海外ウィシュランツアー(2月組) ~2日目~
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お疲れ様です。
ウィルオブ・ワーク ファクトリーアウトソーシング事業部 美作です。
2日目のレポートを担当します。
ツアー2日目の詳細
2月7日(火)
10時30分にホテルロビーに集合。
前日に洞窟で謎の強力な虫に一刺しされた首の腫れも引いており一安心するも束の間、
初の企業訪問という事もあってか初日とは打って変わってやや緊張感に包まれた空気の中で出発しました。
日本で見た天気予報は5日間雨でしたが、晴れ男が居てくれたおかげで朝から晴天のクアラルンプールの中、
ワゴン車で目的地まで移動します。
11時 日本貿易振興機構(JETRO)クアラルンプール事務所に到着。
※JETROについては12月組のレポートで中村Mから簡易説明があるので割愛しますが、
日本の貿易の発展や拡大のために活動している機関です。
訪問では、「マレーシアの政治経済概況」についてご説明頂きました。
ポイントとしては、、
・主要な輸出品目としては圧倒的に半導体、太陽光、LED(電気電子)が占めており GDP成長率が著しい
(世界的な半導体不足はマレーシアの企業から始まったそうです)
・労働者、国民の英語力が高く、親日で気候が安定しており、自然災害も少ないため投資環境がある。
・1人当たりGDPはASEANの中でシンガポール、ブルネイに次いで高い。
・マレーシアの平均年齢は29.6歳
・2022年に最賃25%UP
など、アジアの中でも非常に国として力があり若い労働力と英語力を武器に、
半導体を中心とした外資系企業(日系だとパナソニック、デンソー、伊勢丹といった有名企業)が
どんどん進出してきており、景気が良い国という印象でした。
しかも給与は日本並みに高いが物価が安いため、特に都市部の労働者は生活水準も高い事が予測されました。
一方で、
日本の製造業と同じく人材不足が深刻かつマレーシアの人口3300万人中600万人しか働かず(=就労意欲が高くない)、
従業員の質や定着率が課題となっています。
よって、外国人労働者への依存が大きい国でもありますが、逆にいうと開かれた国でもあるという事が学べました。
また、質疑応答の時間では陽気な一面しか知らなかったメンバーの仕事モードに変身した応対にも、
皆で驚きました。笑
その後ランチへ。「みみず麺」という、うどんの短い麵(親指くらいの長さ)を皆で食べました。
正直ネーミングが微妙ですが、味はとても美味しかったです。笑
そして午後は、ペトロナス・ツインタワーに到着。
1998年の完成から5年間は世界一高いビルとして君臨していました。(452メートル)
そして、日本の企業が1棟、韓国の企業が1棟を建設しているのですが、
実は片方の棟が肉眼では分からないほど僅かに傾いているという都市伝説が。。。
ツインタワーはマレーシアの国立石油会社であるペトロナスの自社ビルだそうです。凄いですね。。。
早速展望台に上って、思い思いのポーズでパシャリ♪
クアラルンプールを一望できる、まさに観光名所でした。日本人観光客も散見されます。
その後、ツインタワーで初めてのまともな買い物を皆で楽しみます。
各自、通貨の「リンギット」でお買い上げ♪
置き物、服、お土産のチョコなどをそれぞれ購入しましたが、ここで引率の坂本さんからBIGプレゼント。
(12月組の写真を見ていて実は羨ましいなと思っていましたので笑)
その後近くのショッピングモールで食料品等のお土産タイムを挟んで、、
車で夕食へGO♪
屋根全体が豪快な可動式になっている、オープンテラスの中華レストランで、舌鼓を打ちました。
ただすぐ雨が降ってきて、正味2分程度で閉まってしまいましたが、、、笑
まだ2日目ですが、基本的にマレーシアで出てくるご飯はどれも美味しいなーという印象です。
前日に続きメンバーの1人が、現地の黒い焼きそばに「これエグイわー」と大ハマり。笑
その後のご飯時のネタには困りませんでした。笑
食後は、お揃いのTシャツを着て、夜に燦然と輝くツインタワーを見に行きました。
双対をなすタワー全体が銀色に輝いていて、とてもロマンがある綺麗な光景を目の当たりに。。。
そして、夜のクアラルンプールをブラブラ眺めながら歩いてホテルへ。
朝から晩までメンバーとコミュニケーションを取る中で、ここに書ききれない程の出来事や笑顔が沢山あり、
ジョホールバルの歓喜ならぬ「クアラルンプールの喜劇」ともいうべき、
濃すぎる非日常を実感した2日目となりました。
ウィシュランツアーに参加した感想
仕事柄、ファクトリーアウトソーシング事業部では東南アジアの外国人社員が多く在籍しており関わる事が多いので、
東南アジアにはいつか絶対に行ってみたいと思っていました。
実際に行ってみて感じたことは、マレーシアの多民族(マレー系・インド系・中華系)国家から感じる
とてつもないパワー、シンガポールの華やかさとエネルギーを全身で感じました。
そして「世界は開かれている」ということを知りました。
