2022.12.02

【ウィルカラ】Vol.24 その会議、一方的になってない? 「朝礼ルーレット」始めてみました

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ウィルカラ(ウィルグループのcolorful career) ウィルグループの女性社員のキャリアと働き方を応援するプロジェクトです!
  • お疲れ様です。
    SA営業推進部 上谷です!

    ウィルカラ第24弾はコチラ☺
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    「組織のオンラインコミュニケーションについて」
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    拠点によって出社の頻度には差があるかと思いますが
    オンラインとオフラインが共存している今、
    ZoomやTeamsなどのツールを活用した会議や商談が当たり前になってきましたよね。

    しかしその一方で、オンラインに偏った生活や仕事に疲弊の声も出てきています。
    少し立ち止まり、ご自身のコミュニケーションの質やあり方について見直してみませんか?

    今回は、皆さんのチームに合ったコミュニケーションを考える
    ”きっかけ”を、お届けできればと思います。

”オフ”ラインコミュニケーション と
”オン”ラインコミュニケーション

まず、皆さんが日々とっているコミュニケーションを分類してみましょう!

 

◆オフラインコミュニケーション

対面し空間を共有して行われるやり取り

 

メリット

・表情や声を通して、相手の気持ちやモチベーションを把握しやすい

すぐに情報共有ができ、緊急のトラブル対応時にも有利

人間関係構築がしやすい

 

デメリット

・予定していないコミュニケーションが増え、想像以上に時間を要する場合がある

移動や時間のコストがかかる

 

◆オンラインコミュニケーション

主に以下3種類の手法を通して行われるやり取り

 

テキストトラブル防止と効果的(エビデンスが残るため)、手軽で取り入れやすくお互いの仕事を中断しない

ボイス :リアルタイムでコミュニケーションが取れる、緊急性がある際に効果的

ビデオ :文面や音声では感じ取れない内容を即時に理解できる、複数人でも取り入れやすい

 

メリット

・時間や場所を選ばないためコスト削減ができる

・情報共有に適しているため、業務の生産性が向上する

 

デメリット

・微妙なニュアンスが伝わりづらく、意思疎通が上手くいかない場合がある

・テンポが取りづらい

・自身を表現しづらい

コロナウイルス流行後、商談や社内会議のオンライン化がさらに加速しており

今後も2種類のコミュニケーションを共存させていく必要があります。

今回はオンラインに着目し、コミュニケーションの在り方を皆さんと見直していければと思います!

「オンラインコミュニケーション」は、どうしたらうまくいく?

では、オンラインコミュニケーションをもっと充実したものにするには

どうしたら良いのでしょうか?

 

一般的に挙げられる対策には、

・雑談を増やしパーソナルな部分の理解を深める

・あらかじめアジェンダを決め、情報量の質と量の調整を行う

・スムーズな進行と議論の深堀や総括を行うためのファシリテーションスキル強化

といった内容がありますよね。

 

大阪産業大学の研究(※)によると、非対面のコミュニケーションは

入社年数・役職・年齢などを含む ヒエラルキーを意識する傾向があり、

「議論」や「会話」ではなく情報の「伝達」になってしまう可能性があるんだそうです。

(※対面と非対面のコミュニケーションのプロセスの違いについて

 

そして、その解決策として有効なのが、

「議論を自身から持ち掛けること」によって、ヒエラルキーの意識が薄れるようです✨

 

この研究結果と一般的に挙げられている解決策を鑑みて、

議論や話題を自ら持ち掛ける数を増やす ≒ 「ファシリテーションの機会を増やすこと

が解決策の一つになり得るのではないかという仮説を立て、ある取り組みを行ってみました🎉

 

  • この解決策が効果的なのか試すべく、
    私が所属する部署で検証してみました!

SA事業部 営業推進部、毎日の「朝礼」を変えました。

今回は、カルビー株式会社の「オフィスダーツ(※)」という取り組みを参考に、

朝礼のファシリテーターを選ぶ際に「朝礼ルーレット」を導入しました!

(※参考:毎日ダーツで席が変わる カルビーのオフィスに潜入!

 

これまでの朝礼は、ファシリテーターは「LDR」、

内容は「メンバーの1日の活動予定と報連相」を行っていました。

私たちのチームは分業制で、日中はメンバー全員が集まる機会があまりなく、

朝礼は絶好のコミュニケーション機会なのですが、業務報告しかできていないのは少し寂しいですよね><

 

そこで、今回導入した「朝礼ルーレット」では、ルールを2つ定めました。

・ルーレットで当たった人がファシリテーション

・アウトプットを1つ行ってから朝礼に入る

 

導入して1ヶ月、、

メンバーが何を感じたのかヒアリングしたところ・・・

  • ・メンバーのパーソナルな部分(趣味や好きなもの等)を知ることができたのが新鮮
    ・自分が当たった時に何を話そうか?と考えながら臨むのでインプットが増えた!

  • ・大人数で発言することに苦手意識があったが、少し慣れた気がする
    ・もともと雑談のようなコミュニケーションが少なかったので有意義
  • ・メンバーみんなと話す機会が増え、15分が有意義になりました。
  • ・マンネリしていた朝礼から解放されました。
    ・テーマを決めないとグダついてしまうので工夫していきたい!
  • ・参加者意識が醸成とアイスブレイクの練習になる!

と、こんなに嬉しい意見を聞くことができました・・・!

 

そして同時に、これまでの朝礼がかなり

一方的なコミュニケーションになっていたことに気付きました

比較的フランクに話せると認識していた朝礼が、ここまで凝り固まっているならば

きっと日々の会議や面談は、さらに一方的になっているんだろうとも・・・

 

ぜひ皆さんの部署やチームでも、オンラインコミュニケーションの在り方を見直し

お互いの意見を認め合える柔軟な組織構築のヒントにしていただければなと思います。

そして、みなさんのチームで取り入れている「コミュニケーションを活性化させる取り組み」があれば、

ぜひTeamsのコメント欄などで共有してもらえると嬉しいです😊

次回予告!!
キャリアイメージが持てない・・・そんなあなたへ👠

次回のウィルカラは、、

キャリアの描き方」について、ご紹介します🎉

 

・自分は何に興味があるんだろう?

・これから何がしたいんだろう?

・将来どんな人になりたいだろう?

 

これからのキャリアに不安を感じている方や

なんとなくイメージできているけど、まだ明確でない方、

すでにバッチリ明確さ!という方もぜひ!!

 

来年度の目標を立てる前に、是非見ていただきたい

記事となっております!👀✨

 

次回のウィルカラも見てくださいね😊



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