」と回答した人の理由を一部抜粋します。
・1on1は、自分の将来について考える時間になり、上司からもアドバイスを頂ける為。
自分自身に足りない事を知る、学ぶ事ができる時間だと思っています。
・上司とキャリアや期待されていること等をすり合わせる時間になっている。
また、伝えたことに対しサポートいただいている実感もあるため。
・プライベートのこと含めて親身になって相談にのってくださるため。
優しい言葉だけではなく、時には厳しく指導してくださることに期待も感じる。
全く有意義ではないと回答した人
ですが、一方で、「全く有意義ではない」と回答した人もいます。
有意義ではない理由は下記に分類できます。
「実施していない」が4割を超える結果となりました。
なんと、一番の理由は「実施していない」でした。ヽ(・ω・)/ズコー
実施していないんだから、有意義であるわけはありませんよね。
もし、自分のチームが月1回のマイキャリア面談を行っていないとしたら
内容云々ではなく、まずは「やってみる」ことから始めていきましょう。
やってみると、普段よりも大きな気づきや成果が得られるかもしれません!
そして二番目の理由は「内容に満足していない」でした。
・業務連絡の延長時間になっている
・内容が一方通行であるから
・毎回同じことを話されるので、実施しても新しい発見や刺激は特に感じないため
1on1は上司とメンバーとの自由な対話からお互いの信頼を築き上げ、
上司がメンバーの成長を支援し育成する場、と前述しましたが、
やはり誰でも簡単にできることではないようです。
なぜなら、これが正解だ!という型がなく、人によって、状況によって、
適切な内容が変わるため、毎回同じことができない、というところにあります。
特に「信頼を築き上げる」。
これってとても重要で難しいところですよね。
満足度の高い1on1を実践している方にインタビュー!
アンケート結果で「大変有意義」と回答したメンバーが多かった組織の
上司の方に、1on1で意識していることをインタビューしました!
インタビューしたのはこのお二人!
(写真は本人提供)
(リスみたいなクマみたいな生き物よりかわいい勝田さん)
- 1on1の評価の高いお二人!✨今日はよろしくお願いします!
- やめてください。(笑)よろしくお願いします!
- まず、お二人のチームについて教えてください。
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私のチームは9名で、新人からベテランまで幅広く所属しています。
男女比は、男性3名・女性6名と少し女性比率の多いチームです。 -
私のチームは19名で、入社3年目までの社員の割合が多いです。
そしてなんと全員女性のチームなんです! -
おー、すごい!お二人とも女性の割合が多めなのですね!
お二人のチームのマイキャリア面談(1on1)は、
グループの中でも「満足度が高い」とアンケート結果が出ています。
ぜひマイキャリア面談で心掛けていらっしゃることを教えてください! -
じゃあ私から・・・
私はマイキャリア面談では「内省」と「相互理解」を大切にしています。 - 「内省」というとどういうことですか?
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「潜在的なものを顕在化する」ということですね。
日々なんとなく思っていること、モヤっとしていることを一緒に言語化して、
最初の一歩を作り出すような時間にしています。 -
おー、一人だと考えつかないことも、
上司と一緒に考えると道が広がることは多いですもんね! -
はい、そのために必要なのが「相互理解」です。
私がメンバーを理解するということはもちろん、
メンバーにも私のことを知ってもらう時間にしています。
月によっては、私についてのテーマをメンバーに考えて来てもらって
意見を聞かせてもらっています。ドキドキしますよ。(笑) -
へー!
なぜ、伊藤さんについての意見をもらって、
自分のことを知ってもらおうと思ったんですか? -
「伊藤さんはいつも何を考えてるかわからない」と
メンバーに言われたことがあったからです。(笑) - あー確かに。たまにビー玉みたいな目してる時あるもんね。
- ・・・・・。
-
・・・・・。
勝田さんはどうですか? -
私は、「メンバーの現状を理解して共通認識を持つこと」をとても大切にしています。
私から見た課題ではなくて、メンバー自身が感じる課題ややりたいこと、
悩みなどを聞いています。
そしてそれは仕事面だけではなく、プライベートも含めて聞くようにしていますね。 - 「自分自身で考える」ということを大切にしているのですね!
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はい、毎月考えたことを次月にどう活かせたのか、の振り返りも大切にしています。
1ヶ月に1回やる意味は、短いスパンでお互いに軌道修正していけることにあると思いますね。
また、結果だけではなく、その結果に至る"プロセス"も振り返るようにしています。 - 1ヶ月だと結果に変化はないかもしれないですが、プロセスには変化は何かしらありそうですもんね。
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あとは伊藤さんと一緒で、私もメンバーから「チームに対して」と「上司(私)に対して」の
フィードバックを必ずもらうようにしています!
結構痛いところを突かれたり、ハッとすることも多々あり、、(笑)
自分自身の成長にも繋がっています。 -
おー、伊藤さんと同じだ!
もしかしたらここが満足度の高さにつながってるのかもですね!
では、もう一つ質問です!
マイキャリア面談をやることで何が変わったと感じますか? -
では次は私から・・・私が感じる変化は
「コミュニケーションの取りやすさ」と「成長実感」ですね。
毎月マイキャリア面談を実施しているので、
忙しい中でもコミュニケーションが取れるようになったのは、すごく大きいですね。
何気ない会話も業務上の会話も、すごく円滑に行えるようになったと思います。 - 「お互いのことを知らないことによるコミュニケーションの取りづらさ」はありますもんね。
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そうなんです。じっくり話してみたら、
あの行動にはこういう意図があったんだ、と分かったりして。
あとは、前月の振り返りを毎月することで、
毎月少しずつの成長していることをメンバー自身が実感できるのは、
すごくモチベーションアップにつながっているように思います!
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「できるようになったことに目を向ける」というのは大切ですね。
ありがとうございます!
ビー玉さんはどうでしょう? -
私も似ているんですが、「一体感」と「成長」ですね。
お互いのことを知ることで、助け合ったり、支え合ったり、
時には指摘することもできるようになりました。
いい意味で遠慮がなくなりましたね! -
マイキャリア面談は1対1でのコミュニケーションですが、
チーム全体に影響があったということなんですね! -
そうですね。自分のことを見つめ直すので、
オープンマインドにみんながなっていったような気もします。
あとは「自発的な成長」を感じますね。 - 自発的な成長?
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ただ単純にできることが増えるということではなくて、
「前回○○と話していたので、改めて自分で考えてみたんですが、、、」
「前回の○○という話を受けてこんなことをやってみました!」など、
自分で考えて実行してくれることがすごく増えたんです。
自分自身もやらなきゃ!という気持ちになりますね。 -
お互いにとってプラスになってるんですね!
今日はいろいろお話を聞かせていただいてありがとうございました!
最後にもう一つだけ!
お二人はマイキャリア面談を毎月やっていて良かったと思いますか? -
思います!!あ。(笑)
(どーぞどーぞ) -
メンバーが多いと特に、最初はマイキャリア面談の時間を
実務時間にした方がいいじゃないかと思っていました。
でも、結果マイキャリア面談の時間を取ることで、
チームワークが良くなって業務自体が非常に円滑になりましたし、
何よりお互いのことをより好きになったので、仕事が楽しくなりましたね! -
それは最高ですね!
今日はとても参考になる話を聞かせていただきました!
本日はお忙しい中、ありがとうございました! - ありがとうございました!
有意義な1on1とは
お二人のインタビューから1on1のポイントをまとめました!
1.ぼんやりしていることを言語化する
メンバーが考えているぼんやりしたイメージを言語化し、曖昧な内容にせずかみ砕いて理解しておくことが大切です。
お互いに考えていることの言葉の定義や意味が違うと、「理解できない/理解されない」という感覚になります。
例えば、「成長したい」という言葉だけだと、
・できる業務量を増やしたい
・視座を上げたい
・給料を上げたい
具体的にどういうことをイメージしているのかは、個人によって異なります。
なので、「成長したいとは具体的にどういうことなのか?」を深堀して認識を統一させておく必要があります。
そしてそれが分かった上で、実現するために支援することが、相手との信頼関係を築いていくことにつながります。
2.お互いに理解する時間にする
伊藤さんも勝田さんも、メンバーへのフィードバックだけではなく、自分自身にももらうようにしていました。
業務の話をしたくなるかもしれませんが、
1on1では心理的安全性を保ち、本音を話し合うという場にするように意識してみてください。
メンバーから厳しい意見があったとしても傾聴の姿勢を崩さず、真摯に受け止めましょう。
お互いに意見したことを、お互いに高め合える材料にできれば、信頼関係がグッと深まるはずです。
3.成長実感を持たせる
毎月の中で、少しずつクリアできる目標を立てたり、結果だけではなくプロセスを確認することで
毎月小さなサイクルで成長を感じることができます。
そしてそれを上司側が「認める」「褒める」ことで
自己肯定力が上がり、仕事への活力になることも多いようです。
業績に関わることだけではなく、
定性的なスキルやマインド面など、さまざまな角度からの目標設定が大切です。
まとめ
1on1は、メンバーの数が増えるほど時間投資が必要です。
その時間を「有意義な面談」にするか「有意義でない面談」にするかはとても重要です。
絶対にこうしたらいい!という正解はありませんが、
まずは色々な方法を実施してみて、自分のチームに一番合ったやり方を見つけていってくださいね😊
次回予告!👠
3月8日は、、「国際女性デー」です!🌻
次回のウィルカラは、
「国際女性デー」についてお届けします!🎉
毎年3月8日の「国際女性デー」を、ウィルグループでは
「大切な人へ「感謝の気持ち」を届ける日」としています🌸
そんな記念すべき日に、
皆さんがよく知るあの方が遂に登場・・・!??👀✨
みなさんへお届けしたいメッセージとは・・・?
来週も、ウィルカラ見てくださいね😊