日本が閉じている訳ではないものの、比較すると圧倒的に様々な人種や国籍の方たちがボーダレスに、
そして自由に働いて、暮らしていました。
現地で食べたグルメはどれも日本人が好きな味でしたし、ホテルも1日目~3日目まで同じにして頂いたり、
出入国や現地の移動についても考慮してくださり非常にスムーズだったため、
いつも私たちに寄り添って頂いたガイドツアーの木藤さん、
準備して頂いた事務局の戸城さんには本当に感謝しかありません。
そんな旅の感想を一言でいうと「本当に参加出来て良かった。最高の体験が出来た。」に尽きます。
実は個人的には坂本さん以外は初めましてのメンバーの中で、どうなる事かと一抹の不安も最初はありました。
ところが全く無問題で、全員人柄が素敵すぎて、個性のバランスも絶妙な感じで、
毎日目まぐるしい程の非日常体験をさせてもらう中で得られた新しい仲間との友情や絆は、
何にも代えがたい財産になったと感じています。
ウィシュランツアーに参加する前後でのご自身の変化
私は営業推進部の本社営業というポジション柄、チームより個で仕事をする事が多いこともあり、
自己完結する事が多かったように思いますが、全体的に思考が外向きになり周囲へのアウトプットも
以前より活発化していると思います。
また、ビジネスで見た時の視点が国内で完結していたものが世界に向けて少し広がったようにも思います。
特に、訪問時に現地の方々に迎えて頂き商談をして感じた事としては、
世界でビジネスをする上で絶対的に「英語」の重要性を感じました。
コミュニケーションを取らないと仕事は出来ませんが、その手段が英語なので当たり前ですよね。
そして、ファクトリーアウトソーシング事業部でいうとベトナム、ネパール、フィリピンを中心とした
多くの外国人社員がいますが、改めて尊敬の念が沸いてきました。
私たち日本人の感覚で「日本語が通じて当たり前」ではなく、
外国人メンバー1人1人が本当に努力して日本語を学んでくれて、
自分たち日本人メンバーに合わせて一緒に働いてくれている、という事がよく分かりました。
これまで以上に感謝の気持ちと多くを学ぶ気持ちで、共に働きたいと思っています。
ウィシュランツアーでの一番の学びや気づきそして今後の目標
まず自分自身の内面で得られた気づきでいうと、1つは先ほども記述したように「英語の重要性」です。
海外でビジネスをする上では顧客が現地の方なので当然必要ですが、
国内においてもグローバルに通用する人材になるには簡単な英会話程度は必須だろうと思います。
日本は諸外国から比較すると、母国語(=日本語)に囲まれすぎている環境という事がよく分かりました。
もう1つは、関係値が全くないところから仲間とコミュニケーションを取りながら
チームビルディングが醸成されていく感覚を実感出来たことです。
これは仕事でもプライベートでも、人生を豊かにするために十分に活かしていける体験の1つでした。
どこに向かうかよりまず「誰と船に乗るか」が重要だと昔教えられましたが本当にそうであり、
このファミリーなら個別で社内プロジェクトも立ち上げられそうだね、なんて話もしていました。
また、対外的なところでいうと、マレーシアも非常に景況感がよく、
ベトナムやインドネシアなどの近隣諸国から多くの外国人労働者が流入しており、
シンガポールもまだ建国50年ほどですが、例えば政府が1人1戸の住居を与えるなど、
国としての支援体制が充実しているからこそ、諸外国からの雇用が増えて経済が潤い、
世界から「選ばれている国」だと実感しました。
これらを複合して最も得られた学びは、「実体験に勝るものはない」ということ。
まずは何事もチャレンジして体験して経験値を積んでみる、未知なる環境だったとしても身を投じる事で、
必ずそこに学びや収穫はあるし、得られるものは計り知れない事を体験出来た事は幸運でした。
報酬旅行だからという事ではなく、置かれた環境で仲間と日々チャレンジをする中で「当事者」となる事によって
充実感を得られ、まさにウェルビーイングに直結するのだと思います。
今後の目標としては、まずは40代のうちに世界に通用出来るグローバル人材になること。
こんな私でも英語が全くレベル0のところから海外で5日間過ごした事で、
単語を並べて本当に簡単な自己紹介が出来た事は自信になりました。笑
今後も個人的に勉強や体験を積んで少しずつでも語学を習得していきたいです。
また、この素晴らしいウィシュランツアーにファクトリーアウトソーシング事業部の仲間にも
1人でも多く体感して感動してもらいたいので、業績達成はもちろん圧倒的にメンバーが活躍、成長出来るような機会を
多く創り出していく事が当面の目標でもあります。
そして、ファクトリーアウトソーシング事業部の市場でいうともっともっとアジア、世界の人材を必要としています。
具体的には特定技能や実習生の海外採用力を上げていかないといけませんので、
その為にも日本がより魅力的になって世界の国や人々から選ばれるように、
そして外国人&日本人社員のチームでまずは製造業界を中心としたクライアントやスタッフさんの
成長の一助となれるよう、目の前の人や企業の支援、課題解決をしていきたいと思います。