海外ウィシュランツアー(12月組) ~1日目~
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お疲れ様です。ファクトリーアウトソーシング事業部 東日本営業部の八木です。
12月実施したウィシュランツアーの報告をさせていただきます。
今回僕らはマレーシア・シンガポールに訪問してきました。
メンバーは7人+引率武田さんと合計8人。僕ら7人は2年前のウィルスター獲得組です。
自分たちも周りもすっかりそのこと忘れてましたが、過去の栄冠を2年振りに味わうことができ
コロナでの2年間のおあずけも、無駄ではなかったですね。(笑)
ツアー1日目
さて1日目ですが、まずはスタートから想定外の出来事から始まります。
0時半頃の飛行機でしたが、全員の顔合わせ食事もかねて21時半羽田集合でしたが
まさかの飲食店が21時閉店。コンビニ、免税店も全てしまっており
自動販売機でパンとおやつを買って、待合室で2時間も談話する所からスタートします。
そんなこんなで出発し、朝8時にマレーシア首都クアラルンプールに到着。(時差は1時間ぐらいです。)
飛行機の乗り継ぎ1時間ほどかけてランカウイ島へ向かいました。
日本で言うと沖縄?淡路島?って感じです(笑)
そしてそこでも想定外の出来事が。
ツアー中の投稿にも記載しましたが、八木のスーツケースだけ
いくら待てども、全然見当たりません。まさかのロストバゲージです(笑)
日本からのメンバーは八木だけですが、その他20人ぐらいが届いていなかったので
そのうち届くだろうと結構気持ちの余裕はありましたが、
日本の冬から夏のマレーシアへの移動、午後からは海でクルージング&フィッシングと
短パン・T-シャツ、サンダルは必須。
ジーパン・セターではウィシュランツアーがダイエットツアーになってしまう
心配だけがありました(笑)
その後ホテルでT-シャツの購入、ガイドの木藤さんから短パンを借りて
なんとか八木も無事クルージング&フィッシングの準備が整い、いざマレーシアの海へ。
ホテルから車で30分、ランカウイの街並み、海沿いの景色を眺め
港につきそこで待ってたのは豪華クルーザーではなく、
日本の小さな漁船ほどの船が2台準備されており、2組に分かれて
いざクルージング&フィッシングへGO。
海と言っても、小さな島に囲われた川、河口になっており、沖縄のマングローブと同じです。
なので波の揺れはほとんどありませんが、なんせそこは小さな漁船。
スピードを出せば、上下に船は大きく揺れます。それでも誰も酔うことなく
自然に囲まれた岩場、小さな島々、海を眺めながらのんびりとトローリングスタート。
そこでも想定外3つ目の出来事が。
南国名物のスコールです。雲もどんより出てましたのである程度
予測してましたが、雷の伴う大雨です。
いくら夏場の気温でも海の上で大雨に降られたら、とても釣りどころではありません。
釣果もなんとか坊主は避けられたので、予定を少し早めホテルに戻りました。
1日目のディナーはホテル近隣の現地レストランで、現地料理(ベトナム料理、中華系料理に近い感じ)や
釣った魚を食べながら(今井君ご馳走様、八木の小魚はどこに行ったか不明)現地ビールで乾杯し
2時間ほど全員でワイワイしながら盛り上がりました。
その後初日という事もあり、全員少し早めにホテルに戻り休みを取ることに。
そして部屋に戻って30分ほどすると、突然電話がなり受話器を出ると英語で男性の声。
もちろんヒアリング、理解などできず、
NOイングリッシュと言って電話を切り、就寝準備をしてると次は突然部屋のチャイムがなりました。
誰か飲みの誘いに来たかのと思いドアを開けるとそこには、八木のスーツケースを持ったホテルマンが。
夜中0時、最後の想定外です(笑)
食事後もホテルに届いてなかったので、半ば諦めてたスーツケースが
1日振りの八木の手元に戻ってきて想定外続きの1日目でしたが、なんとか無事終えることができました。
ウィシュランツアーに参加した感想
初体験が多く非常に充実した1週間でした。
食事も美味しい、想像以上に街もトイレもきれい。
そして何より、人が暖かい、笑顔が素敵、感謝の言葉が溢れてる。
ありがとうも、thank youも文字数でそこまで大差ないのに
エレベーターでボタンを押してるだけ、レストランで食事が届くだけで
まったく赤の他人ばかりなのに、Thank youの言葉があちこちで聞こえます。
非常にWell-beingが上がる1週間でした。
ウィシュランツアーに参加する前後でのご自身の変化
43歳にして初の海外、非常に色んな経験、体験をさせて頂きましたが
過去の自分の思いとは別に、また海外に行きたくなる感じを自分でも思ってしまったことです。
どこかで、海外未経験の強がりもあり、日本が何でも一番。海外なんて行かなくていい。
と思ってた過去の自分と180度変わり、またすぐにも海外に行きたくなったことです。
その理由は上記で挙げた内容もそうですが、日本にはない景色や建物、そして
なんでも全体的にもスケールの違いも理由の一つです。
ウィシュランツアーでの一番の学びや気づきそして今後の目標
普段ファクトリーアウトソーシング事業部での営業でインバウンド、海外からの実習生、特定技能受け入れ提案をする中で
そのうち日本は選ばれなくなる、日本に稼ぎにくる東南アジアの子はいなくなりますよ。
と少し先の感じで話しをするのですが、それは少し先に未来ではなく、すでに起こってることと実感した事です。
マレーシアはシンガポールの影響もあり東南アジアでも豊かな国です。
なので、近隣のインドネシア、ラオス、ベトナムから沢山の労働者が稼ぎにきてます。
日本でも10月最低賃金の上昇は毎年行われますが、マレーシアは今年125%の最低賃金が上昇されました。
自国からも近い、英語も母国語で通じる、気温も暖かい、地震もない。食べ物も自国の国と近い
く費用も安い。そして給与も毎年大幅に最賃が上昇し続けお金も稼げる。
これでは日本に来なくなるのは当然です。マレーシア自体もまだまだ発展を目指してるので
人手は不足中。そしてマレーシアの近隣国はビザの習得も比較的し易く容易にこれる制度です。
日本も実習生制度などの見直しも検討されてますが、制度だけでなく受け入れ側の企業が
最低賃金でもくる、日本に来たら日本語で話すのが当たり前、少しぐらい厳しい言葉を言っても大丈夫。
感謝の言葉を言わなくても大丈夫などの姿勢が少しでもあれば
本当に誰も日本に働きくる海外の若手人材はいなくなります。
その為にも僕らがそんな企業と一緒に、ただ単なる人材不足を埋めるだけではなく
働きたい環境を一緒に作ることが今後の目標です。
もちろんこっち側からもどんどん海外、東南アジアで日本人が働くことも重要です。
少しでも日本を選んでもらえる、日本の製造現場で働きたいと思ってもらえる環境作りを
メンバーと目指してきます。
改めてですが、この度は貴重な経験をさせて頂き本当にありがとうございました。