2026.04.08

#19「自分なんて」から「替えのきかない存在」へ。マーケから営業へ転身した27歳のリアル。

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はじめに

みなさんこんにちは。
セールスアシスト事業部セールスソリューション営業部の田中です。
昨年6月からウィルオブ・ワークに入社し、7月から新宿支店の派遣営業で業務をしております。


自分が何かに携わった証を残したい!その思いから、セイヤクPRESSで活動を始めました。

1本目、どんな記事を書こうか考えたときに、自分とは違う考えや経験をしている身の回りの「人」について知ることで、自分の知見を広げたい、と思いました。

そこで、同じチームでものすごい成長を見せている洞口麻友さんを取材し、普段は知ることのない、現在に至るまでの背景や今の思い、将来のことを深堀ってみました。
少しでもこの記事が悩んだときのあなたの背中を押すお守りのような存在になってくれたら幸いです。


どうぞ最後まで楽しんでください。

今回インタビューをしたのは、現在ウィルオブ・ワークで営業職として活躍している洞口麻友(ほらぐち まゆ)さんです。

洞口さんってどんな人?

◆プロフィール
・札幌出身の28歳
・好きな食べ物はうどん
・趣味は登山と料理
・明るい性格で職場の盛り上げ役
・2025年6月入社、現在は新宿支店に所属しており、営業派遣として従事
・行動数並びに結果が高く評価され、3名の増員に貢献
・12月のウィルナレ賞を受賞


今では営業で活躍している洞口さんですが、大学ではマーケティングを専攻し、新卒から5年間マーケティングリサーチの専門職としてキャリアを積んでいました。なぜ27歳で「未経験の営業職」という全く異なる世界に飛び込んだのか。

その背景には、劣等感との葛藤や、AI時代を見据えた生存戦略、そして「誰かのために」という洞口さん自身の深い価値観がありました。

「適性」への葛藤。リサーチャー時代に感じていた劣等感。

大学時代、保育士を目指していた洞口さん。しかし待遇や労働環境の現実を知り、ビジネスの根幹を学ぶために経営学部へ進路を変更しました。卒業後、最初に選んだのはマーケティングリサーチ会社でした。

しかし、理想と現実にはギャップがありました。

「新卒からマーケティングに関わりたいと思っていましたが、新卒から事業部のマーケティング部配属になるのは難しかった為、様々な業界のマーケティングに関われるマーケティングリサーチの道を志しました。でも、働いていくうちに、自分の特性と職種のミスマッチをずっと感じていたんです」

リサーチャーの仕事は、クライアントの課題を深掘りし、緻密な設問を組み立て、データを分析すること。そんなリサーチャーには、次のような辛さがあると洞口さんは語ってくれました。

・1人で20案件を同時並行するハードな環境
・1ミリのバイアスも許されない緻密な思考力(の未熟さ)を求められる環境
・言葉選びのセンスや語彙力(の未熟さ)を求められる環境

「周りと比べて、自分には圧倒的に思考の深さやワードセンスが足りない。強みと言えるものがない。5年間のキャリアの中で、徐々に自信を失っていきました」

27歳。「新しいことに挑戦するなら今が最後かもしれない」そう決意し、情報収集を始めました。

 「営業=押し売り」という偏見が消えた、キャリアコーチの一言

意外にも、洞口さんはもともと営業職に対してネガティブなイメージを持っていたといいます。

「お客さんのためより自分の数字……そんなイメージがありました。でも、キャリアコーチングや周囲の営業経験者に話を聞くと、『営業は話すより聞くほうが大事。お客さんの課題に伴走する仕事だよ』と言われて。それなら私でも挑戦できるかもしれない、と意識が変わりました」

そんな経験を経て洞口さんは営業職に絞り、就職活動を始めました。
大切にしていた基準は、未経験でも安心して挑戦できる環境があること。
調べていくうちに、ウィルオブ・ワークの求人を目にし、研修制度評価制度が整っていること、経営理念であるMVVに感銘を受けたといいます。
そうして洞口さんは、ウィルオブ・ワークに入社することを決めました。

実践で活きた「前職のPDCA」と、営業ならではの「疲れ」

入社後の研修ではテレマを経験。簡潔に伝える難しさ自信のなさが声に出るといった壁にぶつかりましたが、彼女を支えたのは前職で培ったPDCAサイクルでした。

「前職では、施策の振り返りと改善が当たり前でした。今の営業でも、スクリプトを作り込み、何が良くて何が悪かったのかを数字と記録で管理しています。感情ではなく理論で考えることで、少しずつ自信を取り戻せました。

実際に営業としてクライアントと対峙するようになり、リサーチャー時代には味わえなかった“やりがい”も感じています。

リサーチャーは営業から伝達された情報で動くので、どうしても“なぜやるのか”という背景が見えにくい。でも今は、お客さんの反応をダイレクトに感じ、根本的な経営課題に触れられる。“誰かの役に立っている”という実感が、何よりの報酬です」

私から見た洞口さんは、常に自分には何ができるのかを追求し、積極的に行動することでみんなを引っ張っていってくれる存在です。流れ作業ではなく、お客様ひとり一人に真剣に向き合うことで、本音を引き出すことを大事にしているのが伝わってきます。

しかし苦労もあると語ってくれました。

「週に何度も初対面の方と緊張感を持って話すのは、想像以上にエネルギーを使います。終わった後にドッと疲れが出る。この『負の感情』との付き合い方は、今まさに模索中ですね(笑)」

自分を見つめなおし、逃げずに課題と向き合う姿はとてもかっこよく感じました。

未来の自分へ。AI時代に「替えのきかない存在」になるために。

インタビュー終盤ではこの先どうなりたいか語ってくれました。

「AIが発達する中で、ただの作業は取って替わられる。でも、お客さんの背景を汲み取って問題解決をする力は、人間にしかできない。営業として市場価値を上げれば、将来ライフステージが変わっても、会社から『君が必要だ』と言ってもらえる。そんな自立した存在になりたいんです」

そして洞口さんは明確なビジョンを持ち、意識高く行動していると語ってくれました。
具体的には、


・1〜2年以内: IS、FS、CSを全て経験し、オールマイティな営業になる
・30歳前後: マネジメント領域へ。自分の経験を還元し、組織に貢献する


洞口さんはコーディネーターとの月1回の面談で、逆算した行動目標をすり合わせています。

私の周りには果敢に挑戦する仲間がいること、そして社員の“やりたい”を全力で応援してくれる仲間がいることを再確認し、この環境をとても誇りに思いました。

取材を終えて:これから「上の立場」になる皆さんへ

最後に、未経験から挑戦した洞口さんだからこそ伝えたい「教育者への願い」を聞きました。

「営業経験者の方には、『正論だけでは踏み込めない気持ち』に寄り添ってほしいです。マインドがまだ出来上がっていない時に正論だけで詰められると、心が折れてしまう。できなかったことを責めるのではなく、『なぜできなかったのか』を一緒に考えてくれるリーダーが、未経験者には必要だと思います」

―――「人生のモットーは、できるだけギバー(与える人)として死ぬこと」

洞口さんの挑戦は、同じように「自分には無理かも」と悩む多くの人への、最高のエールになると信じています。



